遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

単身赴任が解消されました

2008-03-30 | One dish dinner

  いつも「遊木民のアトリエ」をご訪問いただきありがとうございます。
  

  今回2年ぶりに、いわきの自宅から通勤できる職場に転勤になりました。

  
  会津は3箇所目の単身赴任でしたが、今までで一番記憶に残る単身赴任でした。


  片道160Kmと移動は大変でしたが、職場や関係者の皆様に支えられ何とか2年間の職務を全うすることがでしました。


  とても素晴らしい処でした、それはカテゴリーに「会津の風景」と「会津の食材と料理」を追加したことことからもおわかりいただけると思います。


 会津の感想はあらためて掲載したいと思います。


 あらためてお礼申し上げます。

  
  多くの皆様より「単身赴任の台所を紹介しろ」とのメールなどがありました。

  
  最後ですのでご覧頂きますが、殺風景なものです。



  実は「単身赴任の晩飯」のメニューはあと20程度未掲載のものがあります。


  ボツにするのも勿体ないですので、今後もアップしたいと思っています。


今後とも「遊木民のアトリエ」をよろしくお願いします。




  
    

  

参鶏湯(サムゲタン)

2008-03-29 | 食品加工の部屋
  会津地鶏の中抜き(丸の鶏から内臓を抜いたもの)が手に入りました。

  会津はあまり知られていませんが薬用人参の全国一の産地で、海外にも輸出されています。

  両者を合わせて有名な韓国料理、参鶏湯(サンゲタン)を作ってみました。

  サンゲタンは韓国で一番贅沢な昼食だそうです。





  会津地鶏、薬用人参、ニンニク、生姜、松の実、米





  お腹の中に詰め込み。凧糸で整形します。





  深鍋で炊き込みます。





  お湯が減ってきたら足していきます。

  スープが白濁してきました。

  もう少しです。





  2時間半煮込んだ頃、骨から肉がはずれやすくなってきましたので、

  土鍋に移しテーブルヘ。

  骨から肉をはずし、軽く煮込んで出来上がりです。

  胡麻とワケギを薬味に塩、胡椒、キムチなど好みで味付けし頂きます。


桜が開花

2008-03-23 | 花や木々など

  早稲のサクランボ高砂が開花しました。

  桜といっても食用のサクランボの花ですのでソメイヨシノのようなきれいさは有りませんが、桜は桜です。

  青空に映えます。



  クロメヤナギが艶やかです。



  少し変化が現れました。




  
  こちらはさらに変化しています。

  この先は?




  この花何の花か解りますか?

  以前にもデジカメ用マクロレンズの作成でアップしました。




  正解はフキノトウでした。

  蕗の花は小さな花の集合体でした。

魚屋さんの店頭

2008-03-23 | 食品加工(魚介)分室
  この魚何か解りますか?

  以前、漁港の画像でもアップしていました。

  人の顔のように見えませんか?





  正解はエイです。

  エイとかサメはアンモニア臭があると思われていますが、鮮度の良い物は全くきになりません。

  エイはヒレを食べますが、煮て良し、揚げて良し、干して炙れば酒の肴に最適です。





  こちらはショウサイフグ、マフグによく似ています。

  もちろんトラフグにはかないませんが、サラシでくるんで水分を落とすと刺身でも美味しいです。

  フグチリ一夜干し味噌漬け、カラアゲなどがお勧めです。

  ただし、トラフグ同様猛毒(テトロドトキシン)ですので、捌きはプロに任せなければいけません。


 
 

奥会津の春ももうすぐ

2008-03-22 | 会津の風景
  只見川の風景です。

  先週、奥会津に行って来ました。

  奥会津とは只見川沿いの柳津町、三島町、金山町、昭和村、只見町で、

  日本でも有数の豪雪地帯です。

  また、高齢化率の高い地域ですので、冬の除雪が大変です。

  私も除雪ボランテアに登録してあります。






  ここは金山町。

  路地にも雪は有りませんが、道路脇は1m程度の雪が残っています。





  一歩家の裏側にまわると、屋根から下ろした雪が2m以上積もっています。

  多くの家は雪が自然に滑り落ちる様に屋根の勾配がきつくなっています。

  屋根から落ちた雪を除雪しないと、雪がつかえてしまい滑り落ちなくなってしまいます。
  
  

