1月は遊木民の誕生日があります。
昨日、休日と言うこともあり誕生パーティをすることに。
朝家族が新聞のちらしを見ていると、アンコウが特売とか。
アンコウ鍋でどう?とのことで魚屋さんに出かけました。
購入したアンコウです。
肝も大きく美味しそうです。
アンコウは肝の大きさが解るように腹を開いてあり、鮮度保持のため胃袋も
開いてあります。
一般的にアンコウというとこの姿でしょう。
体長60cm、重さ5kg弱といったところ。
家庭で食べる場合これより大きいと手にあまります。
アンコウのご尊顔です。
歯が鋭いので捌くとき注意です。
捌きの完了です。
左上が肝、胃袋、卵巣、右上が正身とエラ、左下が皮とヒレなど。
左下が唯一食べられないあごと歯です。
久しぶりの捌きでしたので20分程度かかりました。
アンコウの捌きは吊し切りが有名ですが、10kgを超える大型では必須ですが
この程度のアンコウですとまな板の上で捌く事が出来ます。
アンコウの肝は冬が一番大きくなります。
鍋用に各部位を切り分けます。
アンコウ鍋で最も大切なのが肝です。
残りのアンコウは茹でて一晩冷却し、アンコウの共酢やゼリー寄せにします。
アンキモはラップで包み蒸しておきます。
鍋の材料です。
野菜は好みの物で良いのですが、大根だけは欠かせません。
アンキモと味噌を鍋で炒りつけ、昆布だしで伸ばした物がベースです。
野菜とアンコウを入れ、最後に肝のみじん切りを加え煮ていきます。
合わせた酒は先日親戚から送って頂いた「獺祭の純米大吟醸3割9分」。
超有名な酒ですが、庶民には高値の花です。
すっきりした飲み心地はアンコウ鍋にぴったりでした。
家族とともに一本があきました。
最後はご飯をいれ、溶き卵でとじた雑炊に。
どんな鍋でも雑炊でのしめが最高です。
肝の濃厚な味が楽しめます。
この歳になっての誕生日は複雑ですが、料理で家族が楽しい時間が過ごせる
事が一番でしょう。
来月は家族二人の合同誕生パーティです。
今年はどんなオーダーが来るやら???