遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                菜の花           

牡蛎の炊き込みご飯を作る(賛否両論を参考)

2024-02-29 | 食品加工(魚介)分室

 牡蛎が美味しい季節ですので、牡蛎の炊き込みご飯を作りました。


 材料は牡蛎と生ヒジキ、生ヒジキは香りが違います。



 3%の食塩水に大根の絞り汁を入れて軽く洗います。

大根を加えると汚れが良く落ちます。


 昆布だしに酒、味醂、醤油で下味を付けます。


 牡蛎がぷっくらする程度で火を止め、牡蛎を取りだします。


 炊飯器に研いだお米ヒジキ、すり下ろしたショウガを加え、

牡蛎の煮汁で炊きます。


 蒸らしに入った段階で牡蛎と九条ネギを加え蒸らしてできあがり。



 生ヒジキの香りとプリプリの牡蛎がマッチした、牡蛎の炊き込みご飯です。



アラジンストーブの芯を交換する

2024-02-27 | 木工の部屋

 約40年間使っているアラジンストーブの芯の遊びが無くなり、

燃焼が不安定になってきましたので、芯を交換することにしました。


 アマゾンで注文して2日後に到着。

ストーブをアトリエの作業台に運び、早速交換することに。


 内炎板と芯外筒、ダイアルカバーを外します。


 本体から芯とホルダーを抜き取ります。


 芯ホルダーに新しい芯をセット。


 芯を戻します。


 内炎板と芯外筒を戻します。


 つまみとクラッチハンドル、黄ハンドルを調整して芯の高さを合わせて

完了です。


 燃焼テストです。

きれいなブルーフレームが出ています。

 今回のアラジンストーブの芯交換には工具は一切使ってません。

交換時間は撮影しながらでしたので10分程度係りましたが、

交換だけでしたら5~6分あれば充分です。

それとアラジンストーブの芯は同じシリーズであれば初代のストーブから共通

(芯型式16LP)です。

 少し前、国産のCORONA製のストーブの芯を交換しました。

  コロナストーブの芯交換  をご覧下さい。

ドライバーが2種類必要で約1時間かかりました。

 新しいモデルが出ても基本的な部品が共通であることは

使用者にとってとてもありがたいことです。

 モデルが新しくなると部品が変わったり、廃版となった旧モデルの

部品が手に入らなくなるのが一番困ります。

 日本のメーカーには充分考えてもらいたいことです。

当家では圧力鍋はWMF(ドイツ製)を約40年以上使っています。

15年ほど前に新モデルが出ましたが、圧力鍋で最も重要な部品の

パッキンはモデルが変わっても同一の物が使えます。

 以前、国産の圧力鍋が各社から発売されました、そのうち現在も

販売されているのはどれだけあるでしょうか、友人で国産のR社の

圧力鍋を購入した人がいましたが、5年で廃版になり数年で消耗品の

パッキンが手に入らなくなり圧力鍋では無くなったと言っていました。


 価格が少々高くても人気のある商品は、基本性能、飽きないデザイン等は

あると思いますが、部品の永続性などのアフターサービスといった基本的な

設計・販売思想があるからだと思います。
 
 世界中で愛用されている名器と呼ばれる製品が、名器と言われるゆえんはこの

辺にあるのかも知れません。

 名器と呼ばれる物は購入時は高価でも長期間の使用に耐え、飽きが来ない

など長い目で見ればお得だと思うのですが。



  

常磐物の魚介といわき市産の農産物でピザを作る

2024-02-25 | 食品加工(魚介)分室

 常磐物の白魚とアオサ海苔、菜園のニンニクと長ネギで

ピザを作ってみました。


 白魚は軽く湯通し。


 ニンニクをオリーブオイルで炒め。


 長ネギを加え塩胡椒で味付けしておきます。

これがピザのソース代わりになります。


 トッピング完了。


 オーブンで10分ほど焼いて出来上がり。

 こちらは常磐物のアカイカといわき市産のトマトのピザ。


 残った材料を全部のせた「常磐物満載ピザ」

どのピザも好評でした。

常磐物の魚介といわき市産の農産物で天丼を作る

2024-02-22 | 食品加工(魚介)分室

 常磐物の魚介といわき市産の野菜で天丼を作ってみました。

 
 メヒカリの捌きです。

予定の大きさよりかなり小さいですが、腹開きして中骨を除去。


 赤いかです。


 捌き完了。 一匹とゲソ類ははピザ用に冷凍保存。


 切れ目を入れて下ごしらえ完了。


 常磐沖の寒アナゴは脂がのって美味しい!!



