遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

会津坂下町に買い出し

2011-08-28 | 会津の食材と料理
   先日、家族の夏休みと休みが合いましたので、久しぶりにドライブに出かけました。

   目的地は、3年前まで2年間単身赴任していた「会津坂下町」。

   昼食は「水車」さんの蕎麦で決まり。

   そして購入した食材は、曙酒造の無濾過純米酒「天明」、馬肉のブロック(煮込み用)、

   馬刺し用のモモのブロック、百姓ハウスの「ごんぼクッキー」、笹団子、ニシンの山椒漬

   け、鯨汁用の「鯨のコロ」。

   詳細は順次ご紹介します。


会津地鶏の参鶏湯(サンゲタン)

2011-08-27 | 食品加工の部屋
    先日、「会津地鶏みしまや」さんから購入した会津地鶏で参鶏湯(サンゲタン)をつくりました。

    毎日猛暑が続き、その後は打って変わって肌寒い日が続いています。

    天候不順で、家族も皆ばて気味です。

こんな時は滋養たっぷりの参鶏湯(サンゲタン)がぴったりです。







    材料です、会津地鶏の雌の中抜き(内蔵を抜いた物)、ニンニク、ショウガ

   乾燥マイタケ、クコの実、松の実、本当はこれにオタネニンジン(薬用ニンジン)

   が入るのが正式ですが、省略です。







   餅米2:うるち米1で混ぜ、研いで水を切った米と材料をおなかに詰めます。

   




   深い鍋にいれ、出汁昆布、青ネギ、その他材料と一緒に強火で煮始め、

   沸騰したなら中火で煮込みます。





   約2時間ほど煮込んで出来上がり。





   土鍋に移し、地鶏を解体します。

   好みの塩、胡椒で味付けし、青ネギを散らして頂きます。

   美味しいキムチがあるとまた格別です。

   

会津地鶏の鶏わさ

2011-08-21 | 食品加工の部屋
   せっかく新鮮なササミが手に入りましたので、

   定番の「鶏わさ」にしました。





   ささみは筋膜とスジを取り除き、氷水を用意します。







   90℃のお湯にくぐらせ、表面が白くなるまで加熱殺菌します。







   直ちに氷水に移し、冷却します。






  

   これは筒切りですが、お好みでそぎ切りでも。

   新鮮な鶏の旨味が口いっぱいに広がります。

   ただし、これは1羽の鶏を捌いて、汚染されていないササミを取り出し、

   直ちに処理したから可能な食べかたです。

   市販のパック入りのササミでは不可ですので注意して下さい。


会津地鶏を捌く

2011-08-20 | 食品加工の部屋
   先日、お盆に合わせて「会津地鶏みしまや」さんから雌の中抜き(内臓を抜いた物)を

2羽送ってもらいました。

   1羽はサムゲタン用にそのまま使います。

   もう1羽は解体し、正肉として使うことにしました。

   解体の様子をご覧下さい。





   中抜きで1.6kg、ちょうど良い大きさです。




   

   中抜きと体とガラ裂き包丁です。

   このガラ裂き包丁鶏の捌き用で、30年以上使っています。


 



   鶏を捌くとき注意が必要な脂壷(皮脂腺)です。

   羽毛の防水性を高めるため、鳥類はこの皮脂腺から出る脂を嘴を使って羽毛に塗りつけます。

   このにおいが強く、最初に除去しておきます。







   皮脂腺をえぐるように除去します。






   最初に脚を外します。







   次に胸肉を外します。

   脚も手羽も関節にきっちり刀を入れると、驚くほど簡単に、そして綺麗に外すことができます。







   左のバットに腿肉、胸肉、ささみ、手羽先と手羽元。

   右のバットにはガラ。皮、ボンジリ、小肉です。

   これで解体の完了です。

   ここまで、約10分でした。

   以前は5分もあれば十分でしたが、腕が落ちました。





   


盆送り

2011-08-16 | 田舎の風景など
   今日は盆送りの日、盆ござで作った船に、野菜、果物、菓子、花などのお供え物をのせます。

   かなり以前は川に流していましたが、現在は集積所に持って行きます。

   家に帰って、送り火を焚いて今年のお盆が終わりました。


   それにしても京都五山で使う薪騒動は残念です。

   放射能に関する知識、考え方、感覚はそれぞれあって当然だと思いますが、

   今回のセシュームの検出値を考えるとあまりにも神経質と感じたのは私だけでしょうか?

