5月下旬の庭の山椒です。
ちりめん山椒をつくる場合の山椒は、種が出来る前の若い実を摘みます。
遅れると、種が口に残り食感が悪くなります、
摘んだ山椒の実を掃除します。
山椒の実の軸はとらなくても大丈夫です。葉とゴミを丁寧に除きます。
1年を通して利用したい場合は冷凍保存の必要があります。
しかし、そのまま冷凍すると、解凍したときドリップが出て使い物になりません。
軽く熱を通すのがコツです。
沸騰したお湯に山椒の実を入れ、一呼吸してから笊にあけ、冷水で荒熱をとります。
冷えてから、小分けして冷凍しておけば必要なとき使えて便利です。
ちりめん山椒とあみ山椒の材料です。
ちりめん山椒のレシピですが、基本的にはあみ山椒も同じです。
材料です
ちりめんじゃこ(上質のもの) 120g
日本酒 180ml
味醂 50ml
白醤油 40ml
薄口醤油 30ml
山椒 大さじ2~3
通常は薄口醤油だけで充分ですが、色を薄く仕上げたい場合は白醤油が便利です。
特に「あみ」の色を残したい場合は重宝です。
好みで加減してください、もちろん色を濃くしたい場合は濃い口醤油を用います。
調味量を全て鍋に入れ、煮立たせます。
ちりめん(写真はあみ)を入れ、かき混ぜながら中火で煮詰めます。
灰汁が出たなら除きます。
煮汁が1/5程度まで煮詰まった時に、山椒を入れます。
焦げつかないように弱火で煮詰めます。
煮汁が無くなったなら、水分をとばすため、数分間乾煎りします。
冷蔵庫で一ヶ月程度保存できます。
フリージングパックに小分けすれば冷凍保存も可能です。
熱々のご飯に、お茶漬けに、おにぎりに、重宝します。
当家の常備菜の一つです。