遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

上野公園の紅葉

2009-11-30 | 花や木々など


  日曜日、電車の中から上野公園の紅葉が見えました。

  今年の11月は仕事の都合で土日がつぶれてしまい、紅葉の撮影にもいけませんでした。

  帰りの電車はフリーですので、上野公園を散歩してきました。


  ミュージアムにも行きたかったのですが、そこまでの時間は無く、次の機会にしました。

  久しぶりに東京に来て、あそこも、あそこも見てみたいとの想いが強くなりました。

  今回はコンデジでしたが、次回は愛機を持ってゆっくり撮影してみましょう。



















久しぶりの新宿

2009-11-29 | その他
  この週末は所用があり、首都圏に出かけました。

  特急ひたちも久しぶりです。

  以前は出張とかでかなり乗っていたのですが。

  乗車券を購入しようと「みどりの窓口」へ、駅員さんから「金曜日までに週末切符を購入するとかなり割引になりますよ」と言われ、このところ時刻表も見ていないことに気がつきました。





  新宿西口のイチョウも色づいてきていました。





  京王プラザホテル。

  私が首都圏にいた頃はこのホテルが建設中でした。

  当然周りには何にもなく、西口公園(淀橋浄水場あと)まで見通せたように記憶しています。

  当時、霞ヶ関ビルを抜いて最も高いビルでした。

  それが今では超高層ビルに囲まれて探さないと判らなくなってしまいました。






  ヨドバシカメラのルーツ店(多分、周りが変わってしまって)でしょう。

  当時は間口2間ほどの小さなカメラ屋でした。

  私の愛機「ニコマットもここで購入しました。


  田舎者にとって人混みの中を歩くのは疲れます。

  新宿駅の中央通路はある意味恐怖ですね!!



  

酒肴に生シラス

2009-11-23 | 食品加工(魚介)分室
  先日、浜の駅「ふらっと」に行って来ました。

  目的は「生シラス」です。

  早速酒肴を作りました。

  採りたてのプリプリの生シラスに添えたのは、卵黄、梅干し、辛子味噌、ユズ

  卵黄と和えたねっとり濃厚な味、梅干しの酸味がベストマッチのさわやかな味、ぴりっとしたアクセントの辛子味噌、ユズの香りですっきりとした味わい。

  どれもうれしい脇役でした。

  お酒が進んで危険です。






  シラスはイワシ等の幼魚の総称ですが、姿をじっくり見た人は少ないのでは?

  マクロで撮影してみました。

  この画像を最初にみると、可愛そうで食べられなくなる?

  でも味の誘惑には勝てません。

  

  生シラスの過去記事です。お暇なときにでも。


  生シラス 1

  生シラス 2  

  生シラス 3  


  生シラスの冷凍

  生シラスの冷凍(結果)

晩秋の庭

2009-11-22 | 花や木々など


  今年もビワの花が咲き始めました。

  これから1月にかけ次々に花が咲きますが、早く咲いた花は最終的には凍害により結実しないようです。

  その年の冬の気温によって着果数が変動します。

  ビワは暖地型の果樹(照葉樹)ですので、当地がほぼ北限のようです。

  ここ以北は寒地型の果樹(落葉果樹:リンゴ、ナシ、モモ、サクランボ)になります。

  蜂が蜜集めに来ています。

  花の少ないこの季節、貴重な蜜源になっています。






  ビワの花は花房の先端から咲き始め、下に移っていきます。

  蜂にとっては長い間蜜源として貴重な花でしょう。






  ブルーベリもすっかり紅葉しました。






  山椒の実も弾け、割れ山椒になっています。





 
  この実は何の実でしょう?

  葉に注目して下さい。

  月桂樹(ローレル、ローリエ)の実です。

  葉を乾燥させてハーブとして使います。





  紫式部も最後の輝きです。


サンマの干物

2009-11-21 | 食品加工(魚介)分室

  少し前の土曜日、行きつけの魚屋さんで購入した魚です。

  カナガシラとホウボウ、ツブ貝、マグロのカッツアキ(中落ち)、ナメタガレイ(標準和名:ババガレイ)、そしてサンマです。






  サンマの魚群も福島県沖まで南下してきています。

  価格もかなり安くなっています。

  小振りなものも混じった、無選別のサンマ20匹で350円でした。

 




  小振りなものは頭と内臓をとって丸干しに、大きめなものは腹開きにして塩干しに。

  10%の食塩水で丸干しが40分程度、開きで30分程度の浸漬です。

  ラッピングして冷凍しておくと数ヶ月は保存可能です。


  今、常磐沖にもエチゼンクラゲが押し寄せているようです。

  底曳き網、船引網漁で影響が出ているようで、漁獲が半分以下になることもあるとか。

  中国の環境問題を解決しないことには、根本的な解決にはならないのでしょうか?