  
   マスコミも興味本位、あおり記事はやめて、しっかりとした根拠に基づく報道をして欲しいものです。


   

じゃんがら念仏踊り

2011-08-14 | 田舎の風景など
    


    お盆(旧盆)に入りました。

    昨日はお墓参りをし、帰宅後迎え火を焚きました。

    今日は14日で新盆まわり、そしていわきの伝統「じゃんがら」の日です。

    お経とかを庶民にわかりやすく教えるために考案されたのが「念仏踊り」とか。

    独特の鐘と太鼓の音が聞こえてきました。

    昔は男性だけでしたが、現在は女性のメンバーも多くなりました。






    この念仏踊りをみるとお盆を実感します。

    何時までも伝えて欲しい伝統行事です。


ボイセンベリーのジャム

2011-08-13 | 食品加工の部屋
   先日、ボイセンベリーの冷凍品をいただきました。

   ボイセンベリーとはブラックベリーとラズベリーの交雑種とのこと。

   かなり酸味の強い果実で加工向きです。

   ジャムを作ることにしました。





   ボイセンベリーの糖度を10%として、最終糖度50にするためにグラニュー糖を加えます。





  
   灰汁をを取りながら、ゆっくりと加熱します。





   その間に瓶の洗浄・殺菌を行います。





   蒸気殺菌した瓶にジャムを詰め、軽く蓋をして15分の加熱、蓋をきつく締め、さらに10分間加熱殺菌します。





   このとき、ジャムも瓶も熱いので火傷に注意です。


   これはシリコン製の手袋、火傷の危険から守ってくれます。

   欠点は弾力がありすぎること、もっと柔らかいと良いのですが・・・・。





   冷却して完成です。

   種が気になりますが、それも新しい食感。

   パンにもヨーグルトのソースとしても使えます。





キッチン「こころ」

2011-08-08 | 外飯




   キッチン「こころ」。

   いわき市平にある洋食屋さんです。

   ここの看板は手間暇かけた「ドミグラスソース」。

   それを使ったビーフシチュウー・・・・。

   今回はビーフシチューは売り切れ、次善のメニューで「オムのっけ」。

   ケチャップライスにとろとろのオムレツが載り、ドミグラスソースが・・・。





   オムレツを開くとこのように・・・・。

   ケチャップライス(チキン?)は良く言えば「しっとり」、少し重い感じです。

   オムレツは「ふわふわ」で美味しい・・・、ソースがもう少し欲しい・・。

   このほかに生野菜たっぷりのサラダと味噌汁がつきます。

   若い人の昼食には満足のボリュームですが、中高年にとっては少し多いかも。

 


真夏の菜園

2011-08-07 | 田舎の風景など




厚さが戻ってきました。


  現在の菜園の様子です。


  先日までの降雨で、アスパラガスモも生気がもどってきました。








   ナスも肥大が早くなりました。






   パプリカももうすぐ色づきそうです。








   リーフレタス5種。涼しい日があったため、元気です。








   東の区画です。


   ナス、パプリカ。

   
   不織布のトンネルには、ラディッシュ、カブ、小松菜、大根など青虫の食害を受けやす野菜が。

   
   穴あきマルチには秋冬野菜の定植予定です。








   左が落花生、右がサツマイモ。










   カボチャの区画。

  
   当初は受粉に追われました。







   カボチャがまんべんなく色づくように、トレイをあてがいます。

   こうすると、光がしたまで回り、均一に色づきます。








   アスパラガスの立茎収穫です。

   アスパラガスの生長に必要な茎をたて、その後に萌芽したアスパラガスを収穫します。


   いわき市の空間線量は「0.18μシーベルト」。


   5月以降いわき市産の野菜からは放射性物質は検出されていません。

  
   それでも、直売所の売り上げは減少しているとか。


   さらには今でも水道の水を飲まず、ミネラルウオーターを使っている人もいるとか。

   
   放射能に関する考え方は人それぞれで良いと思うのですが、


   測定値をしっかり理解して、賢く暮らすのが精神衛生上も良いのではと思っています。