遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

菜園の今

2024-06-28 | 田舎の風景など

 サツマイモ5品種、べにあずま、べにはるか、シルクスイート

パープルスイート、ハロウインスイート。


 地這いキューリの「夏みどり」をネットに上げて栽培しています。

自根のブルームキューリですので皮が柔らかく人気です。


 需要の多いパクチー


 地方ではハーブを手に入れるのに苦労しています。

そんなことでバジルとイタリアンパセリの寄せ植えの希望が多くあり、

寄せ植えと単品の鉢植えを作っています。

 小規模直売所の良いところでしょうか。

スイカのカラス対策が完了

2024-06-24 | 田舎の風景など

 第1圃場のスイカの区画です。

スイカが着果してきましたのでカラス対策をしました。

周囲を防鳥ネットを張り、上部は黒い防鳥テグスを張りました。


 蔓の展帳部には防草シートを張ってあります。


 スイカが大きくなってきましたがこれで安心です。


 こちらはアグ友のスイカの区画

防鳥ネットを天井部から全体に被せる構造になっています。


 蔓の展帳部は敷き藁を敷く伝統的な栽培方法です。

後は天候次第ですがどうなることやら??



菜園のバックヤード

2024-06-16 | 田舎の風景など

 菜園のバックヤード、育苗です。

モロヘイヤーの育苗中、1週間後に定植です。


 スイートバジルの育苗、ミニプランターに仕上げます。


 イタリアンパセリ、バジルとの寄せ植え用です。


 タカノツメの育苗、あと2週間後に定植です。




 異常気象で例年は1%以下のとうだちが10%程度まで増加、

葉玉ネギ用に夏に定植することを考えています。



玉ネギを収穫

2024-06-14 | 田舎の風景など

 例年より早いのですが、玉ネギを収穫しました。

例年の半分以下の収量で、サイズが小さい物が多い。


 そして「とうだち」した物が10%程度もありました。

今年の2月の高温、3月の低温が大きく影響していると考えられます。


 例年、コンテナ10ケースほどの収穫量があるのですが、今年は3ケース半

程度で例年の1/3程度でした。

 原因としては玉のびが悪く小玉が多くなった為です。


 Lサイズは1ケース。


 Mサイズが1.5ケース


 Sサイズが1ケースとなりました。

例年ですとSサイズはほとんど出ないのですが、今年は多すぎます。

 気象の影響と若干「べと病」が入ったためと思われます。

 今年は対策をしっかり取らないと。







菜園の今(第1圃場)

2024-06-10 | 田舎の風景など

 ズッキーニ2種類の区画です。



 今週から出荷です。


 シシトウ、ピーマン、パプリカの区画、枝の整理が急がれます。


 ナスは千両ナス、これも枝の整理が急がれます。


 サツマイモ5種類の区画。

べにあずま、べにはるか、シルクスイーツ、ハロウインスイーツ、

パープルスイーツの5品種約180本定植しました。

 このごろサツマイモの好みが変わってきています。

5年前までは圧倒的にべにあずま(ポクポク系)、その後シルクスイーツ

(しっとり滑らか系)、現在はベニハルカ(甘みが強くしっとり、干し芋に

最適)が最も人気、昨年から人気が出てきたのがハロウインスイーツ

(オレンジの色となめらかな舌触り)が人気上昇中、パープルスイーツ

はお菓子作りの人に人気。てなわけで5品種も作る羽目になりました。


 夏に人気のオクラ、昨年より多くしました。


 キュウリ24本の定植完了。

自家育苗の地這キューリをネットに上げて栽培します。

自根キューリですのでブルームキューリで皮が柔らかく、人気です。


 ジャガイモ4品種です。

キタアカリ、メイクイーン、ノーザンルビー、シャドークイーン。

三色のポテトチップスを作る人のために栽培しています。

小規模な直売所の魅力でもあり、生産者が苦労するところでもあります。

菜園の今(第2圃場)