スジコとイクラ

2009-11-20 | 田舎の風景など
  先日、木戸川漁協の鮭の加工施設を見学させていただきました。

  雌の鮭からスジコとイクラを採る工程です。

  肛門からナイフを入れ、腹を割きます。





  大きなスジコです。






  筋子は上のザルへ。

  下にはこぼれたイクラが溜まっています。





  売店で売られているスジコです。

  このスジコから卵を取り出すとイクラになります。


  イクラの作りからは下記をご覧下さい。

  イクラを作る。


  イクラ2種
  

ウニの稚苗生産

2009-11-15 | 海辺の風景など
  少し前ですが、水産種苗研究所でウニの稚苗生産を見学させていただきました。

  水槽がずらりと並んでいます。







  キタムラサキウニの説明。







   稚苗生産の解説。






   水槽の中の様子です。

   ピンポン球ほどのウニがびっしり張り付いています。

   もうすぐ海に放流されるようです。







   こちらはウニの餌の昆布。

   ウニの資源を守るため、地道な努力が続けられています。



越冬準備

2009-11-14 | 花や木々など



  昨夜は100ミリを越えるすごい雨が降りました。

  一雨ごとに冬が近づいて来るようです。

  会津に単身赴任していたときは、とっくに冬タイヤに交換していました。

  平地は何ともなくとも、峠越えは心配でした。

  浜通では12月に入ってからでも間に合うかも、過去2年間は積雪が観測されていないようです。

  福島県は広いとつくづく感じます、他県の人と話すと同じ県内で単身赴任するのが信じられないといった顔をされることがあります。


  菜園の様子です。

  この花を見たことがある人は少ないかも知れません。

  アスパラガスの花で米粒より少し大きい程度です。


  




  1週間前の画像です。

  ユズの木にいたアゲハの幼虫が越冬準備に入ったようです。

  場所は「アトリエ」と呼んでいる木工作業所の壁です。

  糸で体を壁に固定していました。

  目のように見えるのは鳥類を威嚇するための模様で、実際の目は口のすぐ上にあります。



  


  今朝の様子です。

  すっかり蛹に変態していました。

  この場所は雨が当たらず、日当たりも適度で、風通しもほどほどの処です。

  越冬に最適の場所を見つける能力に感心します。

  無事越冬出来ると良いのですが、ただしあまり子孫を残されると農作物には困った事になります。

鴨つくね蕎麦

2009-11-11 | 蕎麦の部屋
  先日大熊町にある蕎麦切り「たか山」に行って来ました。

  相双地区では以前からよく行く蕎麦屋さんです。

  細打ちの蕎麦としっかりとした辛汁が好みでした。

  今回は、鴨つくね蕎麦。

  鴨のつくねが入った熱々の漬け汁で、もり蕎麦をいただきます。

  私がよく作る「鴨蕎麦」のつくね版です。

  鴨のつくね、ネギ、ミツバのシンプルな汁でした。

  鴨の風味がただよう、美味しい蕎麦でした。

  おいなりさんが付きますが、健啖家には物足りないかも?


サワラの捌き

2009-11-07 | 食品加工(魚介)分室
行きつけの魚屋さんの店頭に「サワラ(鰆)」がありました。

  正確には鰆の幼魚「サゴチ」でしょうか。
    

  魚へんに春「鰆」で、春から初夏にかけて四国沖あたりでとれ、関西ではおなじみの魚ですが、東北ではあまり馴染みのない魚です。

  しかし近年は東北の海で多く漁獲されるようになったとかで、これも温暖化の影響なのでしょうか?


 





  鰆は高級なイメージがありましたが、豊漁なようでリーズナブルな価格です。

  鰆は身が柔らかいので丁寧にあつかう必要があります。


  まず、頭を落とします。






  内臓を取り除き、血合いを歯ブラシでこすり落とします。






  まずは2枚おろしです。

  サワラは身割れしやすい魚ですので、丁寧におろします。








   適当な大きさに切ります。






  
  幽庵地につけ込み一晩冷蔵庫で。

  サワラの幽庵焼き、好物です。


晩秋

2009-11-03 | 花や木々など
昨日は冬のような天気でした。

  今日は寒気は残っているものの、日差しが戻っています。

  稲刈りも終わり、田園風景は晩秋の装いです。

  ススキも最後の輝きです。





  日だまりではアキアカネが羽を休めていました。

  うまく子孫は残せたのでしょうか?






  ここは楢葉町を流れる木戸川。

  鮭が遡上する川として有名です。

  大規模な遡上が見られる川として、太平洋側では南限かも。

  鮭の調査釣りがが行われていました。

  
  過去記事です。


  鮭の遡上その1(木戸川の簗場)


  鮭の遡上その2(調査釣り)



  鮭の遡上その3(鮭の採卵) 



  鮭の遡上その4(鮭を食す)





行きつけの魚屋さん

2009-11-01 | 食品加工(魚介)分室
  行きつけの魚屋さんの店頭です。

  今が盛りの秋刀魚の味醂干しが作られています。

  先日も、小名浜の秋刀魚の味醂干しがNHKの夕方の番組で取り上げられ、当ブログへのアクセスも増えているようです。

  Googleで「サンマの味醂干し」を検索すると、なんとトップページの3番目に載っていました。

  この影響でアクセス数が増えているようです。

  

  過去記事です。
 

  サンマの味醂干しを作ろう。 


  サンマの味醂干し(続編)


  サンマ(秋刀魚)の味醂干しを作る








  ここの魚屋さんの干物は全て自家製です。

  ニクモチ(ミギガレイ)、本ヤナギ、ノドグロ(ユメカサゴ)、カナガシラなど。

  ニクモチは子持ちです。




  イシモチ、ドンコ、そして秋刀魚の味醂干し。

  自家製だけあって地魚が主体の干物です。

  価格も庶民的ですし、なにより美味しいので贈答用にも喜ばれます。







  時にはこんな光景も。

  カツオのタタキ作りです。

  強い火で皮めを一気に焼くので美味しいのでしょう。

  一塩してから焼くのがコツだとか。