お酒


Z7 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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今年最後の出勤日という事で、皆で掃除をして午前中で終わりにした。
最後に仕入先からいただいたお歳暮などを皆に配った。
主にお菓子や飲み物などだ。

以前はお歳暮がたくさん集まったので、くじ引きにして箱ごと各人に分けたりした。
しかし今は大量にいただく時代ではないので、箱をばらして中身を適当に分ける。
その際、誰にどのようなものを渡すか一応考慮する。
例えば家族に子供がいる家なら、当人が食べなくても、甘いものを喜ぶだろう・・などと考えるのだ。

お歳暮の中には缶ビールなどのアルコール類も多く含まれる。
当然お酒が好きな人に回そう・・と考える。
ベテラン組の社員には飲兵衛も多い。

たまたま事務所に入ってきた若手の社員にビールを飲むか聞いた。
ところがそれほど嬉しそうな顔をしない。
むしろジュースの方がいいという。

お酒を飲まない人にお酒をあげても仕方がないので、先に各人に飲むかどうか聞いて回ることになった。
その結果、驚くべきことが分かった。
数人いる若手が、全員お酒は飲まないと答えたのだ。

古くからいる職人系の人たちは、ほとんど全員お酒は好きだ。
まあ医者から止められている人は別として・・・
それに対し若手は、まったく飲まないわけではないが、あまり好きでは無いという。
皆が見事に同じ返事だったので、今の人の一般的な傾向なのであろう。

よく最近の若い人は、飲み会に行くのを嫌がると聞く。
てっきり人付き合いに個人の時間を取られるのが嫌なのかと思っていた。
もちろんそれもあるのだろうが、実はそもそもお酒をそれ程飲まないのではないか?

仕事の疲れやストレスを毎日の晩酌で解消・・という時代ではないのだろう。
まあ僕もほとんど飲まないので分からなくもない。
しかし若手の多くがそうだとしたら、お酒の業界も将来は大変なんじゃなかろうか・・・
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