賭け


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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会社で使っている古い機械のパーツを海外オークションでみつけた。
20年以上前の機械で、もうメーカーの保障は切れており、特に電子系のパーツの供給は断られていた。
いつ壊れるか分からないので、社員から予備のパーツをどこかで探して欲しいと言われていた。

以前も一度書いたが(2016年6月2日の日記)会社の機械のパーツを海外オークションで購入し、上手くいったことがある。
その時は小さい安価な部品であったが、今回は数十万円する高価なサーボアンプである。
eBayを調べたところ、同じメーカーのアンプが数台出ており、その内のひとつはウチの会社のものと同じ製品のようであった。

当然中古であるが、一応完動品だという。
サイトにアップされている写真を拡大して、本体に貼ってあるシールを見て分かったのだが、どうやらウチの古い機械と同じ機械に使われていたものらしい。
上手くすればまったく同じものである。
恐らく古くなった機械本体を廃棄する際に、使えるパーツだけ取り外して売却しようということなのだろう。

これは買わない手は無い。
しかも2台出ているので、この際2台とも買おうということになった。
価格は20万円近くかかり、確かに届いてみたら使えなかったでは痛いが、逆にこれのお陰で古い機械が何年か延命できるかもしれない。

いざ入札しようとしたら、会社のカードをPaypalに登録していないことに気付いた。
カード番号を登録してもすぐには使えない。
登録するとカード会社に200円の請求があり、請求書に表示される4桁のコードを画面から入力して、初めてカードが有効になる。
もちろん1ヵ月後に請求書が届くのを待ってはいられないので、カード会社に電話してコードを教えてもらった。

そうしているうちにも、オークションのアイテムが落札されてしまわないかと気が気ではない(笑)
本当は正式に法人登録して取引するべきなのだろうが、それでは間に合わなくなる可能性が高い。
今回は僕の個人的なアカウントで落札することにした。

結局落札して会社のカードでお金を支払ったのだが、購入先は例によって中国である。
果たして荷物はちゃんと届くのだろうか。
金額も大きいし、そのアンプが使えるかどうかも分からないし、これはもう賭けである。
まだ支払ったところであるが、いろいろ不安を抱えながらの取引となっている。
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