遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

そば豆腐

2005-08-31 | 蕎麦の部屋


 そば豆腐を作りました。

 暑い日にはそばの香りの高い、口当たりと喉ごしが良い、そば豆腐が食べたくなります。

 材料です    
      水      400ml(できれば浄水器を通した水)
      そば粉     40g
      葛粉       4g

  今回使ったそば粉は信州産のそば粉で、かなり白い(そばの中心部が多い)
  ものです。

  葛粉は吉野の本葛です、やはり他の葛粉(葛粉とは名ばかりでジャガイモの澱粉の物が多い)  とは別物です。



 鍋に水とそば粉、葛粉をいれ、良くかき混ぜ、ダマが出来ないようにします。



 弱火にかけ、良くかき混ぜながら加熱します。

 最初濁っていた液が、透明感が出るまで加熱します。



 火が通ったなら容器に流し込み、水を張ったバットにいれ、荒熱をとります。

 荒熱をとった後、冷蔵庫で4~5時間冷却します。



 貝割ダイコン(そばモヤシも美味しい)、ワサビを載せます。



 蕎麦の辛汁(もり蕎麦の付け汁)をかけます。



 スプーンでそば豆腐と汁を一緒にすくって頂きます。

 口の中にそばの香りが広がります。

イカ飯を作りました

2005-08-29 | 食品加工(魚介)分室


先に購入し、冷凍保存しておいた麦イカでイカ飯を作りました。

 

 餅米だけですと重く感じられるため、うるち米と、餅米を半々で作りました。

 餅米は6時間水に浸けておきます。



 研いだうるち米と合わせ、笊で水を切ります。



 材料を揃えます。



 米は炊くと膨らみますので、半分程度まで米を詰め、楊枝で留めます。



 昆布だしをとります。



 砂糖、醤油、味醂で煮汁を作り、イカを入れます。

 味は濃い目が合うようです。



 落とし蓋をして、最初弱火で10分、中火で20分程度炊きます。

 


 ふっくらと炊きあがったなら、出来上がりです。



 食べやすい大きさに切り、青じそをそえます。

 好みで、煮汁をかけます。

 小さい麦イカ程度が柔らかく、ふっくらと仕上がり、美味しいようです。


アジフライ

2005-08-28 | 食品加工(魚介)分室


 前の記事の画像にあったアジをフライにしました。

 新タマネギのフライも美味しいのですが、楊枝を外すのを忘れて撮影してしまいました。
 
 アイジフライにはたっぷりとタルタルソースをかけました。

 ザクッとしたアジと、甘くプリットとした新タマネギはベストマッチです。 

底曳き網漁

2005-08-28 | 海辺の風景など


 底曳き漁港の船溜まりです。


 小型底曳き網漁船です。

 美味しい地魚を捕ってくれる庶民の味方です。

 資源保護のため、7~8月は底曳き網漁は休漁となっています。



 休漁に入る前の6月下旬に購入した魚です。



 ニクモチガレイ(標準和名:ミギガレイ)



 頭とワタを除き、10%の食塩水に20分ほど浸け、一夜干しにしました。

あっさりとした味わいで、朝ご飯に最高です。

初めての燻製

2005-08-27 | 燻製の部屋


 先日ブログ上で情報交換していました、「子持ち草」さんのグループが燻製に初挑戦しました。

 その時の画像をメールで送っていただきましたのでご紹介します。

 ボーイスカウトの野外活動の一環として、野営場で行ったとのことでした。

 ダンボール製の燻煙器もしっかり出来ています、工作の得意な方がいらっしゃるのでしょう。 



 かなり大きい燻煙器です。スモーキングウッドも2本は必要の様です。



 材料のセッティングも見事です。



 出来上がったようです、食材の多さに脱帽です。

 下処理が大変だったと思います。



 チーズの燻製が見事です、燻製の表皮に包まれたチーズは最高ですネ!



 サキイカとナッツの燻製でしょうか、多分お父さんにうけたと思いますが。

 初めての燻製とはとても見えません、お見事でした。

 秋から冬にかけてが本格的な燻製シーズンです、冷燻によるスモークドサーモン、スモークドオイスターにチャレンジしましょう。

 作成過程など、詳しい内容が解りませんので、コメント頂ければ幸いです。

松皮カレイ

2005-08-26 | 食品加工(魚介)分室


 8月上旬の買い物です。
7月と8月は底引き網漁が禁漁のため、刺し網漁が主体です。カツオは巻き網漁か一本釣りです。

 カツオ       1,000円
 カツオのへそ(ホシ)  250円
 マゴチ         360円
 マツカワカレイ     800円

 マツカワカレイといえば、あの幻と言われ始めた松皮です。

大型のものはヒラメよりはるかに高値で取引されています。

 今回の掘り出し物でした。 



 マツカワカレイの特徴は、表面のヌメリと、細かくて堅い鱗(松皮の由来)、それに鰭の縞模様です。

 ヌメリをしっかり取らないと、生臭くなり、鱗を丁寧に取らないと舌触りが悪くなります。



 定番の煮付けです。身が締まっており、身離れがとても良く、ころころした身に
煮汁をたっぷり付け、口にいれると思わず口元が綻びます。

 魚の煮方についてはいずれ。



 鮮度が抜群でしたので、刺身も作ることにしました。

ヒラメと同じように5枚におろし、皮をひきます。

頭と中骨は吸い物にします。



 当地方で、刺身で食べるカレイにマコガレイ、イシガレイ、マツカワガレイがあり、種類により味わいが異なります。

 松皮カレイは脂がのっており、それでいて身が締まっていますので、薄造りにしました。コリッとした歯触りとネットリとした味わいは、マツカワならではでしょう。

 大変美味しくいただきました。

 画像だけで、お味をお伝えできなくてすみません。

イネの花など

2005-08-24 | 花や木々など


 今、当地方ではイネの開花時期です。案外、イネの花を見たことが無い方も多いのではと思い、アップしました。

 その他、都会ではあまり見られない光景などをご覧下さい。



 イネは自家受粉ですので、開花したときはほぼ授粉されています。



 インゲンの花です、清楚な花です。



 インゲンです、開花から1週間程度で収穫です。



 イチジク畑です、というか水田での転作作物として栽培されています。



 イチジクの木です、産業的にはこのような仕立て方にします。

 一文字仕立てです。一般的なイチジクのイメージとかなり違うと思います。




山間の発電所

2005-08-22 | 田舎の風景など


 当地方を流れる河川の中流域に、小さくて可愛い水力発電所があります。

先日所用でその前を通ったおり撮影しました。

 この発電所は東京電力のN川第3発電所ですので、電気は関東に送電される?

この地域は紅葉の名所です、秋にまた行ってみたいと思います。 

ラタトゥイユ

2005-08-22 | 食品加工の部屋


 直売所に立ち寄ると、新鮮な夏野菜がありました。

 少々夏ばて気味でしたので、ラタトゥイユでもと思い、材料を購入しました。



 タマネギはスライス、その他の材料は食べやすいように一口大に切ります。

 バジルは微塵切り、ニンニクはスライスしておきます。



 深鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、熱して香りが立ってきたら火を止めます。
 
 材料を炒め、深鍋に入れていきます、タマネギ、ズッキーニ、ピーマン、ナス、
 トマトの順にいれます。

 トマトまで入ったら、バジルを入れ、塩、コショウします。

 塩は小さじ一杯程度、味を付けるためでは無く、野菜の水分を出すためです。



 食べるとき好みで塩、コショウで味付けして下さい。

 水を使わず、野菜の水分だけです。

 野菜の美味しさがしみじみ感じられます。

 冷やしても別な味が楽しめます。

家具の経年変化

2005-08-21 | 木工の部屋


 このマガジンラックは12年前に居間用に作ったものです。

 材料は 取手、側板   チーク
      底板、脇板   ピーラー(米松の柾目)

 仕上げ オイルフィニッシュ

             オスモエキストラクリアー
             オスモノーマルクリアー

 メンテナンス      クルミオイル(年1回)    



 組み手は「四方胴付きほぞ、割くさびほぞ留」で、通しほぞに「くさび」を打ち

込み抜けにくくする構造です。



 私の木工のポリシーとして、木の感触を大切にすることがあります。

 ニスや、ウレタンなど合成の塗料を木の表面に塗装してしまいますと、木を触るのでは無く、合成樹脂を触ることになり、木の良さを感じることはできません。

 そこで、当方では木に植物性のオイルを擦り込む「オイルフィニッシュ」という方法を主に使っています。

 オイルは木に染みこみますと、表面を硬化させます(布に油が付き、しばらくすると布が堅くなる)。しかし、木の表面を覆っているのではありませんので、木が空気や、水分を出し入れする(呼吸する)ことを妨げません。

 従って、年数が経つと表面が変化(タンニンが酸化することによる発色等)してきます。これが経年変化です。

 メンテナンスとして、クルミオイル等を擦り込むことで、表面はより硬化し、耐久性が増してきます。

 家具は使い込むことで、進化します。

ホタテの刺身

2005-08-21 | 食品加工(魚介)分室


 先ほど帰省した甥たちが、ホタテが好物と言うことでしたので、ホタテの刺身を

作りました。

 かなり大きな貝でしたので、菊造りにしました。

 ホタテの貝柱に2/3程度まで、縦、横、斜めに切り込みを入れ、菊の花のように開きます。 右に添えてあるのはホタテのヒモです。

 ホタテのヒモは「コリコリ」とした歯触りで、味も貝柱より濃厚なため、ヒモが好物という方も多いようです。

イワナ釣り

2005-08-20 | 田舎の風景など


 弟家族が帰省し、「魚釣りがしたい」とのことでしたので、近隣の川内村にある
「イワナの里」に出かけました。

 この施設は、イワナの養殖、釣り堀、レストラン、宿泊施設を有する村営の施設です。
 
 この日はお盆上がりの平日でしたが、家族連れでにぎわっていました。

 T君に当たりがあったようです。



 結構型の良いイワナもいました。
 


 Kさんも釣り上げました。

 約30分で11匹、1.2kgでした。
 価格は2,400円でしたので、200円/100gとかなり安いと思います。



 レストラン「幻魚亭」の外に調理場があり、ここで釣ったイワナを捌き、中の囲炉裏で炭火やきします(炭代500円)。

 もちろん捌けない場合は、厨房でさばき、焼いてもらえます(100円/匹)。



 ナイフで腹を割き、ワタとエラを取り除きます。

 川魚はヌメリがあり滑りますので、軍手をして捌きます。



 うねり串をうち、塩をします。このとき塩でヌメリをおとします。



 鰭が焦げないように、化粧塩をします。



 炭火でじっくりやきます、約40分かかります。

 因みに、ロースターで焼いてもらうと約10分です。 



 焼き上がりました。




 鰭を取ってからかぶりつきます。これが最高です。

 やっぱり魚は炭火焼きが一番です。皮目はパリッと、身はふっくらと焼けます。

 時間がかかってもそれだけの価値があります。




  型の良いイワナはお持ち帰りにしました。



 養殖ですので、寄生虫の心配がないことから、刺身を作ることにしました。

 3枚におろし、皮をひきます、身がしっかりしているため、とても捌き易い
魚です。 



 身が締まっているため、薄造りにしました。

 川魚特有の臭みも無く、こりこりとした食感に、ほんのりとした甘みと、しっか

りとした旨味がのっており、大変好評でした。


磯遊び

2005-08-19 | 海辺の風景など


 先日、弟の家族が帰省しました。
 
 ちょうど大潮の日でしたので、子供たちに磯遊びでもと、車ででかけました。
 
 


 潮位でー60cm程度でしたが、かなり磯が現れていました。



 初めての磯遊びと言うことで、最初は勝手がわからないようでした。
 


 潮溜まりにウミウシ(アメフラシ)がいました。
最初は触れなかったのですが、私が持って見せると、触れるようになりました。 



 さすが主婦です。
 
 貝や海草取りは真剣です。



 ムラサキイガイ(ムール貝)のコロニーです。

 良い出汁が出ますので、みそ汁にすると美味しいです。



 上げ潮になったので、浜に戻って来たとき、鯖の群れが近づいてきました。

 我々の水音におどろいた1匹が、方向を間違え砂浜に跳ね上がってしまいました。

 「生きてる鯖を掴むのは初めてと」しばし鯖と格闘していました。 

 私も鯖のつかみ採りは初めてでした、 



 本日の採取物です。

 しかし、鯖を採取するとは!!



 当地方、カツオ漁が最盛期です。

 脂ののったカツオを皮付きの刺身にしました。

 皮の下の脂肪と、皮のコリコリ感が最高です。

早朝の海

2005-08-17 | 海辺の風景など


 梅雨の合間の晴れた日の早朝、久方ぶりに海辺に出かけました。

 車から降りると、エンジンの音が聞こえたので、海に目をやると砂浜のすぐ近くまで漁船が近づいてきました。
 
 強い逆光でしたが、なんとか補正して撮影しました。



 ほんの50mほどのところまで近づいてきました。
たぶん、ホッキ貝を採る「貝けた網」漁でしょう。



 しばらくして近くの漁港に行ってみると、岸壁で刺し網から魚を外す作業をしていました。ヒラメ、コチ、イシモチ、等でした。
 
 刺し網漁はこの網外しが大変です。


ハーブ園から

2005-08-15 | 花や木々など


先輩の奥様がハーブの専門家で、以前からハーブ教室を主宰されていました。

近頃、ご自分でハーブ園を開設されたと聞き、家族一同車で出かけました。

 土曜日は毎週8時から朝市を開いているそうで、ハーブ園の花、ハーブの他、近隣の
農家の方も野菜を持ち寄り、直売していて、にぎわっていました。

 いろいろなハーブが花を咲かせていました、撮影してきましたのでご紹介します。



 ラベンダー、アップルミント他



 ラベンダー、カモミール他 



 チコリ



 ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蘂花)ゴマノハグサ科



 オルガノ 

 

 チコリの花のアップ 



 カモミール 



 ガウラ(白鳥草)



 メドーセージ