スーツケース


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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出張で飛行機を利用して数日出かける時、スーツケースに衣服などをつめて持っていく。
仕事に使う背広の上下もこの中に入れる。
大きなスーツケースであれば、文字通りスーツを二つ折り程度で入れることができるのだろう。
しかし機内持込みサイズとなるとけっこう辛い。

そのためにスーツを小さく折りたたむグッズが売られている。
板状のプラスチック製の芯にスーツを当てて折りたたむのだ。
数年前に買って以来ずっと使っているが、もうボロボロになっている。
考えてみれば年4、5回程度しか使っていないのだが、案外もたない物のようだ。

背広は裏返して専用の板に当てて、センターから縦に半分に折った後、再度横にも半分に折る。
これでほぼ四分の一のサイズになる。
ズボンはやはり専用の平たい板に当てて何度か折りたたむ。
これが皺の入りにくいたたみ方・・ということのようだ。
それで付属のケースに入れるとかなり小さくなり、そのままスーツケースに楽に入る。

便利ではあるが、折りたたむのにちょっとコツがいるので、落ち着いて作業しないと上手くいかない。
また現地に到着して出してみると、やはり少し皺が入っていることが多い。
トランクの中でギューッと挟まれてプレスされてしまうので条件はかなり厳しい。
なるべく皺が入らないように、出発の直前に折りたたみ、現地でもすぐにトランクから出すようにしている。

冬は服の生地が厚いので、折りたたむと結構な厚みになり、ケースに入れると膨らんでパンパンになる。
それでも無理に押し込むので、余計に早くグッズが痛んでしまうのだろう。
機能面では今一つ完璧とは言えないのだが、もともと無茶なことをしようとしているのだから仕方が無い。

折りたたみグッズが痛んできたので、先日新しいものを買った。
調べてみると何種類か出ているので、今回は違うタイプのものにしてみた。
付属の専用ハンガーに背広をかけ、ハンガーの両端の蝶番で肩の部分を内側に折り曲げるようになっている。
それで幅を狭めてケースに入れるのだが、当然そこに皺が寄ると製品レビューに書かれている。
まあそれぞれ一長一短で完璧なものは無いようだ。

背広のサイズを測ってみたら、自然な状態で幅が50センチくらいであった。
機内持ち込み可能なスーツケースのサイズは高さがMAXで55センチなので、上手く設計すればスーツを横にして入れられるものも作れるかも・・・
折り曲げ部分に皺が入らないように、そこに丸い芯を挟み込み、その中にネクタイが入るようにする・・などと、いろいろアイディアを思いつく。
まあ商品化されていないということは、恐らくそう簡単にはいかないのだろうが・・・
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