遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

漁港の魚市場

2006-04-30 | 海辺の風景など


先週の土曜日に、漁港に行ってきました。

 ちょうど競りの最中でした。



 今回は底引き網漁船の競りでした。

 メバル、カサゴ、ヒラメ、マコガレイなど底物の魚が主体でした。



 こちらは小型のサメです。

 加工業者用でしょう。




 こちらは活魚です。

 奥からヒラメ、マアナゴ、スズキでした。

 売参人はほとんどが地元の魚屋さんです。

 魚市場の魚をみて、当地で生活できる幸せを実感します。

桜三昧

2006-04-29 | 会津の風景
今回の週末は会津で過ごしています。
今、会津は桜が見頃です、今日は会津各地の桜を観て、撮影してきました。連休後半はいわきに帰りますので、まとめてアップしますので御期待下さい。
この画像は会津若松の鶴ヶ城です。

タルタルステーキ

2006-04-28 | 会津の食材と料理


 タルタルステーキはご存じでしょうか?

 タルタルステーキは牛肉で作ると思っている方が多いと思いますが、タルタルステーキは馬肉で作るのが本物です。

 タルタルステーキの語源は、タタール人が欧州に攻め込んだ時、弱った馬を処分し、肉をミンチ状にして食べたことに由来しているそうです。

 会津は桜の産地ですのでタルタルステーキを作らない手はありません。

 ロースを薄切り、細切りしてミンチ状にします。

 タマネギのみじん切りと、おろしニンニクを加え、塩胡椒し叩きます。



 ソースはワイン、ワインビネガー、オリーブオイルに塩胡椒し、粒マスタードを加えました。

 イタリアンパセリとおろしニンニクをトッピングし完成です。

 桜の食べ方としては刺身と良い勝負だと思います。生肉はちょっと・・・という方でもOKでしょう。

初鰹

2006-04-23 | 食品加工(魚介)分室


小名浜に初鰹が水揚げされました。

 行きつけの魚屋さんに行ってみると、女将が「初鰹が入ったよ、縁起もんだよ、もってきな~」。

 あっさりした味と、コリコリした肉質は初鰹ならではです。

 ニンニク醤油で頂きました。ニンニク醤油というと、醤油におろしたニンニクを入れますが、ニンニクの刺激が強すぎると感じませんか?

 写真の右の片口に入っているのが当方のニンニク醤油です。

 ニンニクを半分に切り、包丁の腹で押しつぶした物を醤油に10~30分ほど浸けておきます。まろやかですが、ニンニクの風味がしっかりした付いた醤油になります。ニンニクの風味を強くしたいときは浸ける時間を長くします。

 長く浸けると粘度が出てきます。

 一度お試し下さい。

春ですね~

2006-04-23 | 花や木々など


 庭のモクレンとユキヤナギです。

 一週間ぶりに会津から帰ってくると、庭の様子が変わっているのに驚かされます。



 先週は葉目が膨らんだ程度だった山椒も葉が開き、蕾ものぞいています。

 今年は会津の名物、「鰊の山椒漬」でも作ってみましょう。



 今朝、ウオーキングの途中でキジを見かけました。

 写真を撮ろうとしたところ走りだしました。すると少し離れたところから雌のキジが飛び立ち、少しおいてこの雄が飛び立ちました。

 雌を先に逃がすため走って注意を引きつけ、時間稼ぎしたのでしょうか?

