遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

保安林

2011-11-26 | 東日本大震災


   いわき市の沼ノ内地区です。

   大震災に伴う大津波で甚大な被害が出ました、亡くなった方も・・・。

   この地区は高い防潮堤がありましたが津波はそれを乗り越えました。





   こちらはその北側に位置する、諏訪原地区と下原地区です。

   こちらは沼の内地区と比較して被害は少なかった様です。

   車が流されたり、床上まで浸水したり、一階を津波が通り抜けたりといった被害は数多く見られましたが、

   沼の内地区のような全壊家屋はほとんど無かったようです。

   その違いは保安林(防風、防潮、防砂)のおかげだと考えられています。





   もともと白砂青松で有名で、日本の松100選にも選ばれています。

   中を道路が通っていますがこの道路は戦後に作られた道路です。

   それでも広いところでは奥行き50m程度の黒松林となっています。

   この保安林が津波の破壊力を弱めたようです。





   津波の影響で道路はかなり傷んでおり、完全に流失した箇所もありました。

   しかし松林は無事でした。




   山火事防止の看板でかなり古いものです。

   これからも大切にしたい、先人からの遺産です。


 

柚子胡椒をつくる

2011-11-23 | 食品加工の部屋


  寒気が入るようになり、菜園の唐辛子も色づいてきました。

  本日の収穫物です。

  赤いのは天日干しで赤唐辛子に、青い唐辛子は柚子胡椒にすることにしました。

  大分県をはじめ九州地方の調味料でしたが、今では全国区、チューブ入りも売られてます。

  新鮮な柚子と青唐辛子が手に入ったならお試し下さい。

  チューブ入りとは香りが違います。





  材料は柚子と青唐辛子と塩だけです。






  青唐辛子はへたと先端を切り落とし、縦半分に切り、種を取り除きます。

  このとき必ず使い捨てのゴム手袋を着けて下さい。

  素手で扱うとあとでとんでもないことになります。

  柚子は半分に切り、レモン絞りで果汁を絞ります。





  柚子の皮はおろし金ですり下ろします。

  柚子は青い柚子がベストですが、黄色く熟した柚子でもOKです。





  ミキサーに材料を投入、味を見ながら塩を加えていきます。

  何度も味見すると下が麻痺してきますので、2~3回で決めたいものです。





  塩味の最終チェック。





  すぐに使う以外のものは製氷皿で凍結し、保存します。

  おでん、焼き鳥には無くてはならないものになっています。









サクラ(馬肉)のユッケ

2011-11-20 | 会津の食材と料理



   とんでもない焼き肉チェーン店のずさんな衛生管理により、事実上牛肉のユッケは消滅しました。

   サクラ肉はしっかり衛生管理されていて安全です。

   先日、会津坂下町に行ったとき馬肉専門店で、ブロック肉を購入してきました。

   それを使った「サクラのユッケ」です。






ショーケースは90%サクラ肉です。




   定番の腿肉の刺身





   レバの刺身



   切り落としなど



   ハツや、切り落としのブロックなど、腕自慢には最高の食材がそろっています。




   モツの湯がき。

   このままでも、そして煮込みにも。





   サクラ鍋にはこちらの肉がお勧め。



   ユッケにはモモ肉のブロックをスライス。



   さらに細切りにして。



   レタスを敷き、サクラを、そして林檎の細切りと卵黄をトッピング。

   好みのたれで頂きます。

   合わせる酒はもちろん純米酒。

大震災から8ヶ月

2011-11-19 | 東日本大震災
   大震災から8ヶ月が過ぎました。

   長かったのか、短かったのか解りません。

   震災と津波からは短かったような、原発事故からは長かったと言うのが実感です。

   波消しブロックが津波で流されています。





   いつも訪れる漁港も甚大な被害を受けました。





   漁協の事務所は基礎を残して跡形もありません。





   岸壁には大破したクルーザーが放置されています。





   当地方の津波は南東方向からきたようです。

   その方向の防波堤が完全に崩壊しています。

   遠くに見えるのが塩屋崎灯台。





   難を逃れた漁船が係留されていますが、原発事故以来漁は行われていません。





  1年前の漁港の様子です。

  






   常磐沖の豊穣な海が汚染されてしまいました。

   根付きの魚、底魚などで暫定基準値をオーバーする測定値がみられます。

   何時になったら以前のような海に戻るのでしょうか? 

   

ごんぼ祭り

2011-11-14 | 会津の食材と料理


  11月12日(土)に会津坂下町の立川地区で開催されている「ごんぼ祭り」に行ってきました。

  立川ごぼうは会津の伝統野菜で、唯一のアザミ葉のごぼうです。

  特徴は香りが高く、柔らかですが入りにくく、グルタミン酸の含量が多いのが特徴です。 





  会場では無料の「ごんぼ汁」が振る舞われていました。





  ごんぼのおにぎりが2個で200円。





  休息所では「ごんぼ汁」と「ごぼうのおにぎり」を。





  こちらは加工グループ「百姓HOUS}のコーナー。

  立川ごぼうの加工では数々の賞を受賞しています。





  昼食メニューも 




  こちらは「やまひろファーム」、各種のジャムが美味しいです。





  もちろん帰りには「立川ごぼう」を購入、2kgで900円は産地の直売ならではの価格です。



会津から

2011-11-12 | 会津の食材と料理


  先ほど、会津から帰ってきました。

  今日(12日)と明日、会津坂下町の立川地区で行われる「ごんぼ祭り」に行ってきました。

  本日の買い出し?  の一部です。

  詳細は、明日以降の記事をご覧下さい。

  往復400kmは疲れた・・・・。
 

上野の藪で蕎麦前を

2011-11-05 | 蕎麦の部屋


  お江戸での買い物を済ませ、昼過ぎに訪れたのは上野の「藪そば」。

  何時行っても込んでいます。

  午後の遅い時間が狙い目。





  早速「蕎麦前」をオーダー、突き出しは「蕎麦味噌」。

  甘い江戸味噌に辛汁、砂糖、煎ったソバのむき身を加え練ったもの。

  時々、作って見ますがこの味にはなりません。

  これだけで一合は軽くいけます。





  つまみで注文したのは「いたわさ」、蕎麦屋の定番です。




 
  定番のつまみ。





  その他にも。





  家族が注文した「鴨蕎麦」、私も良く作る家族も大好きな蕎麦です。

  冷たい蕎麦を熱い鴨汁でいただきます。




  私は定番の「もり」、藪特有の辛口できりっとしは辛汁が好みです。


お江戸での買い物

2011-11-02 | 燻製の部屋


  お江戸での二日目はそれぞれ買い物、家族は衣料品を、私は燻製用の材料を。

  ここは池袋の「東急ハンズ」。





  向かった先は3階の燻製用品売り場。





  羊腸などケーシングが見えます。





  購入したのは「脱水シート」、羊腸の細と中太、ウインナーソーセージ用です。

  そして「浸透セロファン」ロースハムなどのケーシング用です。


  その後、木材や工具売り場をながめてまわりました。

  待ち合わせの時間まであっという間の3時間でした。