 かなり大型でしたので食べやすい大きさにカット。 


 ホウボウは3枚におろします。



 松川浦産のアオサ海苔。


 常磐物の天ぷらが揚がりました。


 菜園のカボチャといわき市産の椎茸の天ぷらを加えて天丼の

材料がそろいました。


 自家製蕎麦の辛汁をベースに砂糖と醤油を加え天丼のたれを作りました。

炊きたてのご飯に天丼のたれをくぐらせた天ぷらを盛りつけて完成!!

 残った天ぷらは冷凍保存、あと2~3回は天丼が食べられそうです。

ブロッコリー、トマトと玉子のマヨネーズ炒め

2024-02-21 | 食品加工の部屋

 菜園のブロッコリーが側頂花蕾(脇芽)が主体になってきました。

脇芽は柔らかく、甘みが強いのが特徴です。

このブロッコリーを電子レンジで堅めに加熱、玉子は大きめの

スクランブルエッグ状に焼いておきます。

くし切りにしたトマトをマヨネーズで炒めながらブロッコリーと玉子を加え

軽く炒めて完成です。 

好みで仕上げにブラックペッパーをふって下さい。

当家におけるブロッコリー料理の定番になっています。




イノシシ対策その2

2024-02-19 | 木工の部屋

 イノシシ対策の第2段を行いました。

前回は痛んだ杭の交換と、防獣ネットの交換でした。

イノシシは障害物を下から鼻で持ち上げて侵入しますので、

下部を有刺鉄線で防御することにしました。

 
 入り口脇のネットに有刺鉄線を2段に設置。


 市道側には排水の側溝があり、土砂流出防止の防護板が設置してありますので

 有刺鉄線は1段。


 東側空き地の防御板があるところは1段。


 防御板の無いところは2段に有刺鉄線を張りました。

下段は地面から20センチの高さにしました。

イノシシは下から潜りこむ性質がありますので、低く設置しました。


 市道側の出入り口


 空き地側の出入り口

この2カ所の出入り口対策が課題です。




 スチールのスクリューメッシュで扉を作ろうと考えています。

今週は天気が悪いとの予報ですので、その間に製作します。

誕生日には寿司を

2024-02-17 | 食品加工(魚介)分室

 2月は家族2人の誕生日があります。

毎年合同で誕生会を開いてきました。

2人に日頃の感謝を込めて、2人の要望に添った料理を作ってきました。

今回は久しぶりに寿司になりました。


 早速買い出しに行き、下ごしらえを行いました。

右から本マグロの中トロ、常磐物のヤリイカ、同じく寒ヒラメの昆布締め、

北海道産のホッキ貝(軽く湯通し)、生ウニ、赤エビ。


 赤エビ、ヤリイカ、ホッキ貝です。

素人の寿司はどうしてもシャリが大きくなってしまいますので、

その点に注意して握ります。


 ウニはやむを得ず軍艦に。


 寒ヒラメの昆布締めと本マグロの中トロ。


 久しぶりのにぎり寿司と言うことも有り喜んでもらえたようです。

     過去の誕生日の料理です。





  
  

  



天ぷらの在庫を作る

2024-02-14 | 食品加工(魚介)分室

 冬は鍋焼きうどん、温蕎麦などのメニューが多くなります。

欠かせないのは天ぷら。


 材料です。

東北以北の冷たい海域に生息するチカ(キュウリ魚科、ワカサギ族)です。

小さい物は唐揚げが定番ですが、15cm以上となると刺し身、昆布締め

天ぷらになります。

 今回は天だねとして捌きます。


 頭と内臓を取り、腹開き、腹骨をすき取り捌き完了。


 エビはタイ産のブラックタイガー(業務用の冷凍パック)

温水で急速解凍、殻を剥き、背わたをとり、腹に包丁を入れて整形。


 チカとエビの下処理が完了。


 エビ、チカ、菜園のカボチャ、阿武隈山系の椎茸。


 冷凍庫で眠っていた菜園の空豆と海老のかき揚げ、

松川浦産の青のりのかき揚げ。

 チカの天ぷらはヘタなキスよりはるかに美味い!