花わさび

2006-04-22 | 食品加工の部屋


今が旬の花わさびを購入しました。

 花わさびを見ると春を実感します。



 花わさびの醤油漬けを作ることにしました。

 わさびの風味と特有の辛みを引き出すにはコツがいります。

 花わさびを布巾で包みます。

 90℃のお湯を布巾の上からたっぷりかけます。

  この時お湯の温度が高すぎても低すぎても辛みが出ません。
 


 
 さらに包丁の背ででまんべんなく叩きます。

このことでわさびの辛み成分の素が空気と接触してわさび特有のツーとした辛さが出てきます。




布巾をとり、冷まします。
 



 醤油に浸けて一晩おくとできあがりです。

 暖かいご飯に最高です。

会津の今

2006-04-22 | 会津の風景


昨日(4月21日)の桜です。

 日当たりの良い木で数輪の開花が見られました。



 一方こちらは先日通った山間部の様子です。

 新聞に今年の豪雪により、園芸用のパイプハウスが潰されたと言う記事が載っていました。

 ビニールを張った状態で雪が積もれば潰れるのは理解できるのですが、骨組みだけの状態でなぜ潰れるのか理解できませんでした。

 農業関係に詳しい人の話では、積雪が数メートルになると雪の重みで雪が沈んで氷の様な状態になるそうです。その沈み込むとき引きずられて潰されるとのことでした。

 道路脇にパイプハウスがありました。ここでは今でも50cm程度の雪が残っていました。

桜のユッケ

2006-04-21 | 会津の食材と料理


桜(馬肉)のユッケを作ってみました。

 レタスを敷いた皿にリンゴの千切りを散らし、桜のユッケを載せました。

桜のユッケは馬肉のロースの千切りを、醤油、砂糖、酒、コチュジャン、ゴマ油、塩、胡椒、ラー油、で調整したユッケタレで和えました。

 好みで、卵の黄身を乗せ、イタリアンパセリを添えました。

 桜の刺身はもちろん美味しいのですが、ユッケも好評でした。

 次はタルタルステーキに挑戦します。

カニ玉

2006-04-16 | 食品加工(魚介)分室
 行きつけの魚屋さんで生きているケガニがありました。

 今回の蟹は少し大きい雄です。

 蟹の雌雄はふんどしを見ると解ります。

 雄は細く、雌は広い形です。




 調理方法は? 決まりません。




 とりあえず茹でることに、3%の食塩水で10分茹で、直ちに冷水で冷やします。




 かに玉にすることにしました。
 
 かに玉と言うと中華の蟹入り卵焼きで、甘酢の餡がかかった物を想像すると思いますが、あれは缶詰で十分です。せっかく生きのいい蟹ですので蟹の身とミソをを巻き込んだ卵焼きしてみました。





 通常の卵焼きです。





 中に蟹の身が白く、ミソが茶色ぽく入って入るのが解るでしょうか?

 プリットした蟹の身と濃厚なカニミソが美味しい卵焼きになりました。

 大根おろしを忘れずに。


桜が満開

2006-04-15 | 花や木々など


当地方は今日(4月15日)現在桜が満開です。



 ここは市の中心部を流れる新川の土手の桜並木です。

 家族連れ、恋人たちの散歩でにぎわっていました。



 青空ですと桜の色が強調されるのですが、生憎曇りですので、桜の花の色が出ていません。

桜の刺身

2006-04-14 | 会津の食材と料理


先日会津坂下町に行って来ました。この町は知る人ぞ知る馬肉が名産の町です。

 早速、ロースのブロック肉を購入しました。



 刺身にしてみました。とても柔らかく、牛刀では無理でしたので柳刃を使いました。

 会津では、からし味噌が一般的ですが、ショウガも捨てがたく、両方で食しました。

 両者甲乙付けがたく、好みの問題でしょう。

違和感

2006-04-12 | 会津の風景


会津の郊外を走行していると何と無く違和感を感じます。ガードレールがありません。 除雪の邪魔になるため設置しないとのことでした。「吹雪の時、田に落ちない?」との問いに、「雪の壁になるから落ちない」とのことでした。
 


アンコウの共酢和え

2006-04-09 | 食品加工(魚介)分室


 行きつけの魚屋さんに小振りですが、生きの良いアンコウがありました。

 アンコウの捌きは久しぶりです。まずタワシで表面の汚れとぬめりを落とします。 



 ひれと尾を切り落とします。  



 皮を剥いで、内臓を取ります。キモは大切に扱います。



 部位に切り分けたところです。アンコウは捨てるところがほとんど有りません。



 胃袋から出てきた魚です。タラとメヒカリでした。



 最後に残ったのが口です。鋭い歯がびっしり生えていますので、捌くときは注意が必要です。

アンコウで唯一食べられない部位です。



 アンコウの共酢和えです。

 身、鰭、皮、胃袋を茹で、キモと味噌、砂糖、酢で共酢を作り、和えます。

 あっさりとした身とコリッとした胃袋、ねっとりとした皮にキモの共酢が合います。

 当地方の代表的な郷土料理です。