遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

小松菜

2006-03-31 | 花や木々など


コマツナの花芽です。



 咲きかけの寸前が香りも高く、味も複雑になるので一番好きな時期です。



 菜の花の様な苦みが無く、あっさりとした味わいで、花芽の中では一番かな?と思っています。これは芥子和えが一番でしょう。



 「しゃきっと」軽く火を通すのがポイントです。

マツモとケガニのスープ

2006-03-31 | 食品加工(魚介)分室


 身をとった殻には、それでも大分身が付いています。

 勿体ないので出汁を採りました。



 こちらはマツモです。冬の時期だけ出回る海草で、シャキとした食感と、磯の香りが美味しい海草です。

 石突きを取り除き、水洗いします。



 蟹のスープに塩胡椒、白ワインで味を調え、マツモを加えすぐ火を止めます。

 マツモは加熱しすぎると色も、香りもとんでしまいます。

 最後に蟹の身を浮かせ(沈んでますが)完成です。

 蟹の濃厚な味わいに、しゃきっとした香り高いマツモのスープです。

チンゲンサイの花

2006-03-30 | 花や木々など


菜園のチンゲンサイの花です。

 チンゲンサイの蕾も「おひたし」、「胡麻和え」などが美味しい春の味覚です。



 虫眼鏡マクロの画像です。とっても可愛い花です。

 
 いつも当ブログをご覧頂きありがとうございます。

 読者の皆様に「お知らせ」が有ります。

 実は、私が会津に転勤することになりました。

 諸般の事情から単身赴任になります。

 当面PCが有りませんので、帰宅する週末だけのアップになるかと思います。

 携帯からのアップも試したいとは思いますが・・・・。 

 会津ならではの風景、歳事、食材と料理などを新たにカテゴリーに加え、ブログアップしていきたいと思っています。

 今まで同様ご覧頂き、ご支援頂きたくお願い申しあげます。

海苔の佃煮

2006-03-30 | 食品加工の部屋


松川浦の青海苔で海苔の佃煮を作ってみました。

 材料は青海苔(生が手に入れば良かったのですが今回は乾燥品です)、日本酒、薄口醤油、白醤油です。

 薄口醤油を使うわけはなるべく青海苔の色を残したいためです。



 青海苔を日本酒で戻します。



 醤油で好みの味に味付けし、炊きあげます。



 海苔の香りが高い、あっさりした佃煮です。

 市販の瓶詰めの佃煮とは別物です。

フキの花

2006-03-27 | 花や木々など


菜園の片隅にあるフキのエリアで取り忘れたフキノトウが開花していました。

 ここまで大きくなると食用にはちょとといった感じですが、画像としては面白い物です。



 花の一つをアップしてみました。

 多分初めてご覧になる方も多いと思います。

 一つ々が小さな花になっているのがお解りでしょうか?

 とっても可憐な花です。

水菜の花が咲きました

2006-03-26 | 花や木々など


ミズナ(水菜)の花が咲きました。黄色い清楚な花です。

 通常は花が咲く前につみ取って食材にするのですが、水菜の花を見たことがないとのコメントを頂きましたので、一株はつみ取らないで咲かせてみました。



 私もこんなに水菜の花をしげしげと見たことは有りません。

カニピラフ

2006-03-26 | 食品加工(魚介)分室


ズワイガニが安かったので購入しました。買ったはいいが何にしようと考えていたところ、家人が「ピラフにしたら?」の一声でカニピラフに決定しました。

 お米をバターで透き通る程度までいため、カニの身とタマネギのみじん切りを炒めた物と青唐辛子を少々加え、サフラン水に塩胡椒で味付けし、炊き上げました。

 ボイルしたズワイガニの身を外し、トッピングしました。

 サフランの香りが効いた美味しいピラフになりました。

 殻付きのカニを一緒に炊き込むピラフが当地方では有名ですが、食べるまでカニの身をホジホジするのが厄介でしたので、こんなピラフにしてみました。

 家族の反応「食べやすくてGoo」でした。

極早稲サクランボ「高砂」の開花

2006-03-25 | 花や木々など



 極早稲のサクランボ「高砂」の開花が近づきました。



 近づいてみると、数輪咲き始めていました。

 

 やっと雄しべが見え始めました。



 昼過ぎに開花です。

 サクランボの木ですので、ソメイヨシノなど観賞用の桜と違って地味な桜の花です。

 数日すると授粉用に花粉を採ります。

 

