遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

カツオのホシで酒肴を

2011-06-26 | 食品加工(魚介)分室



久しぶりの食品加工の部屋(魚分室)です。

   作ったのはカツオのホシの煮付けです。





   先日、行きつけの魚屋さんにいって、ブリ、イワシ、アサリなどをチョイスして

   いると、女将が「カツオのホシがあるよ、もってく?」。

   サービスで頂きました。

   数えてみると21個、カツオ21匹分です、当たり前ですが。







   ホシを開き、血を取り除きます。






   粗塩で揉んで、血を絞り出します。

   この下ごしらえで手を抜くと、とたんに生臭くなります。



 



   塩を洗い流して、下処理完了です。


   ショウガを加え、酒と醤油であっさり煮付けて完成です







   
   よく冷えたビールに最高です。


   夏から秋にかけての酒肴です。



    

セキレイのプロポーズ

2011-06-19 | 花や木々など




   先日、車の中で整理をしていたところ、セキレイが!!

   
   なんと「求愛行動の真っ盛り」でした。


   




   「僕と一緒にならない?」


   「こう見えても稼ぎは良いんだよ、食料もいっぱい運ぶからさ・・・」

    
   と言っているように見えます。






    翼を広げて雌にディスプレイです。

   
   雌も興味がありそうです。
      





「ねえ・・、見てみて僕のダンス」


    翼を広げてのダンスです。


    雌はいったんつれない態度をとっています。


    この後は?


再生可能エネルギー

2011-06-11 | 田舎の風景など


  先日、阿武隈山系に行ってきました。

  これは旧都路村に建設された風力発電の風車。





  こちらは福島第1原発と第2原発から首都圏に送る超高電圧の送電線。

  今は完全に送電が止まっています。

  これが首都圏を支えるエネルギーの供給源でした。

  アングル的に同一画面に納めたかったのですが、距離的には数十キロです。





  麓の集落に行くと、大震災以来風車は止まっているとか。

  地震の影響を調査・点検しないと稼働は出来ないのでしょう。

  これからの日本のエネルギー供給を検討する、課題の一つだと思います。

  福島県を太陽光、風力、波力、潮力、そしてバイオマス(米からのバイオエタノール、

  菜種からのバイオジーゼルオイル)の特区として国家プロジェクトを組むくらいの決断が欲しいものです。



久しぶりのウオーキング

2011-06-05 | 海辺の風景など


   毎朝40分程度のウオーキングを日課としていましたが、震災以来

   ご無沙汰でした。

今朝は6時からいつものルートでのウオーキングです。

   海岸沿いの家屋はひどい状態でした。

   松の防風林の内側では壊滅的な被害は少ないようでした。

   日本の松並木100選にもなった新舞子海岸の防風林です。

   広い砂浜、防潮堤、そしてこの防風林が当地区の被害を最小限にくい止めてくれました。






   笹や、雑木は枯れ始めていますが、松は大丈夫な様子です。

   先人の施業に感謝です。




   
   砂浜に降りてみると、この辺はハマヒルガオと、ハマエンドウの群生地でしたが、

   何とか株は残っているようです。






   ハマボウフウの株を見つけました。

   当地域では絶滅したと思われた、ハマボウウフウが残っていました。






   そして、こちらにはハマエンドウとハマヒルガオノの葉が・・・・。 

   この分では来年は群生地がある程度よみがえるかも!!






   防潮堤の内側でハマヒルガオの花を見つけました。

   潮をかぶったせいか今一元気が無いですが、見つけてホットしました。


   

   

気になっていたお店へ

2011-06-04 | 外飯
    いつも「遊木民のアトリエ」をご訪問いただき、本当にありがとうございます。


    数日前、私にとって人生の転機となる日がやってきました。

    この3ヶ月近くは原発事故による対応に追われていました。

    やっと平日に休みが取れ、久しぶりに家人と食事にでも行こうとなり、

    以前から「いわきあいあい」の中のブログの広場で拝見し、

    気になっていたお店がありました。





    「創作料理 ととさん」です。

    場所がよく分からず、付近をうろうろ。

    住宅街にこんな場所があったとは驚きでした。





    古民家風の作りで、木工を趣味とする輩には興味津々の作りでした。





    頂いたのは「あじさい膳」、昼膳にケーキと飲み物がついていました。

    メインはマグロ(メバチとビンチョウ?)のたたきをトマトソースで。

    割山椒の器には春野菜のポトフ風の炊き合わせ?。

    和と洋の調理法が調和した素敵なお料理でした。

    器と小物へのこだわりも見事で、一見アンバランスな組み合わせも不思議とまとまっています。






    デザートのイチゴのロールケーキとコーヒー。

    甘い物が苦手な私でも美味しく頂けました。

    特にイチゴに掛かっていたイチゴジャムはプレザーブスタイルの自家製でしょうか?

    美味しかった!

    今年はどたばたしていて例年作る「イチゴジャム」を作るのを忘れていたことに気がつきました。

    今年はいわき市のイチゴ産地である夏井地区が津波による「塩害」で生産量ががた落ち。

    それに加えて風評被害で価格は低迷、踏んだり蹴ったりです。

    いつものイチゴ農家さんにTELして手に入るか確認してみます。

    

    「遊木民のアトリエ再会は何時ですか?蕎麦打ち板の作成をお願いしたい」、

    「蕎麦打ちの再会は?」、「ベーコン作りの講習は可能ですか?」など
    
    応援メッセージとともに多くのメールを頂いています。

    本当にありがとうございます。


    当面、タマネギ、ニンニク、ジャガイモ などの収穫に追われそうですので、


    秋冬野菜の苗づくりが一段落した、夏を過ぎてからになりそうです。