瞬停


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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珍しく瞬停があった。
一瞬だけ電気の供給がストップする停電のことである。
正式には瞬時電圧低下と呼ぶらしい。

通常ほんの一瞬電灯が暗くなったような気がするだけで、自分の瞬きと見分けがつかない事も多い。
あれっ今の瞬停だったのかな・・と辺りを見回す。
多くの場合、電化製品などもそのまま何事も無かったかのように動き続ける。

しかし今回はわずかに長めの瞬停だったようで、いくつかの機械が影響を受けた。
見ていたテレビがいきなりドンと落ちて、室内のLED電球が一回切れて暗くなったのが分かった。
たまたまパソコンは動かしていなかったが、モデムが落ちたために、再度立ち上がるまでネットに絡んだ機器は動作がおかしくなった。
スマホのWiFi接続も上手くいかなくなり、エラー表示が消えなかったため一度立ち上げ直した。

僕の住む地域では、長年住んでいるが、およそ停電というものが無い。
電気は常に安定して供給されてきた。
今まで瞬停もほとんど無かったのだが、今回ははっきりとそれと分かる落ち方だったので驚いた。

電力会社側で何らかの理由で供給ラインを切り替えたり、天候の影響で電柱などの接点がバチバチと接触不良を起こしたりという原因が考えられる。
電力会社のサイトを見たら、停電の発生情報が公開されていて、時間や地域で検索できるようになっている。
早速調べたが、その時間帯に瞬時電圧低下が発生したという記録がちゃんと残っており、あちら側の問題であると分かり安心した。

それにしても、停電ってこんなに年中あちこちで起きているのか・・とそのサイトのデータを見て驚いた。
原因は機材の切り替えや悪天候などもあるが、車がぶつかって電柱を倒したり、工事で送電線を切断したりといったアクシデントもあるようだ。
また原因が不明で調査中というのも多い。

デスクトップのパソコンでデータを作成中に瞬停があると大変な被害を被る。
昔SEをやっていた頃には、徹夜でプログラムを組んでいたら明け方に瞬停があってデータがすべて吹っ飛んだ・・という悲劇がよく語られた(笑)
会社のパソコンにはバックアップ用のUPS電源を入れているのだが、意外にバッテリーの交換が頻繁でコストがかかる。
自宅用にも入れたいところだがちょっと難しいかな・・・
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