遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

菜園の今(第1圃場)

2024-07-12 | 木工の部屋

 ズッキーニの第1ロットは終盤です。


 ジャンボ落花生、猛暑雨不足で欠株が目立ちます。


 ナスは収穫開始しました。


 シシトウ、紫唐辛子、ピーマン、パプリカ。

パプリカ以外は収穫開始。


 タカノツメと食用ホオズキ。


 パセリ、イタリアンパセリ、パクチー、青シソ。


 キュウリは収穫最盛期、第2ロットの定植間近です。


 サツマイモ5種類、雨不足で生育は遅れ気味。


 スイカ3種類は収穫開始、高温のため糖度は高いですが、花落ちも

多い。


 オクラは来週から収穫開始。


 ルバーブも早く収穫してジャムに加工しないと・・焦ります。

第1圃場は23種類の作物、品種単位で36種類(品種単位でサツマイモは5品

種ですので5とカウント)の作物を栽培しています。

 小規模直売所では、1生産者が多品目出荷する必要があります。

単一品目を栽培する(米農家、ネギ農家等)場合はその品目の肥培管理

だけを覚えれば済みますが、当農園のような場合は作物に応じた

肥培管理の知識が必要となり、情報検索、毎年の栽培記録記帳が大切となり、

ぼけ防止には最適です。


移動式ビニールトンネルを更新

2024-03-21 | 木工の部屋

 春先から初夏にかけての育苗にはビニールトンネルによる

保温が欠かせません。

 当農園では6年ほど前から移動式のトンネルを自作して育苗しています。


 6年前に作ったトンネルです、ビニールは2年に一回貼り替えています。

土台の木脇がかなり痛んできました。


 腐食が激しい物もありますのでとりあえず2台を更新することに

しました。


 材料は2×4材。

土台の木枠を作ります。


 ダンポールでトンネル枠を作ります。

ドリルが3台ありますが、1台は下穴用、ポール穴開け用、ビス打ち込み用

です。


 ビニールを張り、タッカーと防水テープで固定して出来上がりです。


 今回はとりあえず2台でしたが、あと2台更新が必要となりそうです。




プリメインアンプを交換

2024-03-10 | 木工の部屋

 テレビに接続してあるオーディオセットのうち、プリメインアンプを

交換しました。


 交換前のシステムです。

最初にオーディオシステムを揃えたのが1974年。

そのときのスピーカー(SX3Ⅱ)だけが現役で50年になります。

弦楽器と女性ボーカルがきれいですので手放せませんでした。

アンプとターンテーブル(カートリッジは約10年おき)は1983年に更新で

40年、最初の機材はエントリーモデルでしたので、

結婚前に買い換えようと購入。



 アンプはONKYOのIntegura A805

一般的なの普及機です。

 この頃右側の音が途切れることも有り、交換することにしました。


 購入したのはDENON PMA-390

所謂普及機で一般的な物。


 当初の裏側配線です。



アンプ、ブルーレイデッキ、DVDデッキ、ハードディスク、デジタルアナログ

変換器等の配線でカオス状態。


 アンプがデジタル対応となり、DVDデッキを外しましたので

配線もすっきりしました。

 

