Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

人に迷惑をかけない

2021年01月25日 | Weblog

バッカーズ少年教育10原則の一つに「人に迷惑をかけない。良いマナーを持とう。」というメッセージがあります。

この「人に迷惑をかけない」というのが、なかなかの難物かもしれません。自分では悪気がないのに、迷惑をかけている人が、世の中には結構います。

まずは、自分のやるべきことをきちんとやって、他人様に心配をかけないことが大切です。言行一致していなければ、信用はなくなります。信用がない人が第三者のことを語れば、その人のことをも貶めることにも繋がります。

だから、自分の言動が、他の人の目にどう映るのかという想像力が大切なのです。自分が発した言葉が周囲にどのような影響を与えているのかをよく考えなくてはなりません。

人として信頼に足る人物かどうか。言葉と行動が全てなのです。もちろんそのためには、日々、心を磨いておく必要があります。

 

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学び直すべきこと

2021年01月24日 | Weblog

戦後の教育で失われたものがいくつもあります。

特に意識して学ぶべきは、歴史と地理です。歴史教育については色々な人の指摘が為されていますが、地理についてはあまり指摘されないまま今日を迎えています。

しかし、最近は地政学の本が随分出てきましたので、是非、読んでいただきたいと思います。例えば『マンガでわかる地政学』。まずはこれで基礎を身につけたいところです。

この本を読めば、歴史は地理的な背景があって動いていることがわかります。また、外交にも軍事にも、地政学の視点がなければならないことが見えてくると思います。

わが国は素晴らしかったというのは確かに心地よいし、大いに誇りは持つべきだと思います。しかし、それだけでは国際問題の解決や日本の未来を展望することにはつながりません。

子どもたちにこそ地政学の視点を持って欲しいと思います。

 

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日々に新た

2021年01月23日 | Weblog

色々な事を考えていると時はあっという間に過ぎていきます。思索にふけると言えば聞こえは良いのですが、何も生み出していない時間でもあります。

今の時代、時間を浪費させるものが溢れています。ネットを見ていても、SNSをやっていても、TVを見ていても、音楽を聴いていても、ゲームをしていても、マンガを読んでいても、楽しくあっという間に時は過ぎていきます。

しかし、自分が成し遂げたいことと関係ないものであれば、気分転換は別として、無駄に時が流れていきます。何も生み出してはいないのです。

余程意識を強く持たなければ、一日を無為に過ごしてしまいます。

今日は何を生み出せたのだろうか?生み出せないまでも、今日の一日は、何を生み出すことにつながるのだろうか?そんなことを思います。

「今日を最後の日として生きよう」「メメントモリ」と言う言葉は、知っていても、それができるようには、なかなかなれないものです。

そう反省して、また、新しい明日を、そして、残された今日を大切にしようと思います。

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日本の未来

2021年01月22日 | Weblog

笹川陽平さんのblog記事を見ていて、日本は昭和に池田勇人首相がド・ゴール大統領に「トランジスタラジオのセールスマン」と揶揄されながら、経済復興に力を注いだことを思いました。

問題はその後の世代が、経済だけではなく、様々な領域について哲学を持ち、リーダーシップを発揮できているかどうかです。勿論、個別に見れば素晴らしい人たちはいると思います。

しかし、民意を反映して政治が行われる以上、国民一人ひとりの考えが大切になってきます。国民一人ひとりの見識が問われてくるし、哲学が問われてくるのだと思います。

これは多分に教育の問題です。そして、メディアの問題でもあるかもしれません。知識の暗記やクイズ番組やお笑いでは、なかなか鍛えられない力です。

とにかく自分で考える力を養うことが大切だと思います。そのためには、メディアは少なくとも両論併記を心がけていただきたいと思います。

以下、笹川陽平氏の記事(一部)です。

「わが国は財政面だけでなく、平和構築、人権、環境、開発など幅広い分野で長く国際社会に貢献してきた。国連の枢要なポストを目指す資格は十分ある。その意味で、シンガポール国立大学東アジア研究所が2019年、日本、中国、米国、インドなど8カ国について行った調査結果が興味深い。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の識者に「どの国が信頼できるか」聞いたところ、日本を肯定的に評価する声は61.2%と1位を占めた。米中対立の中で「連携すべき信頼できる戦略的パートナー」「自由貿易のリーダーシップをとる国」でも1位の評価を受けている。戦後の平和外交の成果として誇りにしていい。

 しかし、「政治、戦略面で影響力がある国」では、中国が圧倒的なトップ。日本に対する支持は1.8%にとどまった。日本を「信頼できない」とした21.3%の約半数も、その理由を「日本はグローバルリーダーシップをとる能力あるいは意思がない」を指摘した。

 日本に高い信頼を置く一方で、いざというときの力強さ、頼りがいに疑問符が付けられた形だ。グローバル化で大きく変わりつつある世界はコロナ禍でさらに大きく変わる。その中で国連の在り方も役割も当然変わる。わが国が新たな国連外交をどう構築していくか、正念場を迎えている。」

 

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感情

2021年01月21日 | Weblog

怒りや、妬ましさや、悲しみや、辛さといった感情を制御出来ない人間ではいけない。

「弱者は感情に支配され、強者は感情を支配する」と古人も言った。

感情は自然と湧いてくる。だけど、人間として磨かれていく内に、少しずつ下劣な感情が芽吹かないようになったらいいなと思う。

他人様に対して、そうした感情をまき散らすことのない人間でいたいと思う。

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大変さ

2021年01月21日 | Weblog

一国の大統領や首相には、大統領や首相としての大変さがあり、アルバイトにはアルバイトの大変さがあります。

大変と感じる軽重は、その人によるとしか言い様はありませんから、どちらが大変で、どちらが大変でないとは、言い切れないのだろうと思います。

ただ、今まで10の力で15の荷物を背負って感じていた重さと、20の力で15の荷物を背負って感じる重さは違うだろうとは思います。

人間は成長した方が良いと思います。自分ができることが多くなれば、他人のためにしてあげられることも多くなるからです。

成長するためには苦労が必要ですが、たくさんの苦労をしていれば、それだけ多くの人たちの苦労が理解できるようになり、他人に対して優しくなることが出来ます。

人生の辛酸をなめることで、人格が歪んでいく人もいます。逆に美しく磨かれていく人もいます。

一度の人生、どうせなら後者でありたいと思いますし、少しでも次の世代の役に立つ価値を生み出して死んでいきたいと思います。

 

