間違い


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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最近ネット上のニュースやレポートを読むと、誤字脱字がそのままでアップされている例が非常に多い。
先ほど読んだ文章も、変換の間違いなどを3カ所もみつけた。
まあ、自分も気を付けてはいても間違いはあるから、とても人のことを言える立場にないのはわかっている。
しかし企業のサイトで公開されている文章で、初歩的な間違いをみつけることは、かつてはほとんど無かったように思う。

文章をチェックする部署の人員や工程を減らしたのだろうか。
それとも必要とされる文章の量が多くなり過ぎて、見直す時間もないのだろうか。
あるいは、そもそも打ち間違いを、皆が気にしない世の中になったのか・・・



オールデンの990、外羽根式プレーントゥ。
アッパーはコードバン、カラーはダークバーガンディ。
ダブルレザーソール。
バリーラスト。
サイズはUS7E。

ご存知かもしれないが、僕にとって靴とは、外羽根式プレーントゥのことである(笑)
いつも見ただけで欲しくなってしまうのがプレーントゥだ。
たまにウイングチップも欲しくなるが、こちらはあくまで高級品としてである。
革靴はプレーントゥに始まり、プレーントゥに終わるのだ。(僕の場合)

そのプレーントゥの代表格であるオールデンの990は、ある意味「究極の靴」といえるだろう。
雨に弱いといった使いにくさはあるが、やはりコードバンには王者の風格がある。
ダークバーガンディのNo.8は、太陽光の下では赤みを増し、強烈な存在感を放つ。

もちろん990はすでに持っていたのだが、サイズがUS8Eと大きく、インソールを入れて履いている。
外観がいかにも大きくて、家族からもカッコ悪いと指摘されていた。
そのため自分の足に合ったサイズの990が、どうしても欲しかった。
同じ靴を2足買うのは抵抗があり、なかなか踏ん切りがつかなかったが、円高が続いているうちにと思い、一つ注文してみた。



サイズはUS7E。
初めて買うサイズである。
バリーラストではUS7.5Dがベストと思っていたが、専門家からその大きさでは長さが余って幅が狭いと指摘を受けた。
その時はクロムエクセルの靴を履いており、革がしなやかなため、幅方向に膨らんでいるのが見た目にも分かったのだ。
バリーラストは7EEの靴も持っていて、そちらは少しルーズフィット気味である。
となると7Eがベストなのではないか・・とずっと考えていた。

今回思い切ってUS7Eを注文してみた。
コードバンは伸びの少ない素材で、意外にごまかしが効かないので、一種の賭けではあった。
日本に無いサイズであり、通販で取り寄せるしかなく、当然試着することは出来ない。

日本ではコードバンの靴は品薄で何年待ち、などと言われているが、米国にはけっこう在庫がある。
すぐにみつかって送ってもらった。
もしこのサイズが合えば、それこそ究極の靴になり得る。

さて、履いた感じであるが、全般としては、まあまあのフィッティングと言える。
踵が予想外に緩めなのだが、これはワイズがEだからだろう。
羽根は一応開くが、出来ればもう少し開いてほしいところ。

つまりUS7Eも完璧なフィッティングではない、ということだ。
US7.5DとUS7Eの中間くらいが一番いいのかな・・などと考えた。
形はきれいで足の収まりも悪くはないので、バリーラストの靴としてはベストのサイズかもしれない。
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