 早速音出しです。

SONGS の録画で薬師丸ひろこ。


 同じくSONGS 録画で中島みゆき。

女性ボーカルは問題ない音で満足。

明日は弦楽器主体のクラシックを楽しみます。





イノシシ対策のゲートを設置

2024-03-04 | 木工の部屋

 イノシシ対策として最後の仕上げに出入り口ゲートを設置しました。


 これまでイノシシ対策として、痛んだ杭の交換、防獣ネットの張り替え。


 有刺鉄線の設置を行ってきました。




 最後に出入り口の設置が残っていました。


 町道に面した出入り口にスクリュースチールメッシュを利用してゲートを

作りました。

 スチールメッシュを1×4材でサンドイッチにした構造で、外からの圧力に

耐えられように外開きにしました。

 最後にさび止めのペンキを塗って完成です。


 こちらは第2圃場に通じる裏口のゲートで構造は正面と同様です。

これでイノシシの侵入を防げると良いのですが。

アラジンストーブの芯を交換する

2024-02-27 | 木工の部屋

 約40年間使っているアラジンストーブの芯の遊びが無くなり、

燃焼が不安定になってきましたので、芯を交換することにしました。


 アマゾンで注文して2日後に到着。

ストーブをアトリエの作業台に運び、早速交換することに。


 内炎板と芯外筒、ダイアルカバーを外します。


 本体から芯とホルダーを抜き取ります。


 芯ホルダーに新しい芯をセット。


 芯を戻します。


 内炎板と芯外筒を戻します。


 つまみとクラッチハンドル、黄ハンドルを調整して芯の高さを合わせて

完了です。


 燃焼テストです。

きれいなブルーフレームが出ています。

 今回のアラジンストーブの芯交換には工具は一切使ってません。

交換時間は撮影しながらでしたので10分程度係りましたが、

交換だけでしたら5~6分あれば充分です。

それとアラジンストーブの芯は同じシリーズであれば初代のストーブから共通

(芯型式16LP)です。

 少し前、国産のCORONA製のストーブの芯を交換しました。

  コロナストーブの芯交換  をご覧下さい。

ドライバーが2種類必要で約1時間かかりました。

 新しいモデルが出ても基本的な部品が共通であることは

使用者にとってとてもありがたいことです。

 モデルが新しくなると部品が変わったり、廃版となった旧モデルの

部品が手に入らなくなるのが一番困ります。

 日本のメーカーには充分考えてもらいたいことです。

当家では圧力鍋はWMF(ドイツ製)を約40年以上使っています。

15年ほど前に新モデルが出ましたが、圧力鍋で最も重要な部品の

パッキンはモデルが変わっても同一の物が使えます。

 以前、国産の圧力鍋が各社から発売されました、そのうち現在も

販売されているのはどれだけあるでしょうか、友人で国産のR社の

圧力鍋を購入した人がいましたが、5年で廃版になり数年で消耗品の

パッキンが手に入らなくなり圧力鍋では無くなったと言っていました。


 価格が少々高くても人気のある商品は、基本性能、飽きないデザイン等は

あると思いますが、部品の永続性などのアフターサービスといった基本的な

設計・販売思想があるからだと思います。
 
 世界中で愛用されている名器と呼ばれる製品が、名器と言われるゆえんはこの

辺にあるのかも知れません。

 名器と呼ばれる物は購入時は高価でも長期間の使用に耐え、飽きが来ない

など長い目で見ればお得だと思うのですが。



  

イノシシ対策その2

2024-02-19 | 木工の部屋

 イノシシ対策の第2段を行いました。

前回は痛んだ杭の交換と、防獣ネットの交換でした。

イノシシは障害物を下から鼻で持ち上げて侵入しますので、

下部を有刺鉄線で防御することにしました。

 
 入り口脇のネットに有刺鉄線を2段に設置。


 市道側には排水の側溝があり、土砂流出防止の防護板が設置してありますので

 有刺鉄線は1段。


 東側空き地の防御板があるところは1段。


 防御板の無いところは2段に有刺鉄線を張りました。

下段は地面から20センチの高さにしました。

イノシシは下から潜りこむ性質がありますので、低く設置しました。


 市道側の出入り口


 空き地側の出入り口

この2カ所の出入り口対策が課題です。




 スチールのスクリューメッシュで扉を作ろうと考えています。

今週は天気が悪いとの予報ですので、その間に製作します。

正月の玄関飾りを作る

2021-12-30 | 木工の部屋

 正月の玄関飾りを作りました。

 毎年、注連縄から作るのですが、今年は保存しておいた稲わらがカビてしまい、

使えなくなったためイグサの御房を購入、輪飾りの台にしました。

材料は、ユズリハ、ウラジロ、庭の南天、ユズです。

 今日、30日にお飾りをかざりました。

 


孫用の階段ガードを作る

2021-11-22 | 木工の部屋

 年末年始に長男家族が帰省予定で、そうなると一歳半になる孫対策が大変です。

一番の危険箇所は階段です。

登っていって転げ落ちたら大変と言うことで、階段ガードの作成を依頼されました。

 材料はベイマツの24㎜角材と直径15㎜丸棒です。

木工は図面作成で制度が決まりますので、0.5㎜単位で設計します。

 部材を切り出し、丸棒のほぞ穴を開けます。

このときの穴は丸棒の直系より0.5㎜小さい穴を開けます。

丸棒の先端を面取りし、玄翁でたたいて木殺しすることで接合が強化されます。

 各部材を#240と#400でサンディングします。

 丸棒の受け穴に接着剤を塗ります。

 直角を確認しながら組み上げます。

 各角を面取りし、ドレッサーとペーパーで滑らかにします。

幼児が触るので特に慎重にサンディングします。

 蝶番で階段の柱に取り付け、ラッチを取り付けて完成です。

格子の間隔は幼児の頭が入らなく、かつミーニャンが通り抜けられる幅にしました。

 