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わかること

2021年01月20日 | Weblog

「わかること」と「できること」は違います。

「できること」と「伝えること」は違います。

「わかること」も、とても難しいことです。「わかったつもり」でいることが世の中では多いと思います。また、人間は、「自分のわかりたいようにしか、わかろうとはしない」のかもしれません。

次に、幸い、正しく「わかること」ができたからといって、それを「できる」かどうかはわかりません。「できる」ようになるためには、たくさんの試行錯誤や、幅のある学びをし、行動と思索の反復運動をしなければならないからです。「わかったこと」の次元を更に深めて行かなければならないのです。表面的にわかるのではなく、深くその本質を「わかる」ところまでいかなければなりません。

そして、繰り返し練習して、ようやく「できる」ようになったからといって、それを他人に「伝えること」は、更に難しいことだと思います。

なぜなら、第一段階の「わかること」の壁を共に乗り越える必要がありますし、自分自身の「伝える」力を高めなければならないからです。伝えるためには、自分をよく知り、相手をよく知ることがとても大切です。しかし、どちらも簡単なことではありません。

自分のやっていることを「伝える」ことの困難を感じつつ、何とか自分を磨いていこうと思います。

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ニーバーの祈り

2021年01月20日 | Weblog

「God, give us grace to accept with serenity
the things that cannot be changed,
Courage to change the things
which should be changed,
and the Wisdom to distinguish
the one from the other.

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。」Wikipediaより

これはニーバーの祈りの原文です。これに色々な言葉が加えられたりすることもあるようです。

とにかく、「変えることのできないもの」は、他人であったり、過去に起きたことであったりします。

ただし、自分をどう変えるか、過去に起きた出来事をどのように捉え直すかは、自分に出来ることだと思います。

この「変えられないこと」と「変えられること」を見極めていくことは、非常に難しいものです。

直ぐには変えられないけれども、少しずつ変えられることもあります。

変えることがほとんど不可能であっても、変えようと願うこともあります。

自分の理解の浅さ故に間違った解釈をすることもあります。

とにかく、他人は他人。自分は自分。それぞれの道を歩いて行くだけです。

願わくば出会えて良かったと思っていただけるように、自分自身を成長させ続けていきたいと思います。

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『置かれた場所で咲きなさい』

2021年01月19日 | Weblog

シスター渡辺和子の『置かれた場所で咲きなさい』と言う本は、名著だと思いますし、苦しい時代にはとても大切なメッセージだと思います。

しかし、Amazonのレビューを読んでみると、とても否定的なコメントもあるのに驚きます。と同時に、納得もします。

つまり、我執にとらわれている人には、永遠に自分の咲く場所がわからないのは、自分のせいではなく、周りのせいだとしか思えないということです。

その視点が変わらない限り、世を恨み、呪いの言葉を吐くしかないだろうと思います。こんな場所には置かれたくなかった。私の咲く場所はこんな所じゃない、と思うしかなくなるのです。

でも、置かれた場所で、自分に出来る最善を尽くすこと。人の役に立つこと。それを一歩一歩、重ねている内に、少しずつ風景が違って見え始めてきます。

大学時代のアルバイトもそうでした。誠実に勤勉に勤め上げて、努力と改善を怠らないことで、少しずつ信頼を勝ち取っていくことができました。

どんな仕事でも好きになりましたし、周りの人たちと楽しく働くことが出来ました。

上手くいかないときには、自分の在り方を見つめ直すこと。何が悪いのかわからなければ聞いてみること。そして、素直に受け入れること。

それでも上手くいかないときには、じっと孤独に耐え、春が来るのを信じて頑張り抜くこと。

そうやって私も歩いてきました。共に笑顔で過ごすには、相手を大切にしなければなりません。与えられたものに感謝しなければなりません。

それは口で言うほど簡単なことではないように思います。しかし、それでも前を向いて進んでいくしかないのです。

全ての人にエールを送ります。私も頑張ります。

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足立美術館

2021年01月19日 | Weblog

足立美術館は私の大好きな美術館です。

今、日本庭園には、雪が積もっています。見に行きたいなぁと思います。

ホームページを見るとライブカメラの映像で庭園の様子を見ることは出来ます。https://www.adachi-museum.or.jp/

しかし、私はやはり、そこの空気に触れ、その場の雰囲気を、五感で感じ取りたいのです。その上で日本の芸術の美に触れたい。そう思います。

北大路魯山人館はできましたが、河井寛次郎の作品との対比ができなくなったのはとても残念です。方向性の違う二人の芸術家の生き方に触れ、作品を見、言葉に学ぶことも、私にとってはとても大きな価値のあることでした。

また、茶室・寿立庵(じりゅうあん)も大好きな場所でした。そこに魯山人館が立てられましたから、寿立庵は無くなってしまいました。これも寂しいことです。あれだけの品格と風情のある茶室にはなかなか出会えなかったと思い返しています。

さりとて、私はまた足立美術館に足を運ぶと思います。ここ数年、がっかりすることが多かったのですが、また、新たな感動との出会いを楽しみにしています。

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