遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

イチゴジャム(連休前半に作った物)

2007-04-30 | 食品加工の部屋
 連休前半の成果品です。

 連休前半は自宅で過ごしました。

 イチゴジャム、縮緬山椒などを作っていました。



 いわきは古くからのイチゴの産地です。

 水田の転作作物として導入されたのがきっかけだそうです。

 冬の日照の多さを生かした作物です。会津ではとても無理です。

 この時期になるとハウス物は終わりです。

 価格も大変安くなりますので、毎年この時期にジャムを作っています。

 8パック2.4kgで1,000円でした。

 小粒ですがとても甘いイチゴです。 



 プレザーブスタイルのイチゴジャムをつくることにしました。

 イチゴ1.6kgにグラニュウ糖600g(イチゴ重量の25%)を加え煮詰めます。

 灰汁を取りながら。



 先の1.6gのイチゴの原型が崩れた頃、残りの800gを加えます。

 イチゴの形を残したいからです。



 瓶に詰め、圧力鍋で20分滅菌して出来上がりです。



 甘さ控えめで、イチゴの形が残ったジャムができあがりました。

 家を離れている家族に送ってあげましょう。


行楽日和

2007-04-29 | 田舎の風景など


今日の新舞子海岸です。

 穏やかな海です。





 磯も海草が繁茂し、初夏の様相を帯びてきました。




 
今日は当然市場は休みです。

 いつと違って静寂です。
 




 塩屋崎灯台は観光地ですので、にぎわうことでしょう。





 競りでにぎわう漁港も好きですが、この画像のような漁港も良いですネ。


タコの捌き

2007-04-29 | 食品加工(魚介)分室
昨日の土曜日、行きつけの魚屋さんに行ってきました。

 ここ数日は時化てなかったので・・・。

 女将はにこにこです。

 「今日は連休前で何でもあるよ、好きなの持ってきな・・!」でした。

 そして「初カツオだよ安くっから持ってきな~~縁起もんだよ!!」


カツオの捌きはこちらをご覧下さい




 本日の購入品です。

 鰹の頭は落としてもらいました。

 アイナメ、ムシガレイ、タコで3,000円弱でした。

 女将ありがとう!!




 タコの捌きです。

 まず、頭の中の内臓を取り除き、笊に移したっぷりの塩を降ります。

 揉むようにして、タコの滑りと汚れを落とします。

 特に吸盤の汚れは丁寧に落とします。

 業務用では洗濯機を使うそうです。




 
 滑りも汚れもすっかり取れました。

 この間約10分です。
 




沸騰したお湯に足の方からゆっくりと入れていきます。





 お湯の中で自然に丸くなっていきます。

 


 浅めに茹でました。

 粗熱をとり、冷蔵庫で冷却します。

 連休の後半に燻製します。

 生ビールの充てに最高ですネ。



会津の果樹園

2007-04-28 | 会津の風景
 会津では今モモが、満開です。





桜より色の濃いはっきりした花です。





 こちらはラ・フランスの花。

 思ったより地味?な花です。





 こちらはスモモの花。





 リンゴの花はまだ蕾です。

 あと数日で開花でしょうか?





 この花何の花だか分かりますか?

 昨年も御紹介しました。

 「アザギ大根」の花です。





 アザギ大根は金山町を中心に栽培されている、辛味のとても強い大根です。

 蕎麦(高遠蕎麦)の薬味に使われています。

ちなみに、高遠とは大根を指します。


Power Shot A570is を使っての画像ですが、如何でしょうか?

 以前より、ディテールがはっきり写し込まれているように思うのですが・・・。

 絞り優先の画像ですので、被写界深度が調節でき、被写体を強調できるようになりました。

それとデイライトシンクロが自在にでき、逆光の撮影も幅がでてきました。

 


単身赴任の晩飯64 ケガニのグラタン

2007-04-25 | One dish dinner
 ケガニのグラタンを作ってみました。

 以前御紹介した、トックリイモを使った和風のグラタンです。

 レシピはこちらです。

それと、マカロニの代わりにサトイモを使った純和風のグラタンです。

 カロリー控えめで、美味しいです。

 一度お試し下さい。 具は魚介類が合うようです。

 ラディッシュ、ソラマメ、アスパラのサラダ。

 マツモと白キクラゲの酢の物。

 