ミーニャンの食卓を作る

2021-10-07 | 木工の部屋

 

 

 ミーニャンの食卓を作りました。

ミーニャンも10歳となり人間で言えば60歳程度になります。

今までは床に食器を置いて食べさせていましたが、猫の胃の高さに食器を置いて

食べさせると、食べやすく食べ戻しも少なくなるとのことで食卓をつくりました。

食卓の高さはミーニャンがお座りしたときの胃の高さ8cmにしました。

 材料はブラックウオールナッツとホワイトオーク。

接合はビスケットジョイント、ビスケットジョイナーでビスケットの溝を掘り、

ビスケットを差し込み、ほぞとほぞ穴の関係にします。

本来はほぞ穴を掘り、ほぞを差し込み楔止めにすると見栄えもするのですが、

角のみを持ち出し調整するのも億劫で、負荷の掛からない仕組はビスケットに

しています。

 接着剤を塗り組み上げ、はたがねで圧着します。

 塗装はオスモのノーマルクリアーによるオイルフィニィッシュ。

オイルサンディングで木目にサンディング滓とオイルを埋め込み、

砥の粉の役割をさせることで表面が滑らかに仕上がります。

  数日間放置してオイル臭をとばし完成です。

 ミーニャンも食べやすそうに食べています。

これでケポ(食べ戻し)が無くなると良いのですが。

 

 

 

 


収納用のベンチを組み立てる

2021-08-03 | 木工の部屋

 少し前ですが、家族の要望でベンチスタイルの収納庫を購入、組み立てました。

何処の家庭でも同じでしょうが、生ゴミを含むゴミを収集日まで保管するのは大変で

す。

 当家では物置や、私の作業場「遊木民のアトリエ」に保管していましたが、

野良猫の侵入に遭い酷い目にあいました。

 早急に保管場所を作るようにとの指示が有り、検討しました。

得意の木工で作ることも考えましたが野外での耐久性を考え、アルミ製のベンチ型

収納庫を購入し組み立てました。

 組み立てのマニュアルですが、不親切な記載です。

 電動ドライバー使用で実質組み立て時間は30分。

ただし一部は電動ドライバーのヘッドが邪魔で、小型ドライバーを使用。

 市規格のゴミ袋が5個入ります。

 家族には好評のようです。

次は右隣のスモーカー(30年前にロッカーを改造した燻煙器)を何とかしないと!!

 