2024-06-06 | 田舎の風景など

 第2圃場のカボチャの区画です。

白カボチャの「夢味」とミニカボチャが15本(自家育苗)ほど定植して

あります。


 ミニカボチャが結実していますので座布団を敷かないと。


 ホウレンソウの第2ロット、来週後半から収穫開始。


 夏大根約150本、来週から収穫開始。


 リーフレタスの第2ロット、これも来週から収穫開始。

第1ロットと第2ロットのつなぎも上手くいきました。


 春菊はあと2週間で収穫終わりです。


 小松菜の第3ロット、来週から収穫開始。


 ロメインレタス収穫中。

私が出荷している小規模な直売所では、少量、他種類、長期出荷が

求められます。

 ですから第1ロットと第2ロットの播種間隔が3週間でも、暑くなるにつれ

生育も早まりますので、第2ロットと第3ロットの間隔は1.5週間とのように

工夫が必要です。


 夏ネギの3回目の土寄せが完了。

7月上旬からの出荷になります。


 秋冬ネギです、除草と一回目の土入れが終わりました。

当農場の稼ぎ頭ですので気が抜けません。






菜園の今(第1圃場)

2024-05-14 | 田舎の風景など

 第1圃場の現在です。

夏秋野菜の定植準備がほぼ整いました。


 定植したズッキーニ、パオパオのべたがけはジャンボ落花生の播種畝、

カラスの食害防止にパオパオを張っています。


 ナス、ピーマン、パプリカ類、タカノツメ、ハーブ類、その他

葉物類の定植予定地です。


 ミニトマトのフレーム。


 キューリのフレーム。


 サツマイモの予定地で堆肥は投入完了。


 ジャガイモ4品種の区画です。

来週は定植で忙しくなります。
 

菜園の今(第2圃場)

2024-05-12 | 田舎の風景など

 秋冬ネギの区画で、昨日今年の定植が完了しました。






 4月定植の第1ロットです。


 昨日定植が完了した第2ロットです。

合計で約3,500本ほど定植した計算になります。



 エンドウ豆類の区画です。

 手前はサヤエンドウ。


 こちらはグリンピース専用品種、サヤの大きさ太さが違います。


 夏ネギの一回目の土寄せが完了しました。


 葉物野菜の区画。

小松菜、ルッコラ、ホウレンソウなど。


 カブ、大根、ラディッシュなどの根菜の区画。

生育はほぼ順調です。











5月4日は御神輿が勢揃い

2024-05-05 | 田舎の風景など

 5月4日、当地方では多くの地域でお祭りです。

春のお祭りは御神輿が繰り出します。

当地域(旧村)では八剣神社の御神輿と子供御輿が巡行します。

隣の集落から御神輿が到着しました。


 続いて子供御輿が到着です。


 祭壇に御神輿を安置して神事が始まりました。

白装束は神社総代です。


 祝詞をを捧げています。


 神事が終わり次の集落に向けて出立です。

 この御神輿を担ぐには最低16名、理想は20名が必要です。


 当地区では6集落を巡行しますが、どの集落もまだ担ぎ手が確保できて

います。

 他の多くの地区では担ぎ手不足でトラックに乗せての巡行が

多くなっているようです。


 子供御輿も続きます。

子供御輿は安全を考慮しリヤカーに乗せての巡行です。


 当集落は旧村境にありますので、隣の地区(旧村)の諏訪神社の御神輿も

やって来ます。

 担ぎ手不足でトラックに乗せての巡行のようです。


 隣の地区は新興住宅地がありますので子供達の数は多く、

子供御輿担いで(担ぎ棒を持って)の巡行のようです。


 当地区の御神輿が出立した後、他の隣接地区の御神輿がトラックに乗って

通り過ぎていきました。




菜園の今

2024-04-15 | 田舎の風景など

 やっと冬野菜の残渣整理が終わりました。

コンポストの枠二つがこのような状態に積み上がりました。

一ヶ月もすると高さは半分以下になります。

手前の堆肥は昨年の秋までに積み上げた物で、サツマイモの堆肥になります。


 玉ネギの3種類の区画で、約1,600本ほどです。

来週から早生の収穫が始まります。


 エンドウ3種です。

やっぱりスナップエンドウの越冬率が低いです。


 こちらはアグ友(農業仲間)のスナップエンドウ。

風よけに麦を播いたのが効果を発揮しています。


 夏ネギはとう立ちもなく順調な生育です。


 アグ友のジャガイモ(奥の一畝)とサツマイモの予定地。

有刺鉄線と針金でイノシシ対策が施されています。

夏野菜の準備に忙しい毎日です。







ジャガイモ4種を播種

2024-03-27 | 田舎の風景など

 お彼岸も過ぎ霜の心配も無くなりましたのでジャガイモを播種しました。

品種はキタアカリ、メイクイーン、ノウザンルビー(ピンク)、シャドー

クイーン(紫)の4種類。

 種芋が100g以上の場合は半分に切り分け、

2日程度切り口を乾燥させます。

切るときは芋を縦に切ること、芽が切った両方に均等になります。




 5cm深さの播き溝に30cm間隔で播種。


 覆土して完了です。

後はイノシシ防御対策が効いてくれることを願うばかりです。




 