磐梯山にも春の気配

2008-03-21 | 会津の風景
  先週の日曜日会津に戻る時の画像です。

  磐梯山の南東斜面、正面は猪苗代スキー場です。

  道路脇の雪もかなり少なくなっています。






 いつもの撮影ポイントです。

 正面左が猪苗代リゾートスキー場。

 多いときは1m以上あった田んぼの雪も少なくなって、一部では土が見えてきました。

 昨日、いわきに帰宅するときは田んぼの一部にしか雪は残っていませんでした。

 厳しかった冬も終わり、磐梯山ももうすぐ春の装いです。


 四季折々の磐梯山はこちらをご覧下さい。


    春の磐梯山


  夏の磐梯山


  秋の磐梯山


  晩秋の磐梯山


  初冬の磐梯山


  冬の磐梯山


  厳冬期の磐梯山


磐梯山と白鳥

庭の花など

2008-03-16 | 花や木々など

  この1週間の暖かさで花芽が急速に膨らんできたようです。

  先週は会津で過ごしていましたので、2週間ぶりの庭はかなり春らしくなっていました。

  早稲のサクランボ(高砂)の花芽が膨らんできました。




  
  これは黒芽ヤナギ、黒猫を思わせるような艶やかな芽です。






  雪柳もちらほら咲き始めています。






  ローズマリも咲き出していました。


雪解け

2008-03-15 | 会津の風景
 
 先週の会津盆地の風景です。

  この日も日差しがあり、雪が融けだしていました。




  当然道路には雪の跡形もなく、地吹雪防護柵の下にある程度です。

  防護柵の撤去も始まっています。
 



  田んぼの雪も急速に融けています。





  雪が融けて、落ち穂が拾いやすくなったのでしょう。

  もうすぐ北来行で、シベリアに旅立つ白鳥が落ち穂拾いをしていました。

  旅立つまえに十分な栄養を採る必要があるのでしょう。

会津坂下町の蕎麦屋

2008-03-14 | 蕎麦の部屋

 
 先週末は年度末と言うこともあり、立て込んでおり会津ですごしました。

 この日は会津坂下町の国道49号線沿いにある「紋平茶屋」にいってきました。

 会津坂下町は会津から越後に渡る宿場町だったようです。

 坂下町(ばんげまち)文字通り坂の下の町、紋平茶屋をすぎると峠越えになります。

 この先が七曲り峠でかなりの高低差があります。

 昔からの茶屋だったそうです。

 頼んだのは紋平蕎麦、細打ちの2段蒸籠に天ぷら、そして汁が高遠(大根)、鰹、地鶏の3種類が付きます。

 同じ蕎麦も汁により味わいが変わり嬉しい蕎麦でした。



 

セグロイワシ(背黒鰯)を捌く

2008-03-02 | 食品加工(魚介)分室
  
  昨日の土曜日、行きつけの魚屋さんに行くと。

  女将が「今日のセグロは抜群だよ!!!刺身でも酢漬けも美味しいよ」

  でした。

  早速1kgを購入。

  セグロイワシ   250

  アイナメ     250

  マサバ      500

   計     1,000円  でした。





  魚体がコチコチの生きの良いイワシです。




  
  セグロイワシの捌きです。





  最初に頭を取り、同時に内蔵を引き出します。
 




  腹を開き水洗いします。





  背骨に沿って指で開きます。





  背骨を取り除きます。

  この時、尾の方から剥がすときれいに剥がせます。





  一連の工程を並べたものです。

  



  捌いた後、10%の食塩水に15分ほど浸積します。





  笊で水気を切ります。





  好みの酢加減で、一晩酢漬けしてできあがりです。

  小分けして冷凍保存も可能です。

  新鮮なセグロイワシが手に入った時は、是非お試し下さい。

  美味しいですよ・・・!





 

雪道色々

2008-03-01 | 会津の風景
  2月も後半になって寒気が断続的に入り、雪の日が多くなりました。

  特に先週は1日おきに吹雪きになりました。

  画像は通勤でいつも通る農道です。

  この日は夜に降った雪も朝には止み、青空の見えてきました。

  路面は圧雪、気温は-7℃ですので、しっかり締まって走行しやすくなっています。

  低温の時の圧雪路面はスタッドレスタイヤが一番得意としている路面で、しっかりグリップしてくれて走りやすいものです。

  どの車も50~60kmで走行していますので、通勤時間も夏と変わりません。




   
  こちらは昨夜から吹雪いていました。

  朝は幾分風がおさまってきましたが、それでも時々強い風が吹き抜けます。

  前方は積もった雪が強風で巻き上げられる、「地吹雪」です。

  この中にはいると真っ白で何も見えなくなります。

  止まっておさまるのを待つしかありません。

  風には息(間断)がありますのでそれに合わせての走行になります。

  通勤時間は3割増しになりますので、余裕を持っての出発になります。




  
  こちらは最も危険なアイスバーン。

  前日降った雪が日中に溶け、夜に凍結しその上にうっすらと雪が積もった状態で、最も滑りやすい路面です。

  走行スピードは40km、カーブでは30km程度しか出せません。

  ブレーキはジワーとタイヤがロックしないように優しくふみます。

  制動距離は通常の3倍は見なければなりません。

  こんな朝は車全体が凍り付いています。

  氷落としは雪落としより大変で時間がかかります。

  雪国では起きたならすぐに外の様子を確認するのが日課です。