菜園の夏野菜もそろそろ終わりです。
今日収穫した夏野菜です。
ミニトマト、オクラ、キュウリ(ブルームレス)、パプリカ(オレンジ、イエロー)、ゴーヤ(普通種、ほろ苦種)、ムカゴ(トックリイモ)
肥料は生ゴミをコンポストで発酵させた堆肥と牛糞堆肥、化成肥料を追肥に少しです。
化成肥料が値上がりしていますので、生ゴミから作る堆肥は貴重です。
家庭用コンポストに生ゴミを投入するだけですと、水分が多くて発酵が進まず、ヘドロ状になることがあります。
家庭用コンポストで上手に堆肥を作るコツは以下の通りです。
1.なるべく水はけの良い砂地に設置する。
2.日当たりが良くコンポストの温度が上がり易いところがベスト。
3.最初に水分吸収用の副資材(米糠、枯れ葉、おがくず、乾燥した腐葉土)を大量に(コンポストの容積の1/3以上)入れておく。
4.生ゴミを投入するときは水分を十分に切って(野菜くずは少し乾燥させて)から投入する。
5.生ゴミを投入したらすぐに副資材とかき混ぜる。
6.生ゴミを投入しない日でも、一回は攪拌し、酸素を補給する。
7.蓋に水分を逃がすための穴(5センチ四方)をあけ、虫が入らないように網戸の網を貼り付けておく。
これだけで生ゴミを投入するとすぐに発酵し、コンポスト自体が発熱し、水分を逃がすようになります。
発酵熱が出ることで、有害な細菌や、雑草の種も死滅します。
上手に発酵させ、良い堆肥を作る上で最も大切なのは水分管理です。
50~70%の水分を維持すると発酵が進み、完熟した堆肥が出来上がります。
水分が上がりすぎ時は副資材を投入、攪拌し、しばらく(1~2週間)生ゴミの投入を休むようにします。
その間は燃えるゴミで出してください。
ある程度たまったなら、土嚢袋につめ、菜園の片隅にでも積んで起きます。
これで、二次発行が始まり、完熟します。
直接菜園に投入する場合は、作付けの最低でも2週間前に投入し、土によくすき込んでおきます。
菜園やお庭をお持ちの方は自家製堆肥で、資源循環型の生活をしてみませんか?
エコライフが楽しめますし、肥料代も節約できます。