 青のりの天ぷらは香りが最高!

との反応でした。

 これで当分天ぷらはOK.

 後日、メヒカリとアナゴの天ぷらを作り、これぞ「常磐物の天丼」という

物を作ってみます。


ヤガラを捌く

2024-02-12 | 食品加工(魚介)分室

 先日、魚屋さんでヤガラを見つけました。

少し小ぶりでしたが、めったに手に入る魚では無いので即購入。

お造り、焼き物、椀物に合う高級魚です。


 ヤガラはなんと言っても頭が長いこと、全長の1/3が頭です。


 ヤガラの腹側に堅い部分がありますのでえら蓋よりかなり下から

出刃を入れます。


 こんな感じです。


 刺し身用と椀種用、尾に切り分けます。


 刺し身用背身2本、腹身2本

中骨と尾身は椀物の用

尾は刺し身の飾り


 薄くそぎ切りしました。

 一切れで旨味が口いっぱいに広がります。

何に近いかと言ってもたとえる物が無い風味と味です。

漁獲量が少なく、歩留まりが悪く、しかし味は最高級と言われる

超高級魚です。



リンゴのフィリングを作る

2024-02-10 | 食品加工の部屋

 アップルパイ用にりんごのフィリングを作りました。

 
 リンゴの皮を剥き、塩水で変色防止


 酸度を上げるため国産のレモンの絞り汁を入れます。


 グラニュー糖を投入し30分ほどおき、水分を出します。


 シナモンパウダーを入れ、半透明になるまで煮詰めます。




 蒸気殺菌


 大瓶(500ml)でアップルパイ1枚分になります。

 小瓶(250ml)はハーフ&ハーフ用。



菜園の今(イノシシ対策と堆肥)

2024-02-10 | 田舎の風景など

 昨年、第2圃場でイノシシの被害がありましたので、今年は第1圃場でジャガ

イモ、サツマイモ、落花生(いずれもイノシシの好物)の栽培を行うことに

しました。

 第1圃場は2方向を防御すれば良いからです。

こちらは南側、市道に面した既存の防御柵です。


 東側の既存の防御柵です。 

2方向とも設置から5年以上経っており、杭や防獣ネットの強度が落ちています

ので、補強工事をすることにしました。


 
 南の市道に面した防御柵を補強するために古い防獣ネットを撤去し

痛んだ杭を新しいに杭に打ち直しました。

これから新しいネットを張ります。

ジャガイモの播種までに間に合わせるように作業日程を組んでいます。


 こちらはネットの張り替えに合わせて購入した牛糞堆肥です。

補強工事の後ですと2度手間になってしまいますので。


 2トン車1台、4立方メートル約2トンの完熟牛糞堆肥です。

これで運搬料込みで1万円です。

因みに1万円では化成肥料2袋半(50kg)しか買えません。

家畜排泄物処理法に則り、ビニールシートを敷いた上に堆肥をおろし、

ビニールシートを被せ、環境汚染を防ぐ対策をしています。

 化成肥料等は3年前の2.5~3倍に価格が跳ね上がっています。

化成肥料節約のため、収穫残渣や家庭生ゴミの堆肥化、牛糞堆肥の施用増加で

対応しています。

 それと堆肥を多用した農作物は確実に、環境変化に強くなり、食味が

上がります。

 これからは春夏野菜の準備に忙しくなります。



今日の酒肴(アン肝)

2024-02-07 | 食品加工(魚介)分室

 常磐沖産のアン肝が安かった時に購入し、加工・冷凍保存しておいたアン肝が

今日の酒肴です。

菜園の大根に、菜園のタカノツメを差し込みおろした「紅葉おろし」を

添えました。


 醤油でも良いのですが、今回は菜園の柚と醤油を合わせたもの。

さっぱりした酸味が合います。

 味変で山葵ものせましたが、要らなかった!

