遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

タコの捌き

2005-11-30 | 食品加工(魚介)分室


 行きつけの魚屋さんの店頭にタコの入ったタルがありました。
 
 ミズダコとヤナギダコが混在しています。



 ミズダコを購入しました。



 タコの捌きです。

 笊にタコを入れ、たっぷりの塩をまぶします。

 ヌメリを取るように塩で揉んでいきます。



 特に、吸盤の汚れを取るように、吸盤を掃除します。



 まな板に載せ、頭(本当は内臓)と足を切り分けます。



 あしの一本をまな板に載せ、皮を引きます。
 


 足の身と皮(吸盤)に分けたところです。




 頭(腹)、皮、足の身に分けたところです。

 足の身はこのまま刺身が美味しいです。

 冷凍しておいて薄切りし、シャブシャブもおつです。



 吸盤は湯がいて酢の物、里芋との煮物、たこ焼きなどに使えます。



 頭(腹の皮)はゆでて酢蛸がお勧めです。



タコしゃぶです、昆布だしを採り、タコをサット潜らせます。



 紅葉おろしに辛汁とカボスのポンズでいただきます。

 生とは違った美味しさです。



ラ・フランスのコンポート 保存用

2005-11-28 | 食品加工の部屋


ラ・フランスのコンポートは家族にも大好評でした。

 保存できれば何時でも食べられるし、色々便利なのにとの家人の言葉で瓶詰めを

 作りました。

レシピを公開して欲しいとの要望がありましたので参考までに載せました。

 基本的にこのブログでは、材料は載せますがレシピ、特に味付けに係る分量は載

 せていません。個人の好みに係る部分が多いためです。ただし保存食、常備菜な

 どは目安として紹介するにとどめていますのでご了承下さい。



 材料です

     ラ・フランス、カボス、グラニュウ糖、白ワイン

     因みにラ・フランスは4kgで千円以下でした。

   分量は非常に難しいです。

   シロップの配合は白ワイン500mlにカボス5個、orレモン1~1.5個   
   
   グラニュウ糖150gですが、シロップの量が解りませんので以下の方法で

   算出して下さい。 



  キッチンアルコールスプレーで保存瓶を消毒します。



 ラ・フランスの皮を剥き、一口大に切ります。



 消毒した瓶に目一杯詰め込みます。



 白ワインを注ぎます。



 注いだ白ワインを計量し、鍋に入れます。



 カボスを絞ります、白ワイン100mlに1個、レモンですと白ワイン500m

 lに対し1~1.5個ですが、好みで。



 グラニュウ糖を加え、加熱して煮溶かします。

 グラニュウ糖は、白ワイン100mlに30gですが、これも好みで。



 シロップをラ・フランスの入った瓶に注ぎます。



 しっかり蓋をして、同じ程度の温度のお湯をはった圧力鍋に入れ、中火で加熱し

 ます。


 
 リング1~2の間で10分加熱し、自然冷却します。

 冷えるまで圧力鍋の蓋を開けないで下さい。 瓶が爆発します。



 冷めたところです、冷暗所で保存すれば半年程度は保存可能でしょう。

 もっとも正月で食べてしまうでしょうが。
 


 この撮影の後、アイスクリームを載せて頂ました。

 これもお勧めです。

 

2005-11-27 | 木工の部屋


玄関にかけてある額です。

 絵は若松画伯から頂いたものですが、額が破損してしまいました。

 合う額を探しましたが、今一でしたので、自作しました。

 材料は樺の木です、自然な雰囲気を出すため、耳付き(木の皮を取った状態)の材を用いました。

 止めホゾの框組で、オスモのオイルフィニッシュです。

ラ・フランスのコンポート

2005-11-25 | 食品加工の部屋


直売所でラ・フランスが安く手に入りましたので、コンポートを作りました。

 作り方は以前ご紹介した、イチジクのコンポートと同じです。



 材料です
     
     ラ・フランス、カボス(レモン)、グラニュウ糖、白ワイン



 シロップを作り、一口大に切ったラ・フランスに火を通します。



 透明感が出たなら出来上がりです。



 荒熱を取り、冷蔵庫で冷やします。



 アップルミントを添えました。

 ラ・フランスの香り高いコンポートです。



  ラ・フランスのコンポート保存用はこちらです。


イチジクのコンポート保存用はこちらです。


  

サンマの酢締め

2005-11-23 | 食品加工(魚介)分室


 ちょっと小ぶりのサンマです。

 丸干し、酢締めにちょうど良い大きさです。

 因みに 25円/匹でした。



 3枚におろします。
 


 たっぷりの塩をまぶし1時間冷蔵庫で締めます。



 酢水で塩を落とした後、生酢で15分締めました。



 笊に上げ、酢をきり出来上がりです。握り寿司、押し寿司も美味しいです。

 今時分、当家の冷凍庫の常連です。





蕎麦切り板の作成

2005-11-23 | 木工の部屋


桐の集成材から木取りします。左下二枚の板が切り板の材料です。



 二枚の板を接着剤で張り合わせます。これは一枚板ですと、どうしても反りが発生します。

 二枚の反り方向を逆に張り合わせることで、反りをキャンセルさせます。

 接着剤を塗布し、クランプで圧着します。このクランプは自家製です。



 更に圧を加えるためにFクランプで圧力を加えます。

 この状態で二四時間、圧着します。



 接着完了です。板をずらしてあるのは、ここに切り板のストッパー(切っている時切り

 板がずれないようにする板)を取り付けるためです。



 ストッパーを接着し、仮留め釘で固定します。



 木口を切りそろえます。



 木口に反り止めのはしばみを取り付けます。



 切り板の幅を決めます。



 鉋で面取りします。



 平面性をチェックします。



 #240と#400でサンディングします。



 一度水拭きをして、再度#400でサンディングして完成です。

 板の端にストッパーが付いているのが分かるでしょうか?