マツモのみそ汁

2006-03-25 | 食品加工の部屋


当地方で冬によく食べる海藻に「マツモ」があります。

 松葉を短くしたような、細い葉が特長です。

 マツモはちょっと長く加熱すると、色も香りもとんでしまいますので、お椀にマツモと絹ごし豆腐を入れておき、みそ汁を注ぐようにします。



 マツモの色が一瞬で鮮やかな緑に変わり、磯の香りが高いみそ汁になりました。

 マツモは歯ごたえもしゃきしゃきしていて、大好きな海草です。

もうすぐ開花です

2006-03-23 | 花や木々など


 極早稲のサクランボ、「高砂」の蕾がふくらんできました。



 こちらは水菜の蕾です。

 つみ取っておしたし、芥子和えが美味しいです。



 ローズマリーの蕾も色づき、ふくらんできました。

 この時期は生命の息吹が感じられ、すがすがしい気分になります。

サムゲタン

2006-03-23 | 食品加工の部屋


 寒いときの当家の定番「サムゲタン」を作りました。

 鳥のお腹にショウガ、ニンニク、松の実、他とお米を詰め、深鍋でじっくりと炊きあげます。オタネニンジン(薬用ニンジン)は高価な物ですから・・・。



 鶏肉が骨から簡単に離れるようになったなら、鳥を解体、土鍋に移し軽く火を入れます。

 添える物は、ネギの小口切り、自家製キムチ、三つ葉など。



 取り分け、ネギと三つ葉の薬味を載せ、キムチを好みの量載せて頂きます。

 味が足りなければ、塩と胡椒で調整してください。

 キムチがポイントでしょうか、それも酸味の出た古浸けが合うようです。


駒板の作成

2006-03-21 | 木工の部屋
先日蕎麦打ち仲間から、駒板の作成依頼がありました。

 駒板は蕎麦を切るとき定規の役目をし、細打ちの時は必需品です。

 部材は2つだけですが、加工の工程はかなり多い物です。



 自動鉋盤を使い、桐の板を7mmの厚さに削ります。



 ルーターに4mmのストレートビットを装着します。



 駒板の枕(駒板の前の部分で高くなっている部分)の材料の、ブラックウオールナッツです。

 ルーターテーブルを使い、幅4mm、深さ4mmの溝を掘ります。



 テーブルソーで溝を切った枕の部材を切断します。
 
 これは小さい部材をルーターテーブルで加工するのは危険なため、大きい部材のうちルーター加工するようにします。



 ルーターに大口径のストレートビットを装着します。



 ルーターテーブルで桐の板に4mmの段欠をつくります。

 枕の溝に差し込むホゾになります。



 ドレッサーとサンドペーパーでホゾを調整し、枕の溝に入るようにします。



 接着剤を塗布し、溝にはめ込みます、ゴムのハンマーでしっかりたたき込みます。



 テーブルソーで規定の横幅に切断します。



 ルーターにフラッシュトリミングビットを装着し、枕の裏にはみ出ている部分(ぴったりのサイズで作ると誤差が出ますので大きめに作り、最後にサイズを合わせます)を削ります。



 ルーターテーブルで切削します。本体の桐の板に合わせて枕材を削る、この加工を倣い加工といいます。
 



 鉋とドレッサーで底の部分にテッパーをつけ、さらに後部の角を取り、駒板が麺帯の上を滑らかに滑るように加工します。



 サンダーで全体をサンディングし、仕上げます。



 駒板3枚ができあがりました。

 枕の高さが20mm程度の中級者用の駒板です。

 部材が2個だけの単純な道具ですが、加工工程が意外と多く、加工精度も要求されます。
 大きな武器になるのがルーターテーブルです。

 手作業では不可能な加工も精度高く、簡単に行えます。

 アマチュア木工家にとっては必須のアイテムだと思っています。

 因みにこのルーターテーブルは、デコラのテーブルを利用して以前自作したものです。


グレービーソース

2006-03-19 | 食品加工の部屋


 ローストビーフ用のソースを作りました。

 ローストビーフを焼くとき下に敷いた野菜に水と赤ワインを注ぎ、天板ごと火にかけます。

 長年使って、天板がみすぼらしくなっていますので、アルミホイルを敷いて使っています。



 エキスごと鍋に移し、煮出します。

 


 漉してさらに煮詰めます。

 塩、胡椒、トマトピューレ、ウスターソース、隠し味に醤油で味を調えます。



 薄切りのローストビーフにソースをかけ、山葵を添え、ユズの皮をおろし散らしました。グリーンはクレソンです。

タラの木

2006-03-17 | 田舎の風景など


 先日、当市の南西部に位置する田人地区にいってきました。

 山間の道を通っていると休耕田に何か植えられていました。



 近寄ってみるとタラの木でした。この木の新芽が「たらの芽」、こちらでは「たらぼ」などと呼ばれている山菜です。

 天ぷらにすると薫り高く、ほっくりしてとても美味しい山菜です。

 通常、栽培ではこのタラの木を5cm程度に切り、ビニールハウスの中で芽を出させる「ふかし栽培」が一般的ですが、木から採った「たらの芽」の方が香りが高く、はるかに美味しいです。