一般に出回っているのは中国産。

常磐物のアン肝は鮮度が違いますので香り、味とも中国産とは別物です。

 過去記事

  アン肝を捌く  をご覧下さい 

節分の太巻き寿司を作る

2024-02-05 | 食品加工(魚介)分室

 毎年、節分には太巻き寿司(恵方巻きではない)を作っています。

太巻き寿司はそれだけで完成された料理だと思っています。

関西の風習だった恵方巻きとやらがトレンドになって、食品ロスの

典型のように言われるようになりました。
 
 完全予約制とかが増えて改善されたようですが、

太巻き寿司は切ったときの断面の美しさが命です、そんなことで太巻き寿司を

丸かじりすることに抵抗があり、必ず切っています。



 材料です。

煮椎茸、干瓢、卵焼き、キュウリの千切り、煮アナゴ、山芋の千切り、

蒸し海老、マグロ、サーモン、三つ葉、青じそです。



 基本はマグロベース、サーモンベース、煮アナゴベースの3種類にしました。

今年からキューリと山芋は千切りにしました。

口当たりが良くなったとのことで、家族からも好評でした。


   太巻き寿司の完成です。

均等な厚さで切り分けます。



 市販の恵方巻きとやらは結構なお値段です。

近頃、巻き寿司を家庭で作ることも少なくなったと言われています。

太巻き巻き寿司は簡単で、具材を工夫すれば安価で、豪華に見える料理です。

家庭で作ることをお勧めします。



常磐物、県産物食材のピザを購入

2024-02-03 | 外飯

 いわき市地元のスーパー「マルト」で常磐物の海産物、福島県産の農産物を

使ったピザを期間限定・発売日限定・販売店舗限定で発売を始めました。

早速、全種類を購入しました。


 4種類のピザの内容です。


 裏側の調理法です。


 マルトリータは茨城産のバジルを使ったマルゲリータ。


 いわき市産のトマトを使った小名浜ヴェピオ。


 福島産白魚、福島産あおさのり、福島産長ネギ、会津産ニンニクの

福島プリマヴェーラ。


 福島県産のヤリイカ、会津産ニンニク、福島産ホウレンソウ?の

常磐ものカラマーロ。

 4種類のピザを食べてみましたが、いずれも美味しい!!

家族の反応としては、白魚とあおさのりの福島プリマヴェーラ、

福島産ヤリイカと福島季節野菜の常磐ものカラマーロが好評でした。

私も次に買うとしたら、福島プリマヴェーラと常磐ものカラマーロです。

 今回のピザはナポリ風ピザ(ハンドトスタイプ)でしたが、

当家はミラノ風ピザ(クリスピータイプ)が好みですので

同様の食材を使ってクリスピータイプの生地で作ってみたいです。

地元の企業(スーパー)がこういった取り組みをしてくれるのは

本当にうれしいです。



冬キャベツとコンビーフ等

2024-02-01 | 食品加工の部屋

 当家の冬の定番料理「冬キャベツとコンビーフ煮込み」。


 菜園のキャベツは低温で紫がかっています。

凍結防止でアントシアン系の色素を沈着させています。

この状態のキャベツは糖度が上がっており美味しい!!!


 材料です。

 菜園のキャベツ、ブロッコリー

 自家製のコービーフ

 自家製ベーコン

 市販のソーセージ(自家製の時間が無かった)


 キャベツの葉の間に自家製コーンビーフを挟み込みます。


 深鍋にキャベツ、ベーコン、エリンギをいれ、水をひたひたまで入れ

コンソメ顆粒、塩、ブラックペッパーで味加減して加熱、

上げ際にソーセージを投入して完成。


 仕上げにパルミジャーノレジャーノの摺り下ろしとマスタードをそえて

完成です。

 キャベツとコーンビーフの相性は最高です。

過去記事をご覧下さい。