遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

お土産用等のベーコンを作る

2024-04-27 | 燻製の部屋

 連休中に帰省する家族や、親戚のお土産用にベーコンを作りました。

行きつけのスーパーで第2・4土曜日は肉のびっくり市と言うことで

肉がかなり割引で販売されます。

 ベーコン・ハム等を作るときはその日を起点に作業計画を立てています。

今回は豚バラブロック肉3kg強を購入しました。

4%の塩、2%の砂糖、ブラックペッパーをすり込み、10日間塩漬。

2時間半塩抜き、4時間乾燥後燻煙しました。

チップはクルミとチェリー。


 燻煙後肉の中心温度65度で30分加熱殺菌。


 冷水で冷却、水分を拭い冷蔵庫で3日放置して燻煙臭を落ち着かせて

完成です。

 ラッピング包装して保冷バックに保冷剤と共に入れて贈答用にしています。




肩ロースハムを作る

2023-07-30 | 燻製の部屋

 お使い物用に肩ロースハムとベーコンを作りました。

 一週間塩析(塩、砂糖、ブラックペッパー)し、2時間塩抜き、4時間乾燥した肩ロース

です。

 ハムに整形します。

材料は浸透セロハン(煙の成分を通すセロハン)と5mmのたこ糸。

 整形完了です。

 燻煙はヒッコリーで3時間。

 燻煙直後の肉の中心部の温度です。

50度では殺菌になっていませんので、温水殺菌します。

 70度の湯温で、肉の中心温度が65度30分を保持して完了です。

この後冷水で冷却、冷蔵庫で2日ほど燻煙臭を落ち着かせて完成です。

 


ベーコンを作る

2022-12-15 | 燻製の部屋

 年末のお使い物を含め約3kgのベーコンを作りました。

 豚バラ肉に粗挽き胡椒、塩4%、砂糖2%が標準です。

 豚バラのブロック肉(これで約1.3kg)に粗挽きの胡椒を、塩と砂糖の混合を

すり込みます。

 ビニール袋に入れ、冷蔵庫で(天地かえしをしながら)約10日間熟成させます。

 今の季節ですと、2時間半塩抜きして、3時間程度乾燥(表面が乾くまで)し

燻煙(3時間程度)します。

 燻煙完了です。

 自家用は非加熱でも良いのですが、お使い物は加熱殺菌します。

肉の中心温度が65℃で30分間保持が目安です。

お湯の温度が70℃以上にならないように加熱します。

 ペーパータオルで包んで冷蔵庫で一晩水分を落ち着かせます。

 皿にラップで包んで、3日ほど冷蔵庫で保存。

味の均一化と燻煙臭を落ち着かせ完成です。

ラッピングしてお使い物にします。

 

 


ペッパーベーコンを作る

2022-10-09 | 燻製の部屋

 ベーコンの在庫が切れたとのことで、ペッパーベーコンを作りました。

 材料は豚バラ肉に粗挽き胡椒、塩、砂糖のみ、発色剤やその他の添加物は無し。

 まず、粗挽き胡椒をたっぷりすり込みます。

 次に重量の4%の塩、2%の砂糖を混合します。

 すり込みます。

しばらくすると、肉の腰が無くなります。

ビニール袋に入れて10日間、天地返しをしながら熟成させます。

 スモーク、殺菌をして出来上がり。

 2日ほど冷蔵庫で燻煙臭を落ち着かせて、用途別にカット。

冷凍保存します。

 お使い物などを含めて、年間10~15kgほど作っています。


ビーフジャーキーとポークジャーキーを作る

2022-04-10 | 燻製の部屋

 酒肴用のビーフジャーキーとポークジャーキーを作りました。

 国産牛の腿ブロック肉を5mmの厚さに切ります。

 ピックルは醤油、砂糖、塩、ブランディー、ブラックペパー、ショウガ、ニンニク

 揉み込んでビニール袋に入れ24時間浸漬、流水で軽く洗います。

 同様に豚腿肉を処理。

 干し網で半日風乾。

 ヒッコリーで3時間燻煙

 80℃で15分殺菌

 肉の旨味が味わえるジャーキーに仕上がりました。

小分けして冷凍保存しておきます。

 

 


ポークジャーキーを作る

2022-01-28 | 燻製の部屋

 ビールのアテに最高のポークジャーキーを作りました。

 材料は国産の豚腿肉。

 5㎜の厚さにスライスします。

漬け汁(ピックル)は醤油、砂糖、塩、ブランディー、ニンニク、ショウガ、ブラックペッ

パー

 ビニール袋に詰め、ピックルを揉み込み冷蔵保存。

 24時間つけ込み、水洗いし、水気を拭き取り、干し網で24時間風乾。

 燻煙器に入れ、30℃で3時間乾燥。

 ヒッコリーのチップで1時間燻煙。

 70℃のオーブンで15分間加熱して殺菌。

 繊維に沿って裂いていただきます。

これには満足!!!!!!、ビールが進みます。

ウイスキーにもばっちりです。

 市販のスパイス味だけのジャーキーとは別物で、肉の旨味がしっかりしたジャーキーに

仕上がりました。

 野外での風乾ができる今の時期が、制作にはベストシーズンです。

燻煙はスモークウッドを使えば段ボールでも出来ますし、古い鍋で熱燻すれば殺菌も

同時に出来ます。

 燻煙しなくても美味しいですよ!!

