遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

花山葵の醤油漬け

2008-04-29 | 食品加工の部屋
  花山葵が旬です。

  以前にも御紹介しましたが、あらためて花山葵の醤油漬けの作り方をお伝えします。





  山葵特有の「ツーン」とした辛味を出すのにはコツがあります。

  花山葵をフキンで包み、90℃のお湯をたっぷりかけます。






  包丁の背で満遍なくたたきます。

  このことで、細胞に傷を付け、辛味成分を引き出します。

  



  適当な大きさに切ります。  



  密閉容器に入れ、漬け醤油を用意します。

  漬け醤油は 煮きった日本酒 1 :  醤油  1  です。





  冷蔵庫で一晩おいて出来上がりです。

  辛味を出すのには90℃前後のお湯に短時間晒すのがポイントです。

  上記の方法以外に、90℃のお湯で短時間茹でてもOKです。


  暖かいご飯にのせて頂と、日本に生まれて良かったと思います。

  その他、細かく刻んで納豆に混ぜるのが好きです。

  和風ドレッシングに使ってのカルパッチョもお勧めです。
  



菜の花畑

2008-04-28 | 田舎の風景など

  郊外にある菜の花畑に行って来ました。

  減反した水田6,000㎡に栽培されています。





  いわき明星大学の「菜の花プロジェクト」で栽培しているとか。

  先日は「菜の花フェステバル」が開かれたようです。

  この後菜種油を絞り、揚げ油などに使った後はバイオジーゼルオイルになるとのこと。

  菜の花が栽培されている水田は油田だったのです?

    

春の漁港

2008-04-27 | 海辺の風景など

  久しぶりに漁港に行ってきました。

  しばらく時化が続いた後でしたので、漁港の活気はいつも以上でした。




  こちらは底曳き網漁船の競り。

  各種のカレイ類です。

  ナメタガレイ(標準和名:ババガレイ)、ニクモチ(ミギガレイ)、マコガレイ、オキヤナギ(ヒレグロ)、ヤナギムシガレイなど。





  こちらは、タラ、ミズタラ、ドンコ(エゾイソアイナメ)、ノドグロ(ユメカサゴ)




  
  メヒカリ(標準和名:アオメエソ)

  いわき市の魚になってから、人気が出て価格も以前の数倍になってしまいました。

  干物をカラアゲにするのが一般的ですが、生の天ぷらは又格別です。

  大型で鮮度の良いものは刺身や寿司ネタもお勧めです。





  イシモチ(シログチ)、ヤリイカ






  ショウサイフグ、リーズナブルな価格で庶民でも頂けます。

  但し捌きはプロにお任せです。






  高級魚ヒラメの天然ものです。

  でもこの大きさなら庶民でも手が出せそうです。


高原の放牧場

2008-04-26 | 田舎の風景など
  福島県で一番桜の開花が早いいわきでも、高原ではこれから開花です。





  ここはいわき市外れにある「芝山牧野」、牛の放牧場です。

  



  冬の間牛小屋の中で飼われていた牛たちが集まってきました。

  これから秋まで、放牧場で自由に草を食べて過ごすことになります。





  
  放牧前の検査も終わって、「早く放してよ!!」と言いたげな顔です。





ゲートが開くと一斉に走り出しました。





  先に放されていた馬たちが、新参者をじっと見ています。






  これから半年間、広い牧場で自由に過ごすことができる喜びが伝わって来ます。

  

