観光


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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公開された英国の公文書に、未確認飛行物体に関する記述があった。
それによるとUFOの飛来目的は、軍事的偵察や科学的調査以外に、「観光」の可能性もあると分析しているという。

観光・・・
あまり考えたことはなかったが、彼らにとって下等生物である人間を見て回るツアーがあるということか。
ちょうど我々が、ガラパゴス諸島に行きたがるのと同じだ。
足跡以外は何とやら・・というツアーだ。
人間のことを、イグアナかゾウガメくらいに思っているのであろう。

それにしても、重力を制御できるほどの高等技術を持った生命体が、観光なんてしたがるのだろうか?
当然リアルに疑似体験できる記録装置を持っているはずだが、実際に自分の目で見ないと気が済まない宇宙人がいるのか。
人間と同じように、宇宙人にもオバタリアンみたいのがいて、ペチャクチャと大声で話し、宇宙人のインテリ層をげんなりさせているのかもしれない。
そういう中高年宇宙人が、リュックを背負って変な帽子をかぶって、あの中に大勢乗っているのだろうか。

人間の前に平気で身をさらすのも解せないところである。
常識的に考えれば、もう少し気を使って、姿を隠して然るべきだ。
そういう感覚は、宇宙人と地球人とは違う可能性もある。
そもそも彼らは、そんなことあまり気にしていないのかもしれない。

たまに人間が古典的推進装置を持つ飛行物体(要するにジェット機)で追跡してくれば、かえって喜んでいるのだろう。
クジラが水面に体を見せるのと同じで、今日は見られましたね、皆さんは運がいい・・と添乗員が言うのだ。
確かに相手のことをトカゲ程度に考えていれば、相手がどう思おうと知ったことか・・という気分にもなる。

中には悪いのがいて、人間を密漁してその革で時計のバンドを作れば・・なんて考えているのもいるかもしれない。
昔スーパージェッターで、未来から逃走犯を追いかけてきたジェッターに、現代の警察が「未来の社会にも悪人はいるのですか」とがっかりする場面があった。
子供の時にテレビで見たそのシーンをふと思い出した。

何と言うか、想像しただけですごく残念な気持ちになる。
宇宙人にはもう少し期待していたのだが・・・(笑)
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