 


菜園の今(菜花各種)

2024-03-24 | 田舎の風景など


 今菜園の収穫物は菜花類が大部分です。

これは白菜の菜花。

 当菜園では各種の冬野菜のうち一定程度を菜花収穫用に残してあります。

これにより葉物類の少ない初春での貴重な出荷物になります。

 これは白菜の菜花。

一般的にどの野菜の菜花も野菜で食べるより甘みが強くなり、栄養価も

高い傾向にあります。


 キャベツの菜花


 からし菜の菜花


 大根の菜花


 小松菜の菜花


 小松菜の菜花専用に秋に小松菜を大株に育てて越冬させています。

こうすることにより3月上旬から一ヶ月以上菜花を収穫することが出来ます。

 菜花と言えばお浸しとかゴマ和えと言った料理法が一般的なようですが、

炒め物、煮物、スープそして意外だと思われるかも知れませんが、

浅漬けがお勧めです。浅漬けのもとに塩昆布、唐辛子、ワサビ、辛子などを

好みで加えて漬け込むと目先の変わった一夜漬けが楽しめます。

菜園の今(イノシシ対策と堆肥)

2024-02-10 | 田舎の風景など

 昨年、第2圃場でイノシシの被害がありましたので、今年は第1圃場でジャガ

イモ、サツマイモ、落花生(いずれもイノシシの好物)の栽培を行うことに

しました。

 第1圃場は2方向を防御すれば良いからです。

こちらは南側、市道に面した既存の防御柵です。


 東側の既存の防御柵です。 

2方向とも設置から5年以上経っており、杭や防獣ネットの強度が落ちています

ので、補強工事をすることにしました。


 
 南の市道に面した防御柵を補強するために古い防獣ネットを撤去し

痛んだ杭を新しいに杭に打ち直しました。

これから新しいネットを張ります。

ジャガイモの播種までに間に合わせるように作業日程を組んでいます。


 こちらはネットの張り替えに合わせて購入した牛糞堆肥です。

補強工事の後ですと2度手間になってしまいますので。


 2トン車1台、4立方メートル約2トンの完熟牛糞堆肥です。

これで運搬料込みで1万円です。

因みに1万円では化成肥料2袋半(50kg)しか買えません。

家畜排泄物処理法に則り、ビニールシートを敷いた上に堆肥をおろし、

ビニールシートを被せ、環境汚染を防ぐ対策をしています。

 化成肥料等は3年前の2.5~3倍に価格が跳ね上がっています。

化成肥料節約のため、収穫残渣や家庭生ゴミの堆肥化、牛糞堆肥の施用増加で

対応しています。

 それと堆肥を多用した農作物は確実に、環境変化に強くなり、食味が

上がります。

 これからは春夏野菜の準備に忙しくなります。



菜園の今

2024-01-16 | 田舎の風景など
 

   芽キャベツが大きくなってきました。

収穫開始です。

 芽キャベツというとシチュウのイメージですが、縦半分に切ってバターで

ソテーすると甘みが増し、肉料理の添え物に合います。

 ピクルスにしても美味しいです。
 


    低温でキャベツの生育も止まって、葉が紫がかっています。

この夏の高温で一回目の育苗を失敗したつけが回ってきました。
   
 やはりお彼岸までの定植は必須です。

 
 ブロッコリーは低温でも生育順調です。


 低温の影響で花蕾が紫色になっています。

これは植物の低温に対する防御反応で、アントシアン系の色素を沈着させ

低温の影響を避けると共に、糖度を上げて凍害を防ぎます。

したがって、紫色のブロッコリの方が糖度が高く美味しいです。

これはキャベツでも同様です。

 なお、アントシアニン系の色素は加熱すると無くなり、

鮮やかな緑色になります。



 現在栽培しているブロッコリーは頂花蕾と側枝花蕾の兼用種ですので

頂花蕾(最初の大きなブロッコリー)を収穫したあとも脇から花蕾が

発生してきます。
 
 ブロッコリーの専業農家では頂花蕾専用種を使いますが、直売農家や

家庭菜園では長期間収穫出来る兼用種がお勧めです。

 則枝花蕾の方が柔らかく美味しいと言う方も多くいらっしゃいます。

私も家族も則枝花蕾が好みで、電子レンジでの加熱(簡単、栄養価の損失減少)

がお勧めです。