発掘9


ホルスター関係は博物館が開けるほど出てきた。
ウエスタンのホルスターといっても、1800年代に実際に使われていたアンティークから、この写真のようにハリウッドスタイルの早撃ちホルスター、いわゆるガンベルトまで様々ある。
それらのコレクションについて、ひとつずつ書いていったら、それこそ来年一杯くらいまではここが埋まってしまうだろう(笑)

これらは革製品なので下手なところには置けない。
アンティークは骨董的価値以外に資料としての価値もあり、いい加減な扱いは文化の破壊につながるのでかなり気を遣う。
一方ガンベルトは、メタルライニングといって内部に金属板が入っており、重いしがさばるので非常に厄介。
扱いに困るものばかりなのだ。

これはアメリカのアルフォンソーに特注で作ってもらったリグ。
どこが普通と違うか解説すると(笑)、1枚の革から作っており、どこにもつなぎ目がない。
つまりこれひとつ作るのに、牛1頭の革のかなりの部分を占有するという極めて贅沢なリグ。
全体にカービングを入れてもらい、あえてバックグラウンドは染めないように頼み、到着後に自分で薄く染めてみた。

謎の東洋人のうるさい注文をいちいち聞いてくれたわけだが、Mrs.COLKIDとノースハリウッドの厨房を訪れたら、僕が予想外に若いので驚いていた。
過去の台帳を調べて、あのリグは世界にひとつしかないよ・・と教えてくれた。
まあ過去にいくつも注文していて上得意だったから対応はよかった(笑)
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発掘8


発掘シリーズに入れるべきかどうか・・・

山のようにあるレンズを、やっと自分の部屋の棚に収めることができた。
(一部は会社などにあるので、これですべてではないが・・・)
今までは防湿ケースに入れて、家のあちこちに分散して置いてあった。
これで一堂に会し、いつでも手の届く範囲に揃える事が出来たわけだが、この中から目的のレンズを見つけるのはけっこう大変かもしれない。
実は写真以外にあと数段、レンズが棚を占有している。

それ以前に、関係の無い分野のものが交錯して展示されているのが気になる?(笑)
このさらに上の段には、ヘルパのスケールモデルが並んでいる。
ごちゃ混ぜもいいところだ。
(写真のトイガンはホルスター撮影用で、すべて合法的なものですのでご安心ください)
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