COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
クラウド
D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
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会社のパソコンに繋がっている古いHDDが、突然読めなくなった。
しまったと思ったが、一応重要と思われるデータだけ、別のHDDにバックアップを取ってあった。
とりあえずは、そちらの中に欲しかったファイルをみつけてほっとした。
ただ失ったデータもかなりある。
後になってそれらが必要になることもあるので、これで完全にトラブルを回避できたとは言えない。
いずれにしても、バックアップ用のHDDを次から次へと増やしていく方式には、そろそろ限界を感じている。
パソコンの下の棚には、四角いHDDのケースが何台も並んでいる。
すでに死んでいるのに、いつか復元できる可能性も考えて、未練がましく取ってあるものもある。
そろそろストレージ用にクラウドサービスの利用を考えたほうがいいと思った。
毎月料金を払ってでも、会社の重要なデータはどこか安心できる場所で保管すべきである。
予備のHDDを次々に買い増すことを考えると、運用コストは大きくは変わらないはずだ。
そもそも同じ部屋の中にあるHDDにバックアップデータを保存するのでは、あまり意味があるとは思えない。
洪水や雷、地震といった天災の被害を受けた場合、パソコンと一緒にバックアップもお釈迦になってしまう可能性が高い。
やはり離れた別の場所に保存して、さらには管理している会社が定期的にバックアップを取り、最低限そこまで戻せる保証をしてくれることが重要である。
色々な人に聞いてみたが、会社の重要データのバックアップや共有化に、既にクラウドサ-ビス利用している人は意外に多かった。
皆が口を揃えて言うのは、信頼のおける会社が運用するクラウドサービスであるかどうかだ。
ある日突然会社自体が無くなってしまい、データが消失するリスクを恐れているのだ。
セキュリティに関しても、本当に大丈夫なのかという不安がある。
その結果、クラウドサービス会社を選ぶには、価格よりも信頼性重視になる。
どうしても名の通った大手の提供するサービスから選ぶことになってしまう。
クラウドという方式そのものに不信感を持つ人も多いことがわかった。
具体的な形として目の前にあるものではないので、全面的にデータを預けてしまっていいのか、という不安が払拭できないのだろう。
そのためあくまでクラウドは予備であり、オリジナルのデータは自分のHDDに保存する、という使い方が主流のようだ。
クラウドだけにデータを残し、それをメインに作業することには抵抗があるのだ。
というわけで、現在いくつかクラウドサービスを物色中である。
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