 


レバーとタンの燻製で一杯(今日の酒肴)

2021-09-18 | 燻製の部屋

 この日の酒肴は先日作ったレバーとタンの燻製。

合わせた酒はブラックニッカのDeep Blendのオンザロック。

自家製燻製の酒肴で一杯は至福のひとときです。

燻製は道具を揃えるのが大変と思われますが、段ボールで簡単にできます。

詳しくは過去記事  ダンボルで燻製 をご覧ください。

 


スモークド・レバーを作る

2021-09-14 | 燻製の部屋

 久しぶりにスモークド・レバーを作りました。

 使うのは新鮮な豚のレバー

 4cm程度に細く切ります。

 1%の食塩を加えた牛乳に2時間ほど浸漬し血抜きをします。

 ピックル(漬け込み液)は醤油、酒、ニンニク、胡椒

 ビニール袋に漬け込み、冷蔵庫で5日間浸漬します。

 透けこみ液を2倍に薄め、70℃で15分間ボイル。

その後流水で冷却します。

 2時間燻煙。

 冷蔵庫で2日間燻煙臭を落ち着かせて完成です。

 


ベーコンとスモクド・タンを作る

2021-09-12 | 燻製の部屋

  家族からベーコンのストックが切れそうとのこと、酒肴のスモークド・タンも

作りました。

 タンに塩をすり込み、ぬめりを取ります。

本当は牛タンでやりたいところですが、高価(一本4,000円程度)ですので

豚タンで庶民は我慢です。

 4%の塩、2%の砂糖、ブラックペッパー、ニンニクをすり込み、浸漬します。

 タンは30分、ベーコンは2時間ほど塩抜きしたあと乾燥させます。

 タンで2時間、ベーコンで3時間燻煙します。

チップはヒッコリーとアップルを1:1に混合。

 加熱殺菌です。

 湯温は70~75℃

     肉の中心温度を測るのに欠かせないのがミートサーモメターです。

 手前が金属ケース入りの油温計、奥が肉の最も厚いところに刺した

ミートサーモのセンサー部分です。 

肉の中心温度を67℃30分間保持して殺菌完了です。

 肉の殺菌は63℃で30分と同程度とされ、65℃では20分、

67℃では12分とされていますが、安全率を2倍にとり上記の時間にしています。

 

 


ベーコンとスモークドタンを作る

2021-04-12 | 燻製の部屋

 ベーコンの在庫が切れたとのことで、ベーコンを1.5kg

ついでに酒肴用に豚タンの燻製も作りました。

 今、低温調理がトレンドだとか、しかし豚肉は人畜共通の原虫や細菌が多いので

肉の中心を65℃を30分、68℃で15分以上保持する殺菌が必要です。

左のミートサーモで肉の中心温度を測ります。右の温度計(金属ケース入り)は湯温測定

用、湯温を80℃以上に上がらないようにします。

 


ベーコン・ハムなどを作る

2020-11-21 | 燻製の部屋

 在庫が切れたとのことで、ベーコンと肩ロースハムを作りました。

  10日間塩析しておいた豚バラ肉と肩ロースの塩抜きをします。

ため水で2時間半、途中で3回ほど水を替えます。

 干し網に入れ表面を乾燥させます。

 肩ロースは浸透セロファン(燻煙成分は通す)で包み整形します。

 3mmのたこ糸で整形します。

 燻煙器にセットします。

酒肴ようにタコと蒸しホタテも一緒に。

この燻煙器スチールロッカーを改造した物で、約30年使っています。

だいぶ老朽化してきましたので木製の燻煙器を作成する予定です。

 燻煙は約3時間、チップはリンゴを使いました。

 75℃以下の湯温で、肉の中心温度が65℃以上を30分保つようにして

加熱処理します。

 冷水で冷却、水分を拭き取り冷蔵庫に3日間放置し燻煙臭を落ち着かせて

完成です。

 肩ロースハムの断面です。

ロースハム、ボンレスハムも作りますが、個人的には方ロースハムが好みです。


ベーコンやハムなど

2019-08-30 | 燻製の部屋

  少し前になりますが、帰省する家族や親戚の皆様のために

  ベーコンなどの燻製を作りました。

  酒肴にした燻製です。

  豚のタンと肩ロースハム、ビールにぴったりです。

  付け合わせは自家製のピクルス。

  これがまた美味い。

  燻製の作り方は、塩析、塩抜き、乾燥、燻煙、殺菌。

  中心温度67℃で30分の殺菌です。

  市販の物とは別物です。

 


お土産用のハムとベーコンを作る

2019-05-03 | 燻製の部屋

  肩ロースです。

  10日間、塩、砂糖、ブラックペパー、セージで塩漬けしました。

  塩抜き後、2時間ほど風乾。

   浸透セロファンでケーシング。

  3mmのtたこ糸で整形。

   約3時間燻煙。

  肉の中心温度を68℃で30分間の殺菌をして出来上がりです。

 

 


ベーコンを作る

2018-08-17 | 燻製の部屋

 

  お盆前にお使い物も含めてベーコンを作りました。

  塩は重量の4%、砂糖は2%、粗挽きのブラックペッパーとセージ。

 

 

  すり込んで10日間冷蔵庫で寝かせます。

 

 

  チップはリンゴを使い、燻煙時間は3時間。

 

 

  肉の中心温を70℃で30分保って殺菌します。

  この時お湯の温度を80℃以上に上げないようにします。

 

 

  冷水で粗熱をとり、ラップして冷蔵保存します。

  お盆にお出でになった皆さんへのお土産になりました。


鶏ハムを作る

2018-07-30 | 燻製の部屋

 

  スーパーに青森県の銘柄鶏がありました。

  普通のブロイラーの2倍程度しますが賞味期限が近いので4割引きになっていました。

 

 

 

   鶏胸肉にホワイトペパーと塩、砂糖をすり込み冷蔵庫で2日間寝かせます。

 

 

   溜水で1時間塩抜きです。

 

 

  ラップで包んで整形します。

 

 

   肉の温度が75度まで上がったら、30分加熱して出来上がりです。