遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

ビストロ緑

2011-09-23 | 外飯
    大震災から半年、やっと余裕らしきものがでてきました。

    平日に休みが取れるようになりましたので、郊外のレストランで

    ランチを楽しむ機会も出てきました。

    この日はフレンチレストラン「ビストロ緑」へ。

    静かな住宅街にあり、気楽に入れるお店です。





    ランチは4種類?

    肉、魚、グラタン・シチュウーから選べます。

    シチューは1700円、それ以外は1000円です。

    最初のサラダ、ワカメなど海藻が入っています。





   肉のランチ、この日は鶏肉に茸のソース。






   魚のランチ、この日はサーモンと金目鯛。









   ビーフシチューのランチ。

   ソースが美味しかったので、パンでぬぐってしまいました。

   たまに、ちょっと豪華にするときのランチにお勧めです。


菜園の現在

2011-09-18 | 田舎の風景など


   現在の菜園の様子です。

   トンネルになっているのは、不織布(パオパオ)のトンネルです。

   極力農薬(特に殺虫剤)を使いたくないのでこのような栽培方法になってしまします。

   中の野菜は特に鱗翅目に弱いアブラナ科の野菜です。






   こちらは不織布のべたがけ栽培、小松菜、小カブ、ラディシュなっど。






   こちらは比較的虫に強い、キク科の野菜。

   ニンジン、春菊、リーフレタス、など





   リーフレタスが5種類の混色栽培、サラダに最適。





   サラダ菜、害虫が少なく栽培しやすいレタスです。

   奥はサニーレタスにルッコラ。





   こちらはハーブ類、シャンツアイ、バジルなど、間にレタスなど。

   ハーブは虫除けに最適です。





   花オクラ(トロロアオイ)、酢の物にすると美味しい食材です。


タマネギの播種

2011-09-18 | 田舎の風景など
    9月の中旬も過ぎ、当地方ではタマネギの播種時期になってきました。

    ところが、この3週間降雨が全くありません。

    太平洋高気圧の圏内にすっぽり入り、夕立すらありません。

    野菜の播種に必要なのは水分です、特にタマネギの場合は乾燥厳禁です。

    やっと台風の影響もあり、明日(19日)から雨の予報。

    播種の限界に近づき、このチャンスを逃すと大変です。





    播種床は以前に準備しておきました。

    土壌改良材に苦土石灰と溶リン、牛糞堆肥に化成肥料(14・14・14)を投入し、十分にロータリをかけて整地してあります。

    品種は早生品種の「ソニック」、中晩生の「ネオアース」、赤タマネギの「赤玉の窮み」

    播種坂で深さ1cmの溝を15cm間隔に刻み、1cm間隔(あくまで目標)に播種します。







    播種後薄く覆土します。





    種子が乾燥しないように牛糞堆肥を土が見えなくなるくらい蒔き、降雨後の水分保持とします。

    タマネギは発芽がそろうまでが勝負です。

    それと播種時期がずれると、小さい苗となり肥大が進まなかったり、逆に大苗になると春「とうだち」したりします。

    
「千駄の肥より一時の蒔き時」、播種時期の大切さを伝える先人の言葉です。


 

福島牛が復活

2011-09-11 | 東日本大震災
   福島牛の販売が再開されました。

   放射性物質が付着した藁を与えられた牛の肉から基準をこえる放射性セシュームが検出され、福島県の牛肉は出荷が規制されていました。

   所定の検査態勢が整ったことから牛肉の販売か再開されました。

   昨日(9月10日)が初日で、大幅な値引きがされていました。

   そして当家も消費拡大の一助にとスーパーに出かけました。






   検査済みのシールです。

   これで安心してもらえると良いのですが・・・・。






   価格はレジで4割引きになります。

   肉はA4クラスですので、かなりのお買い得です。

   しかし農家の出荷価格は通常の半値近くで、全くの赤字です。

   現在、市販されている福島県産の農産物は食べて問題のないレベルであるのに、

   なかなか理解してもらえず、農家は大変な状況にあります。

   検査機関のデーターをしっかり理解してもらえれば良いのですが、消費者にも色々な考え、受け止め方があるのはやむを得ません。

   しかし、一部の政治屋や、大学教授とやらの不用意な発言(受け狙いのもあるのか)で誤った知識を持たれたのでは救われません。

   幸い当家の知人等では正しく理解していただいており本当に感謝しております。

   今夜は久しぶりに「すき焼き」で夏ばて解消です。



   

