カーディガン


D810 + PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED

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行きつけのお店で、ラルフ・ローレンのカーディガンを買った。
黒をベースにノルディック柄の入ったものだ。
数年前のデッドストックを安く手に入れた。
以前からそのお店にあるのは知っていて、いつか買おうと思っていた。

少し古いデザインにも思えるのは、僕が子供の頃、流行っていたからだろう。
スキー場のロッジに集う人達や、別荘で過ごすお金持ちがよく着ていた。
流行が一周回ったのか、今着てもそれほどおかしくはない。

手編みのカシミア100%なので、肌触りは非常にいい。
驚くのはその厚みである。
指で摘むと数ミリの厚みをしっかり感じる。
当然着るとずっしりと重い。
父親がカシミアの高価なカーディガンやセーターを着ていたが、ここまで厚みのあるものではなかった。

母親が興味を示したので、カシミア100%だと言ったら驚いていた。
これだけ厚みのあるカシミアは相当高いはずだという。
今はこんな厚みのものは見ないので、編む太い糸自体が、もう無いのではないかという。

暖かいでしょう、と言われた。
その通り、まるで発熱性の繊維で出来ているみたいに、着るとポカポカと暖かい。
同じカシミア100%でも、よくある薄っぺらいものとは別物である。
そろそろ季節的に外れかけているが(それで安く買えた)、それでも朝晩の寒い時間帯に重宝している。

いくら位するのだろうと思い、お店で聞いてみて驚いた。
アメリカでの価格が千数百ドルだったという。
当時日本で売られていたとしたら、一体いくらだったのだろう。
それをバーゲンセールで3万円ほどで買った。
いい買い物をしたようだ(笑)
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