遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

今週の飯豊連峰 2風景

2007-11-30 | 会津の風景

 
  今週火曜日の飯豊連峰です。

  朝から快晴、白い飯豊連峰がくっきり見えました。

  磐越自動車道を猪苗代から、会津盆地に下ってくると真っ先に目に飛び込んでくるのが、飯豊連峰の真っ白な山並みです。

  写真で見てみると、大して大きな存在では無いのですが、視覚的には大変インパクトがあります。





  一昨日(水曜日)の画像です。

  いつもと違った飯豊連峰の表情でした。

  同じ風景でも、日々変化するのが楽しみです。


干物を作ろう(カガミダイ、イシモチなど)

2007-11-25 | 食品加工(魚介)分室

  昨日の土行きつけの魚屋さんに行ってみました。

  低気圧の影響で風が強く、あまり期待していませんでした。

  それでも地魚が何種類かあり、女将のご機嫌もマーマーでした。

  当日の購入品です。

  左上から、サンマ、ケガニ、銀鯛(標準和名:カガミダイ)、イシモチ(標準和名:シログチ)

  「カガミダイが安いよ」、「んじゃー5匹」、「中途半端に残っても困るから全部持ってきな~~、500円でいいから」

  てなことで、12匹買わされました。





  カガミダイです。

  マトウダイに似ていますが、的のような斑紋が無く、鏡のようにピカピカです。




  それと額?がしゃくれているのが特徴です。
 
  


  捌きです。

  頭と、尻尾を落とします。

  この手の魚は体側に棘があり、骨も硬いので注意してください。





  背びれを切り落とします。

  この時調理鋏が便利です。

  当家の調理鋏は、ドイツのゾーリンゲン製で、30年近くメンテナスフリーで使っていますが、切れ味は落ちていません。

  さすがドイツ製です。





  カガミダイとイシモチは10%の食塩水に、サンマは味醂干しのたれに漬け込みます。




  一旦水洗いして、水を切ります。




  干し網に並べます。




  風通しの良いところで、一夜干しにしました。




  ラップで包んで完成です。

  すごい量ですって?  でも、当家は干物屋ではありませんよ。

  ちょっとしたお使い物にも便利で喜ばれます。

  自家製は安全・安心です。

  ちょっとした手間で美味しいものが頂けます。

  鮮度の良い魚が手に入ったならトライして見てください。


  干物作成の注意点はこちらです。


  


今夜のデザート

2007-11-24 | 食品加工の部屋
 

 先日作った「ラ・フランスのコンポート」、今日開函した「会津身不知柿」、
 
  以前冷凍しておいた「ニューヨークマスカット」でデザートを作ったみました。

  添えたのは当方で「ハゲダッツ」と呼んでいるアイスクリーム。

  これは当方への当てつけ?

  そしてローズマリの花です。

  ミシュランには載るわけないけど、美味しいです。

 



  ラ・フランスのコンポートの材料です。







  軽く加熱し、保存瓶に移します。







  圧力鍋で滅菌します。







  保存用の完成です。


  
  ラ・フランスのコンポート

  ラ・フランスのコンポート保存用

  イチジクのコンポート

  イチジクのコンポート保存用

  リンゴのコンポート



小春日和の様子

2007-11-24 | 花や木々など
 

  今朝はいわきでも冷え込みました。

  日中は風もなく、暖かい日差しの小春日和です。

  庭のユズの木です。

  毎年、冬の味覚として楽しませてくれます。

  今年は例年より実の付き具合が少ないようです。



  ブルーベリの木もすっかり紅葉しました。

  一夏楽しませてくれました。

  生食で食べきれなかった分は冷凍してあります。

  そのうちジャムに加工します。




  玄関においてある蟹葉サボテンの花が見頃です。

  数年前のプレゼントです。

  大した世話もしていないのですが、年に2回律儀に咲いています。

  花の少ないこの時期、貴重な花です。

  それにしても福島県は広いですね、会津と浜通りの気候の差に今更ながら驚きます。

  どっちが住みよいですか?と良く訊かれます。

  差し障りがあると困るので、何時も「どちらも住めば都です」と答えるようにしています・・・・。

  会津と浜、両方に経験のある方にお聞きしたいです。
 



11月の雪

2007-11-23 | 会津の風景
  昨日の朝の様子です。
 
  積雪は約10cm、普段より30分の早起きでした。

  これがこれからの時間割?



