代車


D3 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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混乱させて申し訳ないが、これは注文した車とは別の話。
現在120iを修理に出している。

先日120iの窓が内側から凍った話を書いた(2019年11月30日の日記)が、調べたら室内に水が侵入していた。
運転席の足元だけなのだが、けっこう大量に入っており、マットの下がビショビショになっていた。
それが蒸発して室内が湿っぽくなり、窓の内側に霜がついたのだ。

水が浸入した原因が特定できていないが、どこかのパーツが外れて雨水が流れ込んだらしい。
修理と室内洗浄をすることになり、車はディーラーに預けた。
延長保証に入っているので修理代はかからないらしい。

その間の代車としてTさんが持ってきた車がM240iである。
代車は2ドアでもいいですか?と聞かれたので何かと思ったら・・・
何と340馬力の直6を積んだ後輪駆動のクーペである。
まったくあの人らしい(笑)

これに数日間乗っている。
300馬力オーバーとはいえ、しっかり躾けてあり、普段に問題なく使える。
ゆっくり走る分には普通の車とあまり変わらない。
乗り心地もそう悪くはない・・というか、けっこういい(笑)
しかしさすがにアクセルを不用意に踏み込むのは危険だ。

少し強めに踏むと、お尻を左右に振りながら発進する。
そこから先は、この世についてこられる者はいないだろう・・というレベルの加速である。
サイドの景色がぶれて二重に見え、ワープしたかのような世界に入る。

一般道ではパフォーマンスを試せなくて、会社の帰りに少し高速道路を走ってみた。
何度か床まで踏み込んでみたが、やはり尋常でないパワーである。
気を付けないと、その速度域でも後輪を振りながら加速を始める。
仮に・・国産車ならリミッターの働く速度からでも、アクセルを踏めば即座にシフトダウンして、シートに体が沈み込むような加速が始まる・・・だろう(笑)

いやー、楽しかった。
アドリナリンが出て眠くならない(笑)

万が一の時に素早くハンドルが切れるよう、シートをかなり立てて運転している。
GT-Rの時にこういうのは慣れているので、けっこうドライブを楽しんではいる。
後輪の滑り具合を常に感じ取り、車をなだめながら走らなければならない。

面白いことは確かなのだが、ずっとこれでは疲れてしまう。
やはり自分の年齢と、さらには時代を考え合わせると、この車を持つことは現実的ではないなと感じた。
僕の腕ではせいぜい200馬力くらいまでで、ここまでパワーがある車は逆に負担になる。
数日間運転して楽しむくらいがちょうど良さそうだ。

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