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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

イチゴジャムを作る

2025-05-10 | 食品加工の部屋

 イチゴジャムを作りました。


 知り合いのイチゴ農家さんから4kgのイチゴを購入しました。

品種は福島県のオリジナル品種「ふくはる香」。


 一箱2kg入りで、規格外のイチゴが詰められています。

イチゴも5月に入ると大きさも形も不揃いになってきます。

そのようなイチゴを加工用として安く販売しています。

もちろん充分生食出来るイチゴです。


 ヘタを取り、大きさにより分けます。

右が比較的大きい物、左は比較的小さい物です。

一回に2kgを加工します。


 大きいイチゴ1kgを鍋に入れ加工するイチゴ全部(2kg)分の

グラニュー糖を入れます。


 イチゴの原型が無くなる程度まで加熱します。


 そこに残りの小さいイチゴを投入します。


 加熱していきます。


 イチゴの原型が保っている状態で加熱終了です。


 殺菌した保存瓶に詰め、蒸気殺菌します。


 2kgのイチゴで250ml瓶 8本のジャムが出来ました。

当家の鍋は一回に2kgが限界ですので、もう一回造り計16本ジャムを

作ります。

 この作り方はハーフプレザーブスタイル(半分果実の原型が残っている)

で市販では中々見かけませんので、 お使い物などにすると喜ばれ、

重宝します。


花ワサビの醤油浸け

2025-05-01 | 食品加工の部屋

 福島県伊達市産の花ワサビで今の時期しか手に入りません。


 花ワサビを3~4cm程度に切ります。


 笊にとり熱湯を素早く掛け回します。


 すぐに冷水で冷却


 水気を切って保存瓶に詰めます。


 煮きった酒と醤油を1.5:1程度に合わせ漬け込み、

冷蔵庫で保存します。

 箸休めやお茶漬け、ドレッシングや納豆の薬味としても重宝します。



干し芋の残渣でスイートポテトを作る

2025-02-16 | 食品加工の部屋

 前の記事で作った干し芋の残渣(蒸し芋の外側を削ったもの)で

スイートポテトを作りました。


 材料です。

蒸したサツマイモの皮を剥ぎ、芋の外側を削った物、卵黄、卵白、

グラニュー糖。


 卵白にグラニュー糖を加え、メレンゲを作ります。


 サツマイモにメレンゲを混ぜ込みます。


 メレンゲを加えたことで生地がかなり柔らかくなっていますので、

紙型に流し込みます。


 卵黄を塗って230℃のオーブンで焼き上げます。

メレンゲを加えることでフワッとした食感になります。

蒸したサツマイモの皮下はとても甘く、砂糖は加えていませんので

サツマイモそのものの甘さを、楽しむことができると好評です。


干しいもを作る

2025-02-14 | 食品加工の部屋

 貯蔵庫にあったサツマイモで干し芋を作りました。

品種はベニハルカ、干し芋に最適の品種です。

蒸し器で中心が完全に蒸されるまで加熱します。


 蒸し上がったイモを取りだし、皮を剥ぎます。


 皮を剥いだ状態です。


 皮の下の柔らかい層を削り取ります。

この部分が最も甘いのですが、柔らかくて干し芋の作成には向きません。

削り取った物は別に利用します。


 8mm程度にスライスします。


 干し網に入れて3日程度乾燥させて出来上がりです。




リンゴジャムを作る

2025-02-06 | 食品加工の部屋

 少し前のことですが、フィリングを作ってもリンゴが余ったので

ジャムにしました。


 刻んだリンゴ(フィリングより小さく)、グラニュー糖、レモン。


 リンゴにグラニュー糖とレモンを投入。

 かき混ぜ、なじませます。


 1時間ほど経つと水分は滲出してきますので加熱開始。