職場の近くの画像です。

 すこし前まで紅葉が綺麗でした。




 先週というか今周の日曜日、会津に行くときの画像です。

 うっすらと雪化粧に、名残の紅葉です。





 今日の磐梯山です。

 すっかり冬の装いです。




 道路には轍が3本。

 大きい車が優先???
 
 そんなことは有りません、会津の人は譲り合いが素晴らしいです!!・・?

 昨日猪苗代に行った同僚の話ですと、地吹雪が酷かったそうです。

 原因は地吹雪防止の防護壁が、まだ設置されていなかったことにあったようです。

 昨年の3月には防護壁を取り外した後に吹雪でした。

 何か変です・・・・・・・。

会津身不知柿(あいづみしらずがき)の脱渋(その2)

2007-11-18 | 食品加工の部屋
  会津身不知柿をアルコールに付け、密封して48時間が経過しましたので開封しました。

  アルコールは24時間で果皮から吸収されてしまいますので、開封しても大丈夫です。

  吸収されたアルコールは脱水素酵素によりアセトアルデヒドに分解され、水溶性のタンニンを不溶化することで渋が抜けます。




  昨年は果面に汚れが付いてしまいましたが、今年は改善しただけあって汚れは有りません。




  一個々ペーパータオルで拭き、贈答用の段ボールに詰め込みます。

  段ボールが二重になっているのは、この段ボールで直接脱渋する場合に強度を持たせるためです。

  通常は段ボールに柿を詰め、霧吹きでアルコールを吹きかけ、ダンボールに蓋をして脱渋します。

  今回のように別途ビニールで密封して脱渋するのは丁寧な方法です。



  脱渋に要する時間は温度と相関関係が有ります。

  温度が高いと早く抜けますが、低いと遅くなります。

  但し、温度が高いと追熟が進み、日持ちが悪くなります。

  兼ね合いが難しい処です。

  段ボールには丁寧に注意書きが記載されています。
 




 詰め込んでみると隙間があり、果実が傷つきそうなのでペーパータオルで包んで詰め込みました。

 皇室への献上品は高級な和紙で包むそうですが・・・・。





  開函日を記入して発想します。

  開函日は脱渋開始から14日後です。




ラ・フランスのコンポート

2007-11-17 | 食品加工の部屋
 
  先日直売所でラ・フランスが安く手に入りました。

  生食も・・・。で

  コンポートで保存することにしました。

  材料はラフランス、レモン、白ワイン、グラニュウ糖




  必要なワイン量を計測し、30%のグラニュウ糖、レモン汁を加えシロップを作ります。

  ラ・フランスを加え軽く加熱し、保存瓶に移します。



  90℃の湯煎で30分加熱し、殺菌します。



  当然ですが圧力鍋より食感が良いです。

  ただ、滅菌していませんので、冷蔵庫で保管しお早めにお召し上がり下さい。


  過去記事はこちらです。
  

冬タイヤ(スタッドレス)に交換

2007-11-17 | 田舎の風景など

  先日の土湯峠の風景と、天気予報(18日から寒気が入り平地でも雪)からタイヤ交換をしました。




  昨シーズン、前輪に付けていたタイヤです。

  昨シーズンは雪が少なかったせいでかなり摩耗しました。

  例年の2年分は摩耗してしまいました。

  当車4WDなのですが前輪の摩耗が激しいです。




  こちらは後輪のタイヤです。

  前輪ほどの摩耗ではありませんので、今シーズンはこちらを前輪用にします。




  タイヤ交換はジャッキアップが大変です。

  今まで車載のジャッキを使っていましたが、今回フロアージャッキを購入しました。

  楽ですね~~~~~。




  それとクロスレンチが便利です。ナット回しが早いです。




  レンチに体重を載せ締めて完了です。

  いつもは30分程度かかっていたタイヤ交換も、今回は20分もかかりませんでした。

  もっと早く購入していれば・・・・。

  後は、ワイパーブレッドを雪用に交換し、ウオッシャー液の濃度を3倍から1.5倍まで上げ、スコップを積んで冬装備の完成です。

  今年は昨年の敵をとられるのかな・・・・?