ウインナーソーセージ

2007-04-22 | 燻製の部屋
 昨日は、先週しこんだベーコンの燻煙でした。

 燻煙器に余裕があるので、久しぶりにウインナーソーセージを作りました。




豚の挽肉900g(モモ400g、バラ500g)背脂100g

 豚の挽肉は出来合ではなく、肉を選んで挽いてもらうことが大切です。

背脂は粗微塵に刻んでおきます。

 塩は重量の2%、砂糖は1%です。

 スパイスは、セージ、ホワイトペッパー、タイム。

 フレッシュハーブはニンニク、セージ、ローズマリ。

 スパイス、ハーブ(特にフレッシュ)は控えめにしたほうが無難です。




 塩漬けの羊腸を戻します。





 小さいロートを羊腸に付け、腸の中に水を送り込み、洗います。





 材料を混ぜ合わせます。

 この時、重量の15~20%程度のクラッシュアイスを投入して、温度が上がらないように混ぜます。

 最低で15~20分良く捏ねるようにして混ぜます。

 これはオイルインウオーター(エマルジョン)の状態にするためです。

 ここでしっかり練らないと、プリプリした食感が得られず、パサパサしたソーセージになってしまいます。
    



 充填器に材料を入れ、金口に羊腸をセットします。

 このとき金口にサラダオイルを少し塗り、材料を少し絞り出しておくとスムースに装着できます。





 羊腸を装着し終わったなら、材料を一つまみ押し出して腸を縛ります。

 これはケーシング内に空を入れないためです。





 同じ太さになるように充填していきます。





 充填完了です。

 空気が入っているところには、針を刺し空気を抜いておきます。




 
 腸の半部の処でひねり、適当な長さ(7~8cm)で2本をひねります。





 片方の端を間に通して、編んで行きます。





 整形(編み上がり)完了です。





 燻煙器にセットし、40℃で2時間半燻煙しました。





 ボイルは70℃で30分行いました。





 ボイル後直ちに冷却します。

 フライパンで焼いて、マスタードで・・・・・。

 美味しいですよ。

 市販のウインナーソーセージの表示を見ると驚きます。

 大量生産、低価格、賞味期間の延長のためには仕方がないのでしょが・・・・。

 本物は肉と、塩、砂糖、スパイスだけです。

 意外と簡単ですので、連休中にお子さんと作られるのも楽しいと思います。

 数年前親戚の子供達と一緒に作りましたが、好評だったようです。


 楽しいし、それ以上に美味しいから・・・・。



ホッキ(ほっき、北帰)飯

2007-04-21 | 食品加工(魚介)分室
 ホッキ飯です。

 今朝行きつけの魚屋さんに言っても時化で地魚は無し。

 仕方がないので、北海道産のホッキ貝を買ってきました。

 当地方のホッキ貝漁の解禁はまだ先です。

 ホッキ飯の作り方は家庭ごとの作り方があります。

 以下は当家の作り方です。




まず、水管の出口からナイフを差し込み2カ所の貝柱を切ります。





 同様に反対側も切り離します。





 身を取り出した状態です。





 身を開き、足、ヒモ、内臓に分けます。




 昆布だしを取ります。




 
 昆布だしに、酒、醤油を加えた煮汁でホッキガイを煮ます。

 この時、サッと湯通しする程度に煮ます。

 煮すぎると、硬くなり味も抜けてしまいます。




 
 煮汁を笊で分けます。

 この煮汁をベースに水加減してご飯を炊きます。





 ホッキの身を刻んで置きます。 
 




 炊きあがったご飯にホッキの身を混ぜ込み、三つ葉をあしらいました。

 磯の香りがする美味しいホッキ飯です。

 お試し下さい。

 1合の米にホッキガイの大で1~2個、中で2~3個程度です。 

 

時化

2007-04-21 | 海辺の風景など

 今朝の海です。

 大変な時化。波しぶきが飛んできます。





 漁港の防波堤にも大きな波が打ち付けています。




 
 当然出漁できるわけもなく、魚市場は静まりかえっていました。

 漁港の中にもうねりが入ってきており、見回りに来た漁師さんがロープを締めていました。

 そんなわけで、いつもの魚屋さんに行ってもなーーんも無し。

 女将は「今週はずーっと時化ていて商売上がったりだよ」と言っていました。

 「北海道のホッキ貝があるよ」とのことで、久しぶりにホッキ飯でも作ることにしました。

 後ほど(間に合えば今日中に)アップします。

 

会津の桜2

2007-04-20 | 会津の風景

今日の会津の桜です。 

ソメイヨシノがほぼ満開になりました。

 この週末は花見客で鶴ヶ城は一杯でしょう。





 桜は青空に似合います。





 こちらは紅枝垂れ桜。

 まだ2分咲き程度です。




 
 見頃は日曜日でしょうか。





 

会津の桜

2007-04-18 | 会津の風景
今日の会津の桜の様子です。七分咲きです。
今週は寒い日が続いていますので開花が進みません。長く花見が出来るのは良いのですが、天気予報では明日の朝は雪の予報です。
花見と雪見が同時に出来るのかも?

しっとり「おから」を炊きました。その2

2007-04-15 | 食品加工の部屋

 先日御紹介した朝市に「工房けやき」が出店していました。

 あおばたで作った「あおまめの笊豆腐」を購入しました。





 「おからは要りませんか?」と言われ、「はい」と答えると、
 おまけしてくれました。

 久しぶりにおからを炊きました。

 以前にも御紹介した、牛乳を使って炊く、「しっとりおから」です。

 ぱさつかず、お子さんにも、お年寄りにも食べやすいと思います。

レシピはこちらです。

 今回は薩摩揚げの代わりに竹輪、サヤエンドウの代わりに大根の葉を使いました。

 一度お試し下さい。

花わさびの醤油漬け

2007-04-15 | 食品加工の部屋
 花わさびの季節になりました。

 大体の物は何時で手にはいることから、季節感が薄れています。

 でも、この花わさびは今の季節にしか食べられません。

 数少ない季節を感じさせる農産物です。




 花わさびを良く洗い、水気を切って布巾におきます。





 布巾でしっかり包みます。





 90℃のお湯をたっぷりかけます。




 
 包丁の背で満遍なく叩きます。

 叩くことにより、細胞が破壊され、山葵特有のツーンとした風味が出てきます。





 布巾を外し、粗熱をとります。





 密閉容器に入れ、煮きった酒で醤油を割り(好みの濃さで)、ひたひたまで注ぎます。

 冷蔵庫で保存します。

 暖かいご飯に最高、食べ過ぎてしまいます。

 お茶漬けも美味しいです。

花わさびが手に入ったなら是非お試し下さい。

 鍋に90℃のお湯を沸かし、さっと湯通ししてもできます。