 これが意外と効果を発揮して、便利です。


大学祭

2005-11-20 | 田舎の風景など


先日、お江戸の郊外にある大学の学園祭に行ってきました。

 農学部の正門です。



 本館には時計台がありました。歴史を感じさせます。



 こちらが名物の焼き鳥だそうです。3年連続で模擬店人気NO.1となり、今年から人気投票の対象外になったとか?
 代金を払うと整理券が渡されます、行列のできる模擬店ですから。



 胸肉1枚を手製の串に刺して、炭火で焼いていました。



 さすが、林科です串について丁寧な説明がありました。

 オートクレーブ(高温高圧による滅菌器)で滅菌しているとは、保健所の指導でしょうか?

 使用済みの串は炭になるとのことです。



 模擬店には定番のカラアゲ、ヤキソバがありました。

 各種の部(体育会系、文化系)が出店していました。



 植木市の会場のテントです。たぶん借り物なのでしょうが、一瞬ギョとしました。



 この日は朝まで雨が降っていたためか人出は今一でしたが、昼頃にはかなり出てきました。



 アマチュアバンドのライブです。



 白玉アイスなる物が出店していました。

 中身が想像できません。



 一緒にいった親戚のTK君が食べたい!と買ってきました。

 バニラのアイスクリームに白玉団子がのり、上に黒蜜ときな粉がかけてありました。 TK君は美味しいと喜んでいました。



 農場脇のサザンカ並木です。一本一本に説明書きがありました。



こちらは工学部のキャンパスです。

 ブログで有名になり、朝日新聞でも取り上げられた「生協の白石さん」のサイン会がありました。開始30分前で、200人以上の行列でした。



 農学部から比べると少ないですが、模擬店もにぎわっていました。



 中央のステージではジャグリングサークルによるパフォーマンスです。
 
 これはリボンです。



 続いて、ボールです。最大6個のボールは見事でした。



 続いてナイフのパフォーマンスです。

 予定時間を忘れて見入ってしまいました。

 「彼らならこれで食っていける」、「当人は?」などと余計な事を考えてしまいました。

 定年退職、年金削減、生き甲斐、手に職・・・・・、やはり手に職でしょう、

 「まだ間に合うかな?」と考えている内に時間だけが過ぎていきます。
 

馴染みの魚屋さん

2005-11-19 | 食品加工(魚介)分室

 
馴染みの魚屋さんに出かけました。

 入り口付近にあったオケを覗くとマコガレイでした、無選別で大きさがまちまちです。



 小ぶりのサンマです、丸干し、酒干し、味醂干しには最適です。


 
小ぶりのアジです、酢で締めてアジ寿司が最高でしょう。



小ぶりのドンコです。



この日の購入品です。 しめて、1,0・・円でした、本当です。



 当日はアジの叩き、サンマの刺身、マコガレイの薄造りにしました。

 生きの良い魚は調理の腕など問題でなくなります。


小名浜の風景 2

2005-11-18 | 海辺の風景など


 小名浜の遊覧船、左が「ふぇにっくす」外洋航海用の遊覧船。

 右が「ふぇにっくすじゅにあー」小名浜港内の遊覧用です。

 はづかしいながら、まだ乗船したことはありません。



 「ふぇにっくす」は双胴船です。



 小名浜の観光スポット「ららミュー」の魚屋さんで、以前ご紹介したノドグロが

 100g220円ですので、一匹800円でしょうか。



 こちらは3匹で2,800円でした。 1匹900円強これが相場でしょう。

 高級魚となってしまいました。
 

イチジクのコンポート

2005-11-16 | 食品加工の部屋


 当地方はイチジクの産業的な栽培では北限です。

 この時期、イチジクのコンポートを作ります。

 イチジクの風味と、色彩が特徴のスイートです。



 材料です
 
 イチジク、グラニュウ糖、カボス(レモン)、白ワイン(料理用で可)
 


 イチジクの皮を剥きます。



 カボスを絞り、鍋に砂糖、白ワインを入れ沸騰させます。



 イチジクを入れ、弱火で加熱します。



 15分程度煮て、透明感が出たら完成です。



 冷水で粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。



 器にとり、アップルミントとチェリーセージを添えました。 



 色彩的にも、風味でもイチジクの新たな一面が認識される一品です。





カリフラワのクリーム煮

2005-11-16 | 食品加工の部屋


 珍しいカリフラワが手に入ったのでクリーム煮にしてみました。 



 これでもカリフラワです。薄いグリーンと尖った花房が特徴です。



 カリフラワ、ニンジン、エリンギを一口大に切ります。 



 小麦粉とバターでホワイトソースを作ります。



 牛乳を少しずつ加えます。




 自家製のベーコンを刻みます。



 ベーコンを炒め脂を出します。



 ベーコンでニンジンを炒め、次にカリフラワ、エリンギを炒めます。

 ブイヨンで火を通し、ホワイトソースを加えます。



 塩、胡椒で味を調え、チャイブを添えました。

 ブロッコリーのコリッとした歯触りとは違った、カリフラワ独特の美味しさです。


辛汁のおまけ

2005-11-14 | 蕎麦の部屋


 出汁を採ったあとの出し殻はもったい物です。

 少し手を加えると総菜になります。

 まず、厚削りの鰹節を細かく切ります。



 出し殻の昆布と、椎茸を千切りにします。



 昆布と椎茸に刻んだ鰹節を加え、辛汁に酒を加え煮詰めます。



 昆布と椎茸の佃煮です。

 箸休めにもお茶漬けにも楽しい総菜です。