完全なお休み


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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今日は一度も外に出なかった。
一日のんびりと過ごした。
何となくネットを見たり、テレビを見たり・・・
見事に完全にお休みした。
たまにはこういう休日もいい。



久々に「今日の時計ベルト」。
新たに手に入れたコルトベルトのアンティーク(スモール・セコンド)にジャン・ルソーのカーフのベルトをつけた。
最近オークションで落札した時計のひとつだ。

ご存知個人的にお気に入りのブランドであるコルトベルトだ。
スイスでは10指に入る歴史あるメーカーであるが、現在は事実上存在していない。
数年前はeBayにも数点しか出ていなかったが、今はなぜか100を超える数が出品されており、検索のフィルターにもコルトベルト(Cortèbert)のメーカー名が加わっている。
どこからこんなに湧いてきたのだろう?(笑)

この個体は40年代のアンティークで、文字盤もリューズもオリジナル、カン幅は17mmである。
ムーブメントは15石のコルトベルトcal677で、意外に正確に動く。
狂いは一日数十秒といったところで、十分に実用性がある。
実際すでに日常に使用している。

ベルトの方は何年か前にジャン・ルソーにオーダーしたもの。
元来高級時計用のアリゲーターベルトを得意としているメーカーだが、僕はいつもカーフなど安価な革を主体にお願いしていた。
当時はこちらの我儘な希望をいろいろ聞いてもらった。
こちらは明るいブラウンのカーフに生成りのステッチを手縫いで入れてもらったものだ。
とても品質が高いのが写真からもわかる。

金メッキされたケースには、本来こういう色のベルトは合わせないのだと思う。
カーフだとしても、黒かダークブラウンでまとめるのが一般的だ。
この組み合わせは、いわゆる「外し」といえる。
しかし同色系のため、意外に上手くマッチしている。
こういう自由なコーディネートは、現代におけるアンティーク時計との新しい付き合い方のひとつと言えるだろう(笑)

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