蕎麦処「水車(くるまや)」

2011-09-10 | 蕎麦の部屋
   先日、会津坂下町に行ってきましたが、昼食は「水車」さんへ。

   毎年暮れにそば粉を送ってもらっています。




   当日の「天ぷら」の内容です。

   蕎麦は「夏蕎麦の新そば」。






   突き出しは「そばの素揚げ」、香ばしくてビールのあてに最高ですが・・・。

   


 

   水蕎麦を最初に頂きます。

   蕎麦の香り、のどごしを味わうには最高の食べ方です。

   そば粉の善し悪しと、腕前のごまかしがききません。

   天ぷらは野菜の甘みが感じられました。

   そして、ワラビのお浸しの食感が楽しいです。 






   ご主人が作ってくれた「蕎麦掻き」。

   蕎麦の味を楽しむにはこれが一番かも。

   

  


   お店の前にはそばの畑が広がっています。

   秋の新そばが楽しみです。

桜のユッケ

2011-09-04 | 食品加工の部屋
   会津坂下町で購入した刺身用馬肉でユッケを作りました。

   先頃、焼肉店で出された牛肉のユッケを食べ、死亡者を含む多くの食中毒者が出ました。

   私もユッケが好きで自分でブロック肉を購入し、表面を加熱・トリミングしてからユッケを作っていました。

   今回の焼肉店の衛生管理はあまりにずさんでした。

   食品衛生管理者(食品衛生責任者ではない)等、食品衛生に関する教育を受けた者では考えられないことです。

   そもそも牛肉の生食に関する基準が曖昧だったことが原因でした。

   

  

   現在、市販の肉で生食用に処理されているのは馬肉だけです。

   今回購入した馬肉も生食用に処理をされ、真空パックされた肉です。



   


   ユッケには脂身の少ないモモ肉が最適です。






   レタスを敷き、ナシの千切りの上に細切りの馬肉、そして卵黄をのせました。

   味付けは好みのタレを作るか、焼き肉のタレを手直しして使っても良いでしょう。

   これは冷酒が合います。

   「天明」の無濾過純米酒は最高でした。


 

大津波の爪痕

2011-09-03 | 東日本大震災
   先日の大震災で大きな被害を受けたいわき市薄磯地区です。

   塩屋崎灯台で有名な薄磯海水浴場があり、夏は多くの海水浴客、そして「乱れ髪」(美空ひばり)ファンの観光客で賑っていました。

   津波で壊滅的な被害を受け、多く方がなくなり、いまだ行方不明の人もいらっしゃいます。

がれきの撤去が進み、住宅の基礎だけが残っています。





   防波堤も破棄され、応急の防波堤と道路の復旧が急がれます。







   以前ごらん頂いた古墳時代の横穴墓群です。

   震災以前に調査がすみ、多くが擁壁の下になっていましたが、

   西端の数個の横穴が確認出来ました。

   今回の大津波の被害を鑑みるに、このような高いところに墳墓を作った意味が解るような・・・。

   古代人の経験則なのでしょうか?

鯨汁と馬刺し

2011-09-01 | 会津の食材と料理
   会津坂下町で購入した食材で会津伝統の食卓です。

   「鯨汁と馬刺し」です。






   塩鯨です。

   鯨の皮(皮下脂肪)を塩漬けにした物。

   鯨の種類で価格はそれぞれですが、これはもっとも高価なナガス鯨のもの。






鯨汁の材料です。

   塩鯨は細切りに、タマネギ、ジャガイモ、ナスといった夏野菜です。






   味噌味で味を調えて出来上がり。

   夏ばて解消に、会津では無くてはならない伝統食です。

   馬刺しは、ロース、モモ、レバーの3種です。