避難前


SIGMA DP2 Merrill

大きな画像

忙しかったが、昨日荷物を出荷してしまい、今日は少しだけゆっくりできた。
疲れが溜まっていて眠い。
ベッドにちょっと横になったら、すぐに眠りに引き込まれて、短時間であったが夢を見た。

どこか眺めのいい渓谷の、丘の上の山小屋のような建物に住んでいた。
不気味な音とともに、真っ黒な雲が近付いてくるのが見えた。
みなが心配して見つめている。

辺りが急激に暗くなり、強風が吹き始めた。
尋常な天気ではなく、家が破壊されるような強烈な雨が吹き付ける。
慌てて窓を閉めたが、家がきしむ音が聞こえ、長くはもたないのが伝わってくる。

向かい側の山が轟音とともに崩れた。
岩が谷底に崩れ落ち、山頂の形が変わったのがわかった。
天変地異が始まったのだ。
あちこちで崩落が始まり、大地が破壊されていく。
このままここにいては危険であると父親が話している。

避難することになり、天気が一時的に回復したところで、ヘリが飛んできた。
荷物をまとめたが、犬は連れて行けないという。
可愛がっていたチビのクサリを外して、自由にしてやろうと思った。

チビを連れて風呂場に行った。
風呂桶に水を張ってやり、これを飲めるからなと教えた。
それから僕が使っていた革のかばんをチビにあげた。
僕のにおいが付いているのか、チビが喜んでそれをくわえた。

さあ、自由にしていいぞと、チビを解き放した。
そこで目が覚めた。

短い時間なのに、夢の内容が濃かったためか、目が覚めても、しばらくどこにいるのか判らなかった。
一段落着いたはずが、何だかずいぶんと忙しい夢であった。
明日は久々の休日であるが、どうして過ごそうか・・・
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )