遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

庭の花など

2005-10-31 | 花や木々など


 先日、蕎麦打の仕掛け人から頂いたキクが咲きました。

 キクは経験が無く解りません、このような物でどうでしょう?



 庭のサザンカが咲いています。

 サザンカは花の形が整っていないので、綺麗な花を探すのが大変です。



 こちらは白です。



 ホトトギスは撮影の難しい花です、立体感を出すのが難しく、なかなか満足のいく写真が撮れません。

 今回は逆光気味に撮影してみました。

ジャンボ椎茸

2005-10-31 | 田舎の風景など


 直売所で袋入った茸がありました。

 これ何茸?  椎茸だっぺ。 ん? 何でこんなに大きいの?

 取んのわすれてたんだ~。 だけんど、味はよかっぺ、食ってみっせー。



 最大で、直径15cmありました。



 グリルで焼き、カボス、醤油、ショウガで頂きました。

 「椎茸ってこんなに美味しかったんだ!!」が率直な感想でした。

懐かしい味アケビ

2005-10-30 | 田舎の風景など


 以前ブログアップしたアケビです。

 スプーンですくって口に入れるとクリーミーで穏やかな甘みが広がります。
 
 しばらく、味わって種を出しますが、甘みがまだ残っているようでもったいないといつも思います。

 食べてしまっても大丈夫なものでしょうか?

サンマの刺身 2

2005-10-30 | 食品加工(魚介)分室


 サンマの刺身とサンマのタタキです。



 今回の捌き方は大量に捌く魚屋さんなどで行われる方法です。

 当方も10匹を超える場合はこの方法で捌きます。

 肛門部分から頭の付け根まで包丁を入れます。



 頭を背中側で折り取ると同時に皮を引きます。
 
 この後、3枚におろし、あとは同じです。



 刺身とタタキにしました、脂がのったサンマはタタキもさっぱりして美味しいです。

田舎の銘菓

2005-10-29 | 田舎の風景など


 当地方の山間部に知る人ぞ知る、銘菓があります。

 何の変哲もない田舎の菓子屋さんです、店構えも目立たなく、最初に行った時は
 
 かなりの時間探しました。



 ・人まんじゅうです。

 見た目とても素朴なまんじゅうです。
 


 切って見ますと薄紫の粒あんが、ふっくらした皮に包まれています。

 さらっとした甘さと小豆のしっかりした味が美味しい、山里の逸品です。

 午後には売り切れの時が多く、残念な思いを何度もしました。

ヒジキ

2005-10-29 | 食品加工の部屋


 ヒジキを炊くことにしました、菜園のジャンボシシトウが終わりですので全部収穫し、野菜たっぷりで作りました。



 火の通りにくい順にごま油で炒めます、最初はニンジン。



 ニンジンに半分程度火通ったなら、生のヒジキを加えます。

 前の材料に半分程度火が通った時点で、次の材料を加えるのがシャキッと仕上げるこつです。



 サツマアゲの細切りを加えます。通常は薄揚げですが、あいにく手持ちが無く、サツマアゲを使いました。



 ジャンボシシトウを加え、直ちに自家製辛汁(蕎麦汁、詳細は後日)と酒で味付けします、市販の麺汁をアレンジしても良いでしょう。



 自家製野菜たっぷりのヒジキの炒め煮です、サツマアゲも正解でした、若い人向きかも。

 ヒジキの使い道あれこれ。

 コンニャクの色は基本的に透明感のある白です、黒く着色するためヒジキの粉を加えます。

焼き茄子

2005-10-28 | 食品加工の部屋


当家の菜園も夏の作物が終わりに近づいてきました。

 今年最後の秋なすで「焼き茄子」をつくりました。


 
こんがり焼いたナスの皮をむき、辛汁を薄めて浸し、冷しました。

 茄子の料理で一番好きなものです、取れたての秋ナスは甘みがあり、繊細な味が楽しめました。



 こちらは変り盛りです、自家製イクラ、明太子、おろしショウガを添えました。

 これも色彩的にも、味も楽しいものです。

山里の風景

2005-10-26 | 田舎の風景など


 この植物が解るでしょうか?



 コンニャクです。コンニャクと言っても蒟蒻芋です。

 この茎の下に蒟蒻芋があります、もうすぐ収穫です。

 蒟蒻芋は収穫まで3年掛ります。毎年秋に掘り起こし、春に植え付け、3年たっ て収穫できる大きさになります。

 冬は凍ないように保温する必要があり、大変労力のいる作物です。

 ご多分に漏れず、中国から安い製品が輸入され、国内の産地は壊滅状態です。

 しかし、国産の蒟蒻芋で作った生ずりコンニャクの美味しさは格別です。 



 コンバインによる収穫が普通となった現在では、珍しい風景です。

 ベコ(牛)の大切な食料です。

アナゴの蒲焼

2005-10-24 | 食品加工(魚介)分室


  捌いたアナゴに竹串を打ちます。
 
 竹串は水に浸けておくと楽に刺せます。



 竹串を刺したアナゴを蒸し器で蒸します。



 火が通ったアナゴです、当日使う以外はラップをして冷凍します。
 
 蒸してあるため、生で冷凍するより劣化しません。


 
 中骨をグリルでこんがり焼きます。



 昆布だしを取ります。



 焼いた中骨を入れ煮出します。これで濃厚な出汁が採れます。

 酒、味醂、砂糖、醤油を加え、煮詰めて「ツメ」を作ります。



 鰭串にツメを塗りながら焼き上げました。

 私の大好物です。



 アナゴ串にツメを塗りながら蒲焼きにし、アナゴ丼にしました。

 ラディッシュの甘酢漬けを添えました。



 こちらは別盛りの蒲焼きです。

 ホクホクした食感と、あっさりした味はウナギとは違った美味しさです。

巨大 アナゴ

2005-10-23 | 食品加工(魚介)分室


先日行きつけの魚屋さんで、女将がアナゴ入ったよ!!10本も持ってくー?

 と言われ、トロバコを見ると、とんでもない巨大アナゴでした。

 うん~2、 2本でと答えました。

バットに入れてみると巨大です。これでもマアナゴです、体側に白い斑点が並んでいるのが証拠です。




 当方もアナゴが好物で、よく購入します。

 アナゴは長物ですので、普通のまな板では難儀します。

 アナゴ専用のまな板を以前に作りました。作ったと言っても板を切っただけです。

 ただし、幅10cm、長さ75cmの特別サイズです。



 今回のアナゴは想定外でした(ホリエモンの様にはいきませんでした)。

 体長75cmオーバー、直径5cmの大物で、私も初体験でした。

 尻尾は5cmはみ出しています。



 全長がまな板に収まるようにすると、頭がまな板の外の状態で目打を打つことになりましました。

 しかし、捌きは簡単でした。

 背開きにします、生きているウナギ、ドジョウに比べれば楽々です。



 内蔵を取り、血合いを除いた後、背骨をすき取ります。



 背びれを切り取ります。これが旨いのです、後日アップします。



 捌き完了です、右上から、兜、中骨、鰭、身です。




 2匹目を捌きます、これで全長75cmです。最初の写真で比較して下さい。

 1匹目がいかに巨大か、解ると思います。



 このサイズでも、通常のサイズの倍は優にあります。

 釣をやった方なら理解できると思いますが。



 アナゴは捨てるところがありません、頭は兜焼き用に真二つに割ります。

 鰭は鰭焼き用に串に巻きます。

 以降はまた明日。

ヒラタケご飯

2005-10-22 | 食品加工の部屋


山里の直売所で購入した天然物のヒラタケです。

 これで200円とはおどろきです。



 早速、ヒラタケご飯をたきました。塩、酒、醤油の味付けです。

 さすが、天然物は香りが違いました。

 歯触りも栽培物より、はっきりしています。


アミタケのおろし和え

2005-10-22 | 食品加工の部屋


 直売所で分けてもらったアミタケです。



 3%の食塩水に15~20分程度浸けておきます。

 これで虫がでてきます。さらに表面の汚れを落とします。 



 沸騰したお湯に入れ、火を通し、冷まします。

 色が濃い紫色に変化します。アミタケの特徴です。



 大根おろしに添えました。 



 こちらは和えました。和えて醤油で頂くのが最高です。

 彩り的にはアサツキを散らした方が良かったのですが。

 アミタケの由来は、茸の裏側が網目模様なことからのようです。

山里の直売所

2005-10-21 | 田舎の風景など


 山間部で、まだオープンしていない、販売練習中の、直売所がありました。



 山間部の直売所だけあって、天然の茸が豊富です。 



 天然のヒラタケとマイタケです。



 「お茶飲んでいがっせー」の言葉に甘え頂きました。

 漬け物のお茶受けの楽しいこと! 「すみませんねー」に対して、「うちのもんだでー」

 「美味しい! これ売れますよ」には、「ほんなもんが売ペカー」でした。

 直売所の正式開店は11月6日だそうです。



 選別中のアミタケを分けてもらいました。

猪ノ鼻

2005-10-19 | 食品加工の部屋


 ご近所から、「珍しいキノコが採れたので」とお裾分けをいただきました。

「猪の鼻」と言うキノコで、「シシ茸」、「香茸」とも言われます。 



 名前の由来ですが、正面から見ると猪の鼻のように見えます。

 また、とても香りがよく、乾燥させると一層香りが強くなることから来ているようです。



 本当は完全に乾燥させてから使う茸ですが、生で調理しました。

 一般的には炒めのも、汁、炊き込みご飯が多いようです。

 炊き込みご飯用に細く裂きました。

 酒と塩、若干の醤油で炊き込みました。



 とても香りが良く、うま味もしっかりした「猪ノ鼻ご飯」ができました。

 松茸より猪ノ鼻、という人もいるようですが、納得します。