遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

夏野菜もそろそろ終わりです。

2008-09-28 | 花や木々など

  菜園の夏野菜もそろそろ終わりです。

  今日収穫した夏野菜です。

  ミニトマト、オクラ、キュウリ(ブルームレス)、パプリカ(オレンジ、イエロー)、ゴーヤ(普通種、ほろ苦種)、ムカゴ(トックリイモ)


  肥料は生ゴミをコンポストで発酵させた堆肥と牛糞堆肥、化成肥料を追肥に少しです。

  化成肥料が値上がりしていますので、生ゴミから作る堆肥は貴重です。

  家庭用コンポストに生ゴミを投入するだけですと、水分が多くて発酵が進まず、ヘドロ状になることがあります。

  家庭用コンポストで上手に堆肥を作るコツは以下の通りです。

  1.なるべく水はけの良い砂地に設置する。

  2.日当たりが良くコンポストの温度が上がり易いところがベスト。

  3.最初に水分吸収用の副資材(米糠、枯れ葉、おがくず、乾燥した腐葉土)を大量に(コンポストの容積の1/3以上)入れておく。

  4.生ゴミを投入するときは水分を十分に切って(野菜くずは少し乾燥させて)から投入する。

  5.生ゴミを投入したらすぐに副資材とかき混ぜる。

  6.生ゴミを投入しない日でも、一回は攪拌し、酸素を補給する。

  7.蓋に水分を逃がすための穴(5センチ四方)をあけ、虫が入らないように網戸の網を貼り付けておく。

  これだけで生ゴミを投入するとすぐに発酵し、コンポスト自体が発熱し、水分を逃がすようになります。

  発酵熱が出ることで、有害な細菌や、雑草の種も死滅します。

  上手に発酵させ、良い堆肥を作る上で最も大切なのは水分管理です。

  50~70%の水分を維持すると発酵が進み、完熟した堆肥が出来上がります。

  水分が上がりすぎ時は副資材を投入、攪拌し、しばらく(1~2週間)生ゴミの投入を休むようにします。

  その間は燃えるゴミで出してください。

  ある程度たまったなら、土嚢袋につめ、菜園の片隅にでも積んで起きます。

  これで、二次発行が始まり、完熟します。

  直接菜園に投入する場合は、作付けの最低でも2週間前に投入し、土によくすき込んでおきます。

  菜園やお庭をお持ちの方は自家製堆肥で、資源循環型の生活をしてみませんか?

  エコライフが楽しめますし、肥料代も節約できます。


簡易な包丁研ぎ

2008-09-27 | 食品加工の部屋
  皆さんは包丁をどのようにして研いでいるのでしょうか?

  砥石を使ってしっかり研げる人はどのくらいいるのでしょう?

  簡易の包丁研ぎ器も各種販売されています。

  ホームセンターなどで研いでもらうのも手です。

  私は年に1~2回程度は和包丁を中心に砥石で研いでいます


  でもいつも使う牛刀などはすぐ切れ味が落ちてきますので、2ヶ月に1回は研ぐ必要があります。

  その度に砥石を引っ張り出すのも億劫です。

  そんなときに、耐水性のサンドペーパーで研いでいます。

  なるべく平面を確保できる板(厚手の鏡が最高)にサンドペーパーを貼り付けます。

  今回はシンクの水切り板にテープで固定しました。

  包丁の刃の角度を合わせ、手前から奥に包丁を滑らせます。

  数回研いで、刃に反り(刃が研いでいる面の反対側にめくれる)が出たなら反対面を、今度は角度を合わせ奥から手前に滑らせて研ぎます。

  刃の角度は一定に保つようしてください。

  サンドペーパーの番手は#1500程度がよいでしょう。

  簡単に研ぐことができますので、一度お試しください。

  なお、サンドペーパーは和包丁の刃こぼれを直すのにも便利です。


  

梨のシャーベット

2008-09-23 | 食品加工の部屋

  
  梨の季節も終盤を迎えました。

  一連のシャーベットシリーズで、梨でシャーベットを作ってみました。




  梨も「幸水」が終わり、「豊水」になっています。

  この「豊水」は親戚から送られてきた、千葉産の豊水です。

  豊水は甘みに加え、酸味がありますので、好みです。

  シャーベットとしてもうってつけだと思います。
 





  豊水をミキサーにかけ、グラニュウ糖で味を調えます。





  卵白にグラニュウ糖を加え、メレンゲを作ります。






  豊水の果汁が半凍結の状態で、メレンゲを加えます。






  ハンドミキサーで攪拌します。

  その後冷凍庫で凍結。 





  凍結中、何回かかき混ぜ、空気を含ませて出来上がりです。






  チェリーセージをあしらいました。

  さわやかな甘みと、酸味が感じられるすてきなシャーベットに仕上がりました。





極上の枝豆

2008-09-21 | 食品加工の部屋
  菜園の枝豆が食べ頃になってきました。

これがその枝豆です。

  普通の枝豆と少し違うと思いませんか?

