酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

スプリンターズは「沈黙の岬」で

2005-09-30 13:36:47 | 競馬

 秋のGⅠシリーズは電撃の6ハロン、スプリンターズS(2日、中山)で幕を開ける。最初が肝心なのは百も承知だが、短距離レースが好きじゃなく、どうも気合が入らない。香港勢2騎が強力で、良馬場が見込めるとあれば、荒れる余地も少なそうだ。サイレントウィットネス(沈黙の証人)、ケープオブグッドホープ(喜望峰)と、馬名もなかなか洒落ている。

 普段のGⅠなら、「調子だけは負けない」とか、「ひそかに一発を」とか、威勢のいいコメントが紙面に躍っているが、今回は様子が違う。白旗を掲げる日本勢が目立つのだ。カルストンライトオ、ギャラントアロー、プレシャスカフェは、調子が良ければチャンスもある馬たちだが、調教の動きに疑問符が付き、陣営もトーンダウンしている。

 ゴールデンキャストとマルカキセキは、使い詰めで上がり目は疑問だ。高松宮記念で良績(③、②着)を残すキーンランドスワンだが、英国で1秒7ちぎられたケープオブグッドホープには勝てないだろう。シーイズトウショウは調整過程に不安があり、好位をキープしても踏ん張りきれない可能性が大。ゴールデンロドリゴ、タマモホットプレイ、テイエムチュラサン、リキアイタイカンは、恵まれても掲示板が精いっぱいだろう。

 鬼脚デュランダルだが、長期休養は爪の炎症によるもの。マイルCS→香港マイルが大目標なら、実力は認めても3番手までか。アドマイヤマックスは右回り不安説(武豊騎手は否定)が囁かれるものの、「ミスター鉄砲」で久々でも走る。攻め不足が懸念されたシルキーラグーンだが、最終追い切りの動きは良かったようだ。鞍上(田中勝騎手)ともども中山1200㍍は得意だし、3着付けに狙ってみたい。

 結論は◎⑬サイレントウィットネス、○⑤ケープオブグッドホープ、▲④デュランダル、△⑫アドマイヤマックス、注⑦シルキーラグーン。3連単で<⑬・⑤><⑬・⑤・④><⑤・④・⑫・⑦>の計9点。⑦からの馬連、ワイド、3連複もオッズ次第で買ってみたい。

 スプリンターズSの調教が気になったので、久しぶりに東スポを買った。新日ドーム大会にブロック・レスナーが参戦するという。03年レッスルマニアでカート・アングルを破った試合は、プロレス史上のベストバウトだと思う。NCAAアマレス王者レスナーと五輪王者カートの戦いゆえ、技術的にハイレベルなのは当然だが、高さ5㍍の金網で展開された空中戦も凄まじかった。NFL入りを諦めたのなら、ビンス・マクマホンが放っておくはずもない。レスナーは遠からずWWEに復帰するだろう。

コメント (2)
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