会津はもう冬

2007-11-16 | 会津の風景

  今朝の飯豊連峰の様子です。

  かなり麓まで雪になったようです。

  昨晩は平地では雨でしたが、山では雪になったようです。




  今日は仕事で福島市まで出かけました。

  ルートは土湯峠越えです。

  磐梯山の東斜面です。

  麓の名残の紅葉と頂上付近の雪の風景です。





  土湯峠頂上付近にある箕輪スキー場の風景です。

  皇太子ご夫妻がよく訪れることで有名なスキー場です。

  うっすらと雪化粧です。





  会津はもう冬です。

  わたしも明日タイヤ交換します。

  会津にお出での際は冬装備でお出で下さい。

  タイヤは冬タイヤか、滑り止めをご持参下さい。

  冬の会津は夏とは違った意味で素晴らしいです。



会津身不知柿の脱渋(渋抜き)

2007-11-11 | 食品加工の部屋
  会津身不知柿(あいづみしらずがき)です。

  身の程知らずなほど沢山実を付けることから「実不知」とよばれています。

  収穫もほとんど終わったようです。

  会津身不知柿は渋柿ですので渋を抜かないと食べられません。

  専門家に訊いたところ、渋を抜く方法には「アルコール」を使う方法、

  「炭酸ガス」を使う方法、「エチレンガス」を使う方法、温度をかける方法
  
  が有るそうですが、一番手軽な「アルコール脱渋」で行ってみました。





  近くの農家さんにたのんでおいた「会津身不知柿」15kgが届きました。

  材料はアルコールとしての35度の焼酎だけです。

  さすが「会津身不知柿」の産地です。

  ホームセンターには贈答用の専用段ボール箱が売られていました。





  昨年初めてチャレンジしましたが、果面に汚れがついてしまいました。

  今年は汚れが付かないようにやってみました。

  蔕を焼酎に漬け新聞紙を敷いたビニール袋に並べていきます。

  因みに必要なアルコールの量は柿の重量の0.2%です。

  今回は柿15kgですので必要なアルコール量は30gです。

  焼酎のアルコール濃度が35%ですので、30/0.35=85.7gとなります。




  2段目は果面同士が接するように蔕を上にして重ねていきます。

  アルコールは蔕から吸収されるのではなく、果面全体から吸収されます。




  2段目を並べたところで新聞紙を敷き、3段目を並べていきます。





  全部詰め終わった段階で新聞紙を敷き、残った焼酎を振りかけ、密封します。

  焼酎は蔕に浸ける方法と、霧吹きを使う方法がありますが、当方には霧吹きが無いもので・・・・・。

  24~48時間この状態で置きます。

  この間にアルコールが果面から吸収されます。

  その後開封して水分を飛ばし、段ボール箱に詰めます。

  2週間ほどで渋が抜けます。

  詳細は来週末にご紹介します。


  昨年の脱渋の様子です。

  蔕の汚れが付いてしまいました。

  今年は改善したのですが・・・・・。


単身赴任の晩飯110(シーフードリゾット)

2007-11-10 | One dish dinner


 先々週から週末に仕事が入り、帰宅が土曜日の夜となり、思うような記事が書けません。

 撮りだめしておいた「単身赴任の晩飯」シリーズでお許し下さい。


 シーフードリゾット

 アスパラとエリンギのソティー

 焼きリンゴ(紅玉) 


やはり、紅玉の焼きリンゴは最高です。

 芯をくり抜き、シナモンシュガーと無塩バターで仕上げました。

 これは今の季節限定のデザートです。