COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
新しい運転
Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
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旧型の120iにはけっこう長く乗った。
最新の320dに乗り換えてみて、その間の技術の進歩がそれなりにあることを実感した。
それらのいくつかは、こちらの運転方法にまで影響を与えるものである。
まずブレーキのオート・ホールド。
ご存知の方も多いと思うが、車を停止させると電動パーキングブレーキが働き、発進すると解除されるというものだ。
要はかつてのハンドブレーキに相当する停止機能が、車を停めるたびに自動的にかかり、アクセルを少しでも踏むと外れる機能である。
ずっとブレーキを踏んでいなくても、クリープ走行で車が動き出すことは無い。
これは嫌がる人もいるそうで、便利だからと積極的に使う人と、従来の操作方法を崩さない人とに別れるという。
せっかく付いている機能なら、それなりのメリットがあるのだろうと、僕はなるべく使ってみるタイプだ。
ブレーキから足を離し、信号が変わるまでの間休ませているが、どこに足を置いていいか分からず少し戸惑う。
まだ上手く使いこなせているとは言えず、無意識のうちにブレーキを踏んでいる事も多い。
ただ車を駐車場などに停める際もサイドブレーキレバー(はそもそも付いていないが)を引っ張ったり、電動パーキングブレーキのスイッチをオンにすることがなくなった。
そこから走り出す際もブレーキを解除する必要が無く、ただDレンジに入れてアクセルを踏めば走り出す。
パーキングブレーキという概念が無くなったと言っていいだろう。
今のところ困るのは微妙なクリープ走行が必要な時だ。
例えばT字路を左右に注意しながら曲がろうとする時など、車の動きが止まるたびにブレーキがかかってしまい、ゆるゆるとした動きが出来ずギクシャクする。
そのたびにこの機能を切るのももどかしく、僕の場合は左足ブレーキなどでカバーしている。
もうひとつはヘッドライトである。
欧米ではDRL(デイタイム・ランニング・ライト)といって、昼間も専用のスモールランプを点灯することが義務化されている。
それが日本でも解禁されたために、最近の輸入車はライトを点けっ放しで走る車を多く見るようになった。
以前からヘッドライトを明るさに合わせて自動でオンオフする機能は付いていた。
しかし今回の車は昼間でも常時点灯が標準で、それを解除することが出来ないようだ。
納車の時も、ライトが点きっ放しになるのは故障じゃありませんから、と説明を受けた(笑)
当然周囲の明るさに合わせてコントロールしており、日が暮れたりトンネルに入ったりすれば、自動的にメインのライトが点灯する。
今は目つきの悪いデザインの車が多いが、DRLはそのヘッドライトの一部として組み込まれている。
点灯するとつり目が強調されて、周囲に威圧感を与えることを意識してデザインされているように見える。
そのため他の車を寄せ付けない効果はあるようだ(笑)
結局ヘッドライトに関しても、明るさに合わせて勝手に点灯するので、自分でオンオフすることが無くなった。
つまり運転操作からヘッドライトという概念が無くなったのである。
車の進化に合わせて、こちらの運転も少しずつ変化していくことになる。
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