振動


D3X + Carl Zeiss Distagon T* 21mm F2.8 ZF

大きな画像

久々に大き目の地震があった。
震度3から4くらいの大きさであった。
P-S時間がたっぷりと長くて、揺れの角がシャープな横揺れであった。

どこか離れたところで大きいのがあったのかもしれない・・と思ったが、震源地は東海道南方沖と発表された。
津波の心配はないという。
ネット上では早くも東海地震につながるのではないか・・と心配する声が出ているようだ。

片付け最中の部屋から、カタカタと音がするので行ってみたが、大量にものの入っている棚が、前後にやんわりと揺れている。
しばらく恐る恐る様子を見た。
皮肉なことに、その前に置いてあった棚をすべて撤去してしまったので、空間が出来てしまい、部屋全体が地震に弱くなっている傾向を感じる。
今までは棚が入り組んで置いてあったので倒れようがなかったのだ。

最近は街のあちこちにカメラが設置されており、その上皆が携帯カメラを持ち歩いていることもあり、地震の最中の映像が頻繁に公開され、その瞬間どういうことが起きるのか、何となく想像できるようになった。
地面が数十センチ左右にガッガッと動き、固定の不十分な家具は足を払われたように倒れ、ものがポーンと飛んでくる。
部屋の中のモノは揺れに合わせて左右にすべる様に移動し、ざるに入れた豆を水で洗うような感じになる。
直下型や震源に近い時は、暴れ馬の背のように上下にも揺れるはずだ。

部屋の中央に立ち、腕を組みながら、その様子を想像してみた。
革製品を入れたプラケースなどは、目の前にどんどん積み上げてしまったが、これはうまくないなあ・・
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