 半分ほど形が残った状態(ハーフプレザーブ状態)。


 保存瓶に詰めて蒸気殺菌。


 1.5kgのジャムが完成しました。

フィリングにはシナモンを入れていますが、ジャムには入れていません。

飽きの来ないジャムで朝食にはピッタリです。


会津地鶏の炊き込みご飯を作る

2025-01-25 | 食品加工の部屋

 会津地鶏で炊き込みご飯を作りました。


 材料です。

会津地鶏の腿肉を2cm角に切り、醤油と味醂で下味を付けた物。

ゴボウの笹がき、ニンジン、マイタケ、うるち米2:餅米1を1時間

水に浸け笊に上げておいた物。


 具材をゴマ油で炒め、 自家製の蕎麦の辛汁で味付けします。


 汁と具材に分け


 分離した汁で水加減


 具材をのせ炊きあげます。



 炊きあがったなら具材を混ぜ込み、味をなじませて完成です。


 冷めても美味しい炊き込みご飯ですので、小分けして冷凍しておくと

何かと便利ですし、むしろ炊き立てより美味しいとの意見もあり

重宝しています。



リンゴのフィリングを作る

2025-01-17 | 食品加工の部屋


 アップルパイ用のフィリングを作りました。


 暮れに規格外のリンゴ10kgを購入し、残ったリンゴでフィリングを

作りました。


 リンゴを刻み、国産レモンで酸味を加え、グラニュー糖をまぶします。


 1時間ほどすると水分が出てきますので加熱開始。


 シナモンを加え煮詰めます。


 保存瓶に入れ蒸気殺菌します。


 フィリング2kgの完成です。

これでいつでもアップルパイを作れます。




会津地鶏を捌く

2025-01-06 | 食品加工の部屋

 年末に「会津地鶏みしまや」さんより会津地鶏の中抜き(内臓を抜いた

もの)を2羽購入しました。


 50年物のガラ裂き包丁で解体します。


 大ばらし(腿、胸、ささみ、小肉、ガラ)完了。


 骨を抜いて正肉にします。

ここが一番の難所です。

 抜いた骨はガラと一緒にスープの材料になります。

購入した会津地鶏は120日齢の雌鶏です。

腿肉の色が市販の鶏肉と全く違います。

人間にたとえると市販のブロイラーは小学生程度、この120日齢の

会津地鶏は高校生程度と言えます。

 飼養日数が長い分経費がかかりますので、価格も高くなりますが

一年に一度は食べたくなる高級食材です。



スペアリブのオーブン焼き菜園の野菜をたっぷり

2024-12-25 | 食品加工の部屋

  クリスマスと言うことでスペアリブのオーブン焼きを作りました。 

特売のスペアリブをトマトソースに2時間ほど漬け込み、250℃のガスオーブン

で焼きました。

菜園の野菜をたっぷり添えて。


 スペアリブとリーフレタス、会津みしらず柿。


 寒締めホウレンソウのガーリックバーター炒め。


 サニーレタスとルッコラのサラダ。


 キタアカリのオーブン焼き。

野菜が高騰している中、ちょっと贅沢になりました。

 因みに、家族は野菜の価格に全く興味が無いというか、野菜売り場は

全く見ていないらしい?。

久しぶりにアヒージョ

2024-12-22 | 食品加工の部屋

 久しぶりにアヒージョを作ってみました。

オリーブオイルが高騰する前に買い込んだストックが賞味期限近くに

なっていたためアヒージョにしました。


 菜園の芽キャベツ、ミニトマト、パプリカ・ピーマン、購入品の

マッシュルーム。


 生牡蠣


 むきエビとホタテ。


 オリーブオイルにニンニクのスライスをたっぷり入れ、中火で加熱。

冬には定番のアヒージョでしたが、オリーブオイルが2倍程度に値上がりし、

ストック分が無くなれば、何時出来るか分からない料理になってしまいました。

アヒージョのオイルはパスタや炒め物料理に有効利用します。

キャベツとコーンビーフ煮込み

2024-12-16 | 食品加工の部屋

