遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

国産大豆のおから

2008-05-31 | 食品加工の部屋
  先日御紹介した社会福祉法人の授産施設「工房ケヤキの」で頂いた「おから」を炊いてみました。





  毎週土曜日、ハーブ園に「工房けやき」が出店しています。

  いわき産の大豆と天然のにがりだけを使用しています。





  私の好きな「青まめのザル豆腐」です。




  
  滑らかな舌さわりと濃厚な大豆の旨味、そして甘みが感じられます。
 




  
  サービスで頂いた「おから」を炊いてみました。

  具は、ヒジキ、ニンジン、竹輪、サヤエンドウです。

  以前の牛乳を使った「しいとりおから」はこちらです。

ハーブ園の朝市

2008-05-27 | 田舎の風景など
  土曜日の朝開催される朝市です。

  もうすでにかなりの人が集まっています。

  常連さんでは開店前から待っている人もいます。





  露地物が多いため、このごろやっと品揃えが良くなってきました。

  それにしてもほとんど、50円、100円のワンコインです。






  お花は人気で開店後30分程度で売り切れてしまいます。

  近頃の物価上昇が半端で無いだけに、嬉しい価格です。





  近頃は野菜だけでなく、魚屋さんも出店したようです。

  この日はメヒカリとヤナギガレイの干物がありました。





  こちらは社会福祉法人の授産所「工房けやき」の大豆製品です。

  国産(いわき産)の大豆と、天然のにがりで作られた豆腐は、豆の香りと味がしっかりします。

  中でも私の好みは「青まめのザル豆腐」です。

  豆腐を買うと欲しい人には「おから」がサービスされます。

  この「おから」がまた美味しいのです。

  その記事は後日に。

イチゴ酒

2008-05-25 | 食品加工の部屋
  イチゴもそろそろ終盤を迎えたようです。

  市場には規格外のイチゴが格安で出回るようになりました。

  ジャムや果実酒にはもってこいです。

  家族からイチゴ酒のオーダーが入り、作成しました。


  イチゴジャムはこちらです。





  1週間が経ちました。

  イチゴの色がすっかり抜けています。

  



  ペットボトルに移し替えます。

  長く漬けておくとイチゴが崩れ、濁ってしまいますので、漬け込む時間は1週間が適当です。

  分量は以下の通りですがお好みで加減して下さい。


  イチゴ(小粒なもの)    4パック

  氷砂糖         600g

  35度の焼酎      1.8リットル

  レモン   好みで   1~3個


  イチゴは小粒な物ほど全体での表面積が大きく、色素の量が多くなります。

  従って色が濃くなります。

  イチゴが安い今がお勧めです。


  
 