衛生用品等のラックを作る

2021-07-10 | 木工の部屋

 当家の玄関から続く廊下の片面は天井まで作り付けの書架になっています。

祖父の国文学関係の書架でしたが、古くて傷んだ本、価値の低い本を整理し、

私の書籍と入れ替えています。

その書庫の前の廊下は幅が広いので、自作のベンチと市販のラックを置いていました

が、フラッシュ構造のため痛みが酷く、新しいラックの制作を依頼されていました。

 このところ雨の日が多く、農作業が出来ない日に作成してきました。

 まず要望に従って図面をおこし各部材の寸法を割り出します。

 自動カンナ盤で表面を削ります。

 両面を1mmづつ削ります。

 部材を切り出すテーブルソーの刃の直角を調整します。

木工で最も大切な作業です。

 部材を切り出します。

 切り出した各部材をサンディングします。

240番と400番の空研ペーパを使用します。

 今回のラックには重量物を入れることは無いので、仕組みはビスケット

ジョイントにしました。

ビスケットジョイナーでビスケットのほぞ穴を掘ります。

このときほぞ穴の中心を棚板のほぞ穴の中心と一致させることが重要です。

 棚板側にジョイナーで溝をほり、ビスケットを差しこむほぞ穴にします。

 ほぞ穴、ビスケットに接着剤を塗り、直角を確認しながら組み上げます。

ビスケットは圧縮された木材で出来ていますので、接着剤の水分で膨張し

接合強度が大幅に増強されます。

 さらにクランプ等で締め付け接着強度を上げます。

 組み上がりました。

塗装は木の質感を大切にするためオイルフィニッシュにします。

オイルはオスモカラーのノーマルクリアー。

 オイルを刷毛で塗ると言うより、染みこませていきます。

オイルが染みこむと木目が浮き出てきます。

 オイルが染みこんだなら、耐水性のペーパー600番でオイルサンディングを

します。

 このことにより表面がつるつるに仕上がり、表面の強度、耐水性もあがります。

 余分なオイルを拭き取り、十分に乾燥させます。

 乾燥したなら、最後に布で磨き光沢を出し、キャスターを取り付けて

完成です。

 ラックには各種マスク、消毒用アルコール、オスバン、グリセリン等

手指消毒用の消毒液の材料、各種清掃用品などが入ります。

隣のベンチは30年ほど前に作ったもので、材はベイマツとパインの集成材です。

オイルフィニッシュのため、経年変化で落ち着いた色になっています。

今回の材料も同じですので、だんだん同じような色に変化していくはずです。

家具はやっぱり無垢材です。


ダイニングテーブルをリフォーム

2020-11-28 | 木工の部屋

 約25年間使ってきたダイニングテーブルです。

25年前、増改築に合わせてテーブルトップを購入しました。

850×1800mm、厚さ35mmのタモの集成材のカウンターテーブル

で当時約8万円だったと思います。

 天板の裏にそり止めをつけ、脚を取り付けてダイニングテーブルとして使ってきました。

 片方が半円形になっていることから意外と多くの人数が座れます。

塗装はウレタン系のニスだと思うのですが、さすがに痛んできました。

 特に鍋を置いたりする、この部分の痛みがひどくなってきました。

この年末年始には「赤ちゃんが来るので何とかして」との家人からのオーダーで

リフォームしました。

 当初、電動カンナで表面を削ろうと思っていましたが、目違い払いの手間と

傷の深さを考慮して、サンダーで表面を調整することにしました。

マキタのサンダーとダストの吸引機です。

 #60,#120,#240、#400とサンドペーパーの番手を上げて

テーブルトップ等の表面を削って行きました。

 ひどい汚れのあった箇所も、すっかりきれいになりました。

 仕上げはオスモのノーマルクルアーによるオイルフィニッシュです。

どんなに高級な木材でもウレタンなどで塗装をしてしまうと、木材の感触では無く

科学物質の感触になってしまいます。

 私は木工をはじめて40年近くになりますが、木 本来の感触を大切にしたくて、

オイルフィニュシュにこだわってきました。

 大黒柱や上がりかまち、納戸の板戸などを米ぬかで磨いたのもオイルフィニィシュ

です。

 植物性の油が木材に浸透することにより、強度、耐水性が向上します。

 1回目の塗布です。

オイルがある程度浸透するのを待ちます。

 耐水性のペーパーサンド(#400)で表面をサンディングして表面を

なめらかにします。

その後一度オイルを拭き取り、再度オイルを塗布します。

 2回目のオイルを拭き取り24時間乾燥させ、ウエスでつや出しして完成です。

きれいな木目が浮き出てきました。

 指先に木の触感がダイテクトに伝わってきます。

家族も以前(購入時のニス塗装)より手触りが良くなったと言ってくれました。

満足のリフォームでした。

 今後は年一回のオイルの定期的な塗布を繰り返すメンテナンスが大切です。

汚れても表面を削れば新品に生まれ変わります。

これが無垢材の最大の特徴で、表面をだけを整えた合板との大きな違いです。

合板(突き板)の製品は安価ですがリフォームが出来ません。

無垢材はメンテナンスをしっかりすれば、何代にも伝えられる製品になります。

資源の有効活用が求められる今、原点に戻る必要があると考えています。

木が生きた年月より、長く使える家具を作ることが木工家の使命だと思います。 

 

 


可動式トンネルのメンテナンス

2020-04-02 | 木工の部屋

 野菜の育苗に使っている可動式のビニールトンネルです。

作成から4年、前回のビニール張り替えから2年がたち、

ビニールの透明度が落ち、破損も目立ってきました。

 ビニールの張り替えです。

古いビニールを剥がし、ポールの固定を強化しました。

 新しいビニールを張って完成です。

一基当たり約20分の作業時間でした。

今回は3基を張り替えましたが、あと2基を新規作成予定です。