ニシン鉢

2008-04-24 | 会津の食材と料理


  ニシンの山椒漬の記事でニシン鉢に漬ける、と記載しました。

  以前、会津でニシン鉢を撮った記憶があり、記事の中で紹介したいと思い、探したのですが見あたりませんでした。

  今日、外付けのHDを整理していたところ偶然に見つけました。

  会津本郷焼きのニシン鉢です。

  小さい物でも4~5千円程度、大きい物になると数万円はします。
  

鰊(ニシン)の山椒漬け

2008-04-20 | 会津の食材と料理
  山椒の若芽が萌えてきました。

  筍、縮緬ジャコとの組み合わせが嬉しい食材です。




山椒の若芽とミガキニシンを醤油と酢で漬けこむ、ニシンの山椒漬けです。

  会津では何処のスーパーでも売っていたのですが、いわきでは大きなスーパーでも見かけません。


  やはり郷土食なのでしょう。

  材料は ミガキニシン、酢、醤油、日本酒です。






  伝統的には鰊鉢といった専用のつけ込み鉢が有りますが、タッパーで代用です。





  身欠きニシンと山椒の若芽を交互にはさみ、漬け込みます。


  最後に、調味料を注ぎ、重しをして冷蔵庫で保管します。

  調味料は以下のとおりですが、お好みで調整して下さい。

  醤油 1
  
  酢  1

  酒  0.5


  
市販品はこちらです。


春の嵐

2008-04-19 | 海辺の風景など
  昨夜から「いわき」は嵐の中です。

  大雨、洪水、暴風、波浪の警報が出ています。

  昨夜の風はものすごく、当家のアンテナ1本が倒されてしまいました。

  風が収まってから屋根に上って立て直しです。






  漁港も漁ができないため人影もなくひっそりしています。






  港の中は波が穏やかなため、カモメの集団が羽を休めていました。






  こちらは一級河川「夏井川」の河口です。

  先日まで閉塞していた河口も高波で開口したようです。

  お陰で周囲の農地も冠水を免れたようです。




  
  河口近くの砂浜にはカモメの大集団が・・・。

  こんなところで嵐を凌いでいたとは初めて知りました。

  海鳥とはいえ、嵐の海は無理なようです。



コノシロを捌く

2008-04-13 | 食品加工(魚介)分室
  行きつけの魚屋さんで先週購入した魚です。

  マサバ、タラ、ヒレグロ、ホウボウ、コノシロ

  合計1,600円

  海水温も上昇してきたようで魚種も増えてきました。




  コノシロと言う魚を知っていますか?

  コハダはコノシロの小さい時の呼び方、その前がシンコ

  何れもスシネタとして使われます。

  コノシロも酢締めにしないと味の出ない魚です。





  ウロコをひき、頭と腹をとります。






  三枚におろし、腹骨をすきとります。
  




  バットに身を上にして並べ振り塩をして、冷蔵庫で1時間ほど締めます。

  この時バットを傾けておきます。

  魚から出た水分を切るためです。






  魚からかなりの水分が出ているのが分かるでしょうか。






  水気を切って、酢に漬けます。時間は大きさと好みで変わりますが30分~1時間程度でしょうか。

  生酢の他、加減酢(砂糖や昆布出汁を加える)などで好みの〆加減に。

  にぎり寿司は勿論、ばら寿司、酢の物と合わせても美味しいです。


イボダイの酢締め

   
  寿司1
  

  寿司2


  寿司3


  




桜が満開

2008-04-12 | 花や木々など



  いわきは今、桜(ソメイヨシノ)が満開です。

  先週の日曜日に7分咲きになったのですが、その後水曜日あたりから寒気が入り、最高気温が12~13℃と3月中旬の気候に逆戻りしていました。

  そのおかげで、桜の花が長持ちしました。

  今日は朝から晴れて気温が上がり、絶好のお花見日和です。


 

  
  ここは、いわき市平の新川の堤防の桜です。

  恋人同士や、家族連れが桜のアーチの下を散策していました。

  お昼頃にはお弁当を広げるグループも出てきそうです。

  いわき市平でのもう一カ所の桜の名所が松が丘公園です。

  本数も多く、見事なのですが、駐車場が少ないため断念しました。





  桜には青空が似合います。


タイヤ交換

2008-04-06 | 田舎の風景など
 

  二年間使ったスタッドレスタイヤもかなり摩耗してしまいました。

  会津では無理でも、いわきの淡雪ではあと1シーズンは持ちそうです。

  クロスーバーレンチと油圧ジャッキのお陰で、四本の交換を25分で終えることが出来ました。