  この枝豆の正体は最後に・・・。





  菜園の枝豆です。

  枝豆は大豆の未熟な物の総称です。

  ですから枝豆には、夏にターゲットを絞って品種改良した「枝豆専用種」と、
一般の大豆の未熟を食べるものとがあります。

  一般に枝豆専用種は早生ですので、8月上中旬に収穫され、市場に出回ります。

  それに対し大豆の幼果を食べる物では山形の茶豆「だだっちゃ豆」が有名ですが、それ以外は市場に出ることはあまりありません。

  生産者だけの特権でしょうか・




  9月も中旬になって実が入ってきました。






  たっぷりの塩をまぶし、しっかりもみます。






  たっぷりの3~5%の塩水でゆでます。

  ゆですぎないように何回か味見します。






  ゆで上がったならすぐに冷水をかけ、風を送り冷まします。






  この枝豆の薄皮に注目してください。

  薄黒いと思いませんか?

  そうです、この枝豆は「黒豆(黒大豆)」の枝豆です。

  味は?

はっきり言って「美味い」。一般の枝豆とは別物です。

  菜園にはかなりの量がありますので、摂り遅れの無いように収穫し、冷凍保存しておきます。




  

久しぶりの燻製

2008-09-20 | 燻製の部屋

  夏の高温下では細菌の増殖が激しく、食中毒の危険がありますので、燻製作りは控えています。


  先週末は比較的温度が低く、それよりベーコンの在庫が切れかかっていましたので、燻製の部屋に入りました。

  ベーコン、ハム等は20年以上(結婚してから)市販品を購入したことはありません。

  子供たちも今でも市販品は購入していないようです。


  そんなことで、ベーコン、ボーンレスハム、手羽先の燻製、イカの燻製を作成しました。

  それと冷蔵庫にあった、ボイル海老、意外とこれが美味しく、ビールのつまみには最高でした。

  今回はいたずらですので、作成過程を撮影していません、次回は記録してみたいと思います。



  詳しい作成方法は下記をご覧ください。



  ベーコン

  ボーンレスハム

  手羽先の燻製

  イカの燻製

カジキ

2008-09-19 | 海辺の風景など
  先週の画像です。

  いわきの台所「鮮場」の場内に、「巨大なカジキ」がありました。

  この期間小名浜沖で、カジキのコンテストかあったようです。

  その釣果がこのカジキなのでしょう。


  見るからにでかいし・・・・。

  この魚を釣るための投資額を考えてしまいました。

  いやいや、趣味は金銭とは別物なのは解っています。

  所詮、給与取得者には高嶺の華なのでしょう。






  釣果の詳細はこちらです。






  




