季節


春の気配が感じられるようになってきた。
油圧式ヘッドが欲しいなあ・・なんて思っていたが、季節からいうと、むしろマクロ撮影の準備を始めた方がいいかもしれない。

今までにマクロ撮影にはずいぶんと投資してきたから、機材はかなり揃っている。
フォーカシングレールも接写用スピードライトもある。
(持っているだけでろくに使わないのだが・・・笑)
色彩感豊かな季節をD3で撮るのも楽しみだ。

問題は、手持ちの古いマクロレンズが、D3との組み合わせでどのようなパフォーマンスを発揮するかだ。
予想外にボディとレンズの間に相性があって、D2Xの時とは違った印象になるので困っている。
これが決定版と思っていたレンズが、案外「??」だったりするのだ。
一度シーズン到来を前に、手持ちの全マクロレンズをテストしてみるか・・・

フルサイズということもあり、画角的には200mmくらいは欲しい。
欲しいことは欲しいのだが、400mmを買ったばかりなので、今出されてもちょっときつい(笑)

D3 + Ai AF-S Nikkor ED 400mm F2.8D(lF)
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バカラック


先日のバート・バカラックの東京公演に行った親戚によると、今まで来日した中で一番良かったのではないか・・ということだ。
今回が恐らく最後だろうと思うと感慨深かったという。

バカラックに関しては言わずと知れているだろう。
僕が小学生の頃はバカラックの全盛期で、身の回りでいつもバカラックの曲が鳴っていた。

夏休みにフランスに住んでいる親戚の家に長く滞在したことがあり、バカンスを利用してベルギーやスペインにオンボロ車で長距離を飛ばした。
その道中バカラックがかかりっぱなしだったので、本当に身に染み付いてしまった。
だからバカラックを聞くとその時のことが思い浮かぶ。
もっとも地中海だから周りの雰囲気は、ちょうどルパンのカリオストロとそっくりな世界だ。
バカラックはアメリカなのに、ヨーロッパでも流行っていたので、イメージがごちゃ混ぜになってしまった。

結婚した時に西海岸のとある町の教会で式を挙げたら、そこはバカラックの家のあるところだと、後からHGさんに教えられた。
なるほどそうか、ああいう雰囲気がバカラックの本質なのか・・・と思った。

昨日は帰りの電車の中で「007/カジノロワイヤル」のサントラを聞いた。
最近公開された映画ではなく、1967年の作品の方だ。
バカラックの映画音楽といえば「明日に向かって撃て!」が有名だが、カジノロワイヤルも評価が高く、映画音楽愛好家の間では、この盤をすべてのベストにあげる人さえいる。
アナログ時代は入手できず幻のサントラであった。

映画の方は壮大なる失敗作と言え、まさにカルト作品である(笑)
個人的にはけっこう好きな作品で、名曲Look of Loveを聞くたびに、水槽を通して撮影されたこの映画のワンシーンを思い浮かべる。

D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
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