野菜の間引き

2008-05-24 | 田舎の風景など

  菜園の野菜も次々に発芽してきます。

  初期の野菜の生育管理で大切な作業に間引きがあります。

  発芽した後、そのままにしておくと大きくなれず、ヒョロヒョロの野菜になってしまいます。






  隣の葉とふれあわないように何度か間引いてやります。






  こちらはチンゲンサイ、発芽直後に一度間引きましたが、また混んできました。




  
  再度葉がふれあわない程度に間引きました。

  間引いた野菜はサラダや、みそ汁も身の有効活用します。

  春の間引きと、秋の間引きは方法が違いますが、詳細は追って記載します。

  春は大きく育った物を間引きます。

山菜の天ぷら

2008-05-20 | 食品加工の部屋


  山間部の直売所に寄り、山菜を購入しました。
  
  左から、コゴミ、タラの芽、山ウドです。

  「タラの芽」が大きいと思われるかも知れませんが、普通市場に出回っている「タラの芽」はふかし栽培と呼ばれる栽培物です。

  冬にタラの木の芽のついた処を輪切りにして、温室で発芽させた新芽です。

  大きさは長くて5cm程度です。

  この画像にあるタラの芽は、天然のタラの木の芽を摘んだ物で、ふかし栽培の物とは全く違います。

  香り、味は比べ物になりません。





  山菜は天ぷらがお勧めです、少々のアクはとんで、美味しくなります。

  黒っぽいのが「タラの芽」、緑の物が「ウドの新芽」です。





  その他、左上から時計回りに、メヒカリ、コゴミ、タラの芽、青海苔、エリンギです。

  春の味覚を堪能しました。

鰆(サワラ)の捌き

2008-05-18 | 食品加工(魚介)分室

  魚偏に春と書いて「鰆」、文字通り春の魚です。

  購入した鰆はまだ小さく、「サゴチ」と呼ばれる幼魚です。




  頭を落とし、内臓を取り出し、水洗いしたところです。






  3枚におろします、身がしっかりしているので捌きやすい魚です。






  幽庵漬けにすることにしました。

  適当な大きさに切り分け、密閉容器に入れ、幽庵地をはり、冷蔵庫で1晩漬け込みます。

  幽庵地は  醤油 1 : 味醂 1 :  酒 1です。

  春を告げる軽やかで美味しい魚です。

摘み取りイチゴ園

2008-05-17 | 田舎の風景など

 先日、イチゴのつみ取りができるイチゴ園に行ってきました。

 ご覧のように美味しそうなイチゴがたくさんなっていました。






 ここの栽培方法は「高設栽培」といって人の胸ほどの高さのベッドにイチゴが植えられており、つみ取るにしゃがまなくて済みます。

 子供達には目の高さにイチゴがあるので、つみ取るが楽で楽しそうに摘んでいました。





  品種は「章姫」、「べにほっぺ」、「ふくはるか」で「ふくはるか」は福島県の農業試験場が開発したオリジナル品種だそうです。

  3品種の中では「ふくはるか」が一番美味しいと思いました。


若芽(ワカメ)採り

2008-05-10 | 海辺の風景など
  先週の大潮の日です。

  干潮時で、磯が姿を現していました。



  
  この時期の大潮は一年の中でも最も干満の差が大きいようです。

  ムラサキイガイです。

  小さくても美味しい出汁がとれ、味噌汁にすると美味しい貝です。

  大潮の磯はこちらをご覧下さい。


  磯の生物はこちらをご覧下さい。





  お父さんに連れられ、磯遊びです。

  私も子供達が小さい頃、よく磯遊びにつれてきました。

  磯の生き物を観察していると、時の経つのも忘れるようした。

  こうした経験が、後での興味の持ち方、考え方に大きく影響しているように思えます。





  少し沖ではワカメを採っている人がいました。





  この時期のワカメは文字通り「若芽」でとても柔らかく、美味しいのです。





  こちらの磯でも、何人かが鎌を持って若芽を採っていました。

  



  何か餌になる物があるのでしょうか?

  磯の外れでは、カモメとカラスがにらみ合っています。

  海草の間で、蟹が動いていましたので多分蟹が狙いなのでしょう。

  海辺でのにらみ合い、どちらに分があるのでしょう?




鰊(ニシン)の山椒漬け

2008-05-07 | 会津の食材と料理
  2週間前に漬け込んだ「鰊の山椒漬け」が食べ頃となりました。

  生臭かった「身欠き鰊」も酢と醤油、日本酒、さらに山椒の作用で、全く気にならなくなっています。

  今更ながら先人の知恵には脱帽です。

  新鮮な魚介類が手に入らなかった会津では貴重な保存食で、ご馳走だったことがしのばれます。


  現代では珍味と言われるのでしょうが、日本酒にぴったりの肴だと思います。


以前の記事はこちらです。

  ニシンの天ぷらはこちらです。
  

ベーコンとビーフジャーキー

2008-05-06 | 燻製の部屋
  連休後半は単身赴任中はあまり入れなかった、アトリエ(と呼んでいる木工所、兼燻製所、兼物置)の整理をしています。

  各種工作機械のメンテナンスと同時並行的に、これも品切れ近くなっていた「ベーコン」と、「ビーフジャーキー」を作りました。




  
  単身赴任中は時間のかかる燻製類は、なかなか作る暇がありませんでした。

  ベーコンの在庫も尽きかけていました。

  今回は応急的にベーコン2kg、ロースハム1kg、ビーフジャーキー700gの作成です。

  燻材は冬の間に剪定した庭のプルーンとチェリーです。





  発色剤は使っていませんので色はくすんでいますが、味は最高のベーコンです。





  こちらは今回初めて御紹介するビーフジャーキーです。

  市販のビーフジャーキーは調味料と香辛料の味がきつく、肉本来の味わいが全く楽しめません。

  その点、自家製は自分好みの味に仕上げることができます。

  これからビールの季節には嬉しいつまみです。

  作成方法については後日掲載したいと思います。


  ベーコンの作成はこちらです。