花いっぱい運動 その2

2008-09-18 | 田舎の風景など


  先日山間部の三和を走行していると、道路脇に綺麗な花壇がありましたので、車を止め、撮影しました。

  花いっぱい運動に参加しているそうです。





  こちらは同じ三和の国道49号線にある花壇です。

  このグループは昨年の花いっぱい運動で、最優秀賞を受賞したそうです。

  5月から10月までこの状態を保つには、大変な苦労があることでしょう。

  ドライバーには癒される光景です。




庭の花も夏から秋へ

2008-09-15 | 花や木々など



  ジンジャーの花も最後の一株になってしまいました。

  庭の花も夏から秋に変わってきました。





  5月の連休に植え付けた花壇のペチュニア。

  一夏楽しませてくれました。




  
  ブルーも一時の鮮やかさは無くなってきました。






  エンジが比較的色が出ているようです。






  ブルーサルビア、今年はサルビア4種類定植しましたが、やはり赤とブルーが鮮やかです。

  ピンクやオレンジの中間色は今ひとつインパクトがありません。





  空き地のコスモスが綺麗です。















  庭の山椒の実もすっかり赤くなりました。

  もうすぐはじけて黒い種が見えるでしょう。

  実は3葉に割れて、この割山椒の形が器の形になっています。






ゴーヤ(ニガウリ)のピクルス

2008-09-14 | 食品加工の部屋
  ゴーヤ(ニガウリ)は沖縄の食材でしたが、品種改良により当地でも一般的な食材になってきました。


  やはり苦みに対する許容度は地方により異なるようで、近年「ほろ苦ゴーヤ」なる物もでてきました。

  
ゴーヤのピクルスは以前から作っていましたが、食べられる人間は限定されていました。

  今回は「ほろ苦ゴーヤ」で試作し、反応を観察しました。






  苦味の少ないといわれる、「ほろ苦ゴーヤ」です。





  ゴーヤを縦半分に切ります。






  種をすくい取ります。

  この時、白い部分も取ってしまいます。






  5mm程度の厚さに切ります。






  殺菌した保存瓶に詰めこみ・・。





  加減酢(酢、醤油、辛汁)を注ぎ、冷蔵庫で1週間寝かせます。






  ゴーヤのピクルスの完成です。

  ほろ苦さがアクセントになった美味しい「和製ピクルス」の出来上がりです。

  日本酒に、焼酎に、もちろん古酒にはベストマッチのつまみになりました。










障子張りなど

2008-09-13 | 木工の部屋
  障子を張り替えました。

  季節的にはもう少し後ですが、破れが目立つようになり決行です。





  桟にそって刷毛で水をたっぷり含ませます。





  端から剥がしてゆっくり巻き取ります。





  桟をしっかり拭き取り、汚れを十分に落としますが、あまり水分を含ますと桟が歪みますので慎重に。


  桟に、糊を刷毛で置くように、塗っていきます。





  長巻きの障子紙を転がすように、貼り付けます。

  最後に余分なところを切り取り、完成です。


当家は典型的な和風住宅ですので、障子は大小合わせて。30貼ありますので計画的な張り替えが必要になります。


  値段は少し高いのですが、プロ用の厚手に障子紙がお勧めです。


  


  

花いっぱい運動

2008-09-11 | 花や木々など

  いわきでは道路沿いに地域の人たちが花壇を作っており、8月には花壇のコンテストがあります。

  ここは国道6号線と県道との交差点の花壇です。





  看板にもあるように草野地区の花壇です。

  花の配色と高さにも気を遣っているようです。




 
  長い間(5月~10月)この状態を保つのには、ご苦労があることでしょう。

桃のシャーベット(ラクトアイス?)

2008-09-07 | 食品加工の部屋
  ビワのシャーベットが好評でしたので、今度は桃のシャーベットを作ってみました。

  通常シャーベットは卵白でメレンゲを作り、空気を含ませ、ふわっとした食感を作ります。

  でも桃には合いそうもないので、生クリームを使ってみました。

  生クリームを使って作った物を、クリーム分の多い方から、アイスクリーム、
アイスミルク、ラクトアイスと表示されます。

  乳脂肪分の基準からすると9%入っていますので、アイスクリームになりますが、乳固形分が入っていませんので、 その基準からすると「ラクトアイス」になりますが、ここブログでは「シャーベット」とします。





  桃は完熟の「あかつき」。





  皮をむき、種を取ってジューサーにかけます。

  このとき、グラニュー糖を好みの甘さまで加えます。






  冷凍庫で半冷凍程度まで凍らせます。






  生クリームにグラニュウ糖を加え、ハンドミキサーで泡立てます。






  角が立つ程度までしっかり泡立てます。






  桃の果汁にホイップしたクリームを加えます。





  
  ハンドミキサーで混ぜ合わせ、冷凍庫へ。

  このとき5~7ミリ角に切った桃を加えてみました。





  途中、半解凍の状態でかき混ぜる、これを何回か繰り返し、空気を含ませます。





  冷やした器にもり、ミントをあしらいました。

  生クリームを使っていますので、口当たりはクリーミーですが、アイスクリームとは違った食感です。
  
  桃の味がしっかりしていてとても美味しく、好評でした。

  これに味を占めた家族からは、今度はラフランスで作って欲しいと要望されてしまいました。

  


















底引き網漁が解禁

2008-09-06 | 海辺の風景など

  9月1日に底引き網漁が解禁になりました。

  いつも行く漁港にも1隻の底引き網漁船が入港し、競りが始まっていました。

  漁獲量はさほど多くは無いのですが、底引き網漁が再開したことで、港中に活気が戻っていました。





  こちらは冬の味覚アンコウ、今の季節には珍しく大型です。




  こちらも冬の常磐沖名産のドンコ(エゾイソアイナメ)です。





  各種の底魚、カレーが主体です。





  アナゴです。

  



  こちらはヤナギダコ主体、ミズダコも混じっているようです。

  これからは地魚のシーズンです。

  魚好きには最高のシーズンですが、原油の高騰で漁師さんも大変です。

  消費者としてそれなりの負担は義務だと思います。

  各国が食料の囲い込みを進めている中、漁業資源は大切な資源です。

  持続的な漁業を維持するためにも、流通の改革、消費者の理解が不可欠な物だと思います。










ウニのっけうどん

2008-09-04 | ある日の昼食
  夏の定番となった「ウニのっけうどん」です。

  このレシピはブックマークさせてもらっているdueさんのブログから拝借したものです。

  



  うどんはお盆においでになった親戚からのお土産「水沢うどん」。

  3大うどんとのことですが、あと2つは?

  私としては、稲庭、と讃岐を推したいところですが・・・・・。





  トッピングは蒸しウニ、とろろ芋(とっくり芋)、オクラのたたき、蒸しエビ、青ネギ。

  蕎麦の辛汁をかけていただきます。

  暑くて食欲のない時でも、するする入ります。