 冬の定番の菜園のキャベツと自家製コーンビーフの煮込みをつくり

ました。


 菜園の取り立てキャベツを四つに切り開き、切れ目に先日作った

コーンビーフを詰め込みます。


 コンソメスープで煮込みます。


 途中キャベツに火が通ったなら、自家製ベーコンとウインナーソーセージを

加え、軽く煮込んで出来上がりです。

 今年は秋冬野菜が高騰しています。

原因は8月~9月の猛暑です。

 8月から9月は秋冬野菜の定植時期ですが、猛暑により定植した苗が枯死

する産地が増大、それが現在の品薄の原因です。

 当農園でも一昨年まではセル苗(本葉3~4枚程度)で定植していましたが

8月定植が全滅してしまいました。

 そこで昨年からセル苗をポットに移植し本葉6枚以上に育苗してから定植する

ことで猛暑の影響を回避してきました。

 近年の猛暑は過去の肥培管理の常識を覆しています。

各地の状況に合わせ、新たにマニュアルを更新する必要があると思います。

 それと、害虫に関しても今まで見たこともない虫が見られるようになりました

図鑑、ネットで検索すると亜熱帯適応の害虫であることも珍しくありません。



 

コンビーフを作る

2024-12-14 | 食品加工の部屋

 先日、自家製コンビーフの在庫が切れたのことで、急遽スーパにコンビーフ

缶を購入に、何と数年前の倍近くになっていました。

 これはたまらんと言うことで肉売り場でアンガス牛のバラ肉を探しましたが

価格は国産牛と変わらず、円高の影響をもろに感じました。


 購入したのは国産牛のバラ肉約700g。

肉重量の2%の天然塩を加え、ひたひたの水で煮込みます。


 圧力釜で約30分加熱します。


 圧力と温度が下がった状態で、肉の線維をほぐします。


 水分を飛ばします。


 保存容器に小分けして冷凍保存します。

コンビーフとは牛肉を岩塩で塩漬けした物。

それを加熱して缶詰にしたものが市販のコンビーフです。

簡単に自作できますのでお試し下さい。

食用ホオズキのジャムを作る

2024-12-11 | 食品加工の部屋

 菜園の食用ホオズキのジャムを作りました。


  7月の食用ホオズキです、樹勢がとても強い植物です。


 ホオズキの収穫です。

黄色くなった頃が収穫時期で、熟すると自然に落果しますのでそれを

拾い集めます。



 冬に入り農作業は一段落、収穫出荷がメインです。

夏の間収穫し、冷凍保存しておいた食用ホオズキのジャムを作りました。

材料です。

 冷凍しておいた食用ホオズキ、グラニュー糖、レモン。

鍋は純銅の鍋を使います、ジャムの色をきれいに出すためです。


 冷凍しておいたホオズキを解凍します。


 純銅の鍋にホオズキを入れ、グラニュー糖とレモンの絞り汁を入れます。


 ホオズキに火が通った段階で、バーミックスで粉砕します。





 従来はミキサーでゲル化していたのですが、40年選手でしたので

動かなくなり、ハンドミキサー(バーミックス)の出番となりました。


 保存瓶に詰め、蒸気殺菌。


 約1.5kgのジャムが出来上がりました。

めったに市販されていませんので非常に貴重です。

価値の分かる人にだけの贈答品です。



タカノツメを乾燥調整

2024-11-19 | 食品加工の部屋

 ジャンボ落花生「おおまさり」とタカノツメを乾燥しています。

ジャンボ落花生は約一ヶ月、タカノツメで3週間ほど直射日光で乾燥させます。


 乾燥が完了し、選別作業です。

ミカンと同じで変質したタカノツメがあると周りに影響しますので

選別が重要です。


 はねたタカノツメ。


 選別が完了しました。


 乾燥剤を入れた缶に保存しておきます。

4月以降に販売する物については、ビニール袋に詰め一週間ほど

冷凍します。

 タカノツメ内に生み付けられた害虫の卵がふ化し、タカノツメを

食い荒らすのを防ぐためです。