ブース


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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ドイツの展示会での話。
これは日本の展示会でも感じるのだが、中国などアジア系の会社のブースは、恐らく意図的に展示会場の一箇所に集められている。
前回の展示会の時も書いたと思うのだが、それをされると、その一角がチャイナタウンのようになってしまう。

大抵そこの社員は暇を持て余して、自分のブースでだらしなく座っている。
中には机に顔を伏せて寝ている者までいる。
あるいはぺちゃくちゃとおしゃべりをしているか・・・

空気が淀んでいて、まるでアヘン窟のように見えてイメージが悪い。
華やかな欧米の会社のエリアと対照的である。
そうなることまで計算づくで、運営側が場所の振り分けをしているように見える。

確かに彼らの扱う製品はコピー品が多く、新しい提案はほとんど見られない。
欧米の製品に似たものが、ウチなら半額で買えまっせ・・という発想から出られないのだ。
自分たちでオリジナルを作る気は最初から無く、人の作ったものをコピーして安売りすることしか考えていないかのようだ。

同じ性能で安いのだからうちの製品を買わないやつは馬鹿だ、という言い方をする。
ところが仮に買ってすぐに壊れると、今度は安いのだから当然だろう、という態度をとる。
それを繰り返してきたので、信用を失っているのだ。

当然こちらとしては、そういうブースには見る価値がほとんど感じられない。
会場を回れる時間は限られているので、無駄な訪問は出来るだけ避けたい。
その結果、東洋人の立つブースを見たら最初から近付かない、ということになる。

で、人が来ないから彼らもさらにやる気が無くなる・・という悪循環になる。
まあ自分も東洋人であることは棚に上げているのであるが・・・
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