Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

食の大切さ

2023年07月31日 | Weblog

バッカーズ寺子屋の合宿では、

バーベキューの食材を予算を決めて班ごとに買ってもらいます。

また、自分で作り、後片付けまでも、子どもたちにしてもらいます。

そこに色々な教育の問題が垣間見えてきますし、

それが実り多き学びの時間になっていることを感じます。

「料理」という言葉の漢字の意味をそれぞれ見ていくと、

「料」は、見当をつけてはかること。

「理」は、物事に備わった筋道のこと。

と辞書に書かれています。

料理の全体像やそれぞれの材料や調味料などの分量を、

見当をつけてはかる力が必要ですし、

全ての食材や調味料を、

正しく筋道を立てて活かし切ることも大切です。

手順という筋道を間違えば、

素材を活かし切ることはできないと思います。

大した料理も出来ない私ですが、

少なくとも料理の教育的意義の大きさはわかります。

ものすごく頭と心を使う、極めて人間的な営みであるとも思います。

そして、両親や祖父母が、食に手間暇をかけることを蔑ろにし、

社会的自己実現のために失われた時間の代替措置として、

食の便利さのみを追求してきたことが、

どれほど子どもたちの人間形成に、

恐ろしい結果をもたらしているかも感じています。

 

 

 

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思うこと・続

2023年07月23日 | Weblog

素晴らしい子どもたちがいます。

私たちの子供時代には見たことのない、

素晴らしい子どもたちです。

グローバル化する社会の中で、

大いに活躍して行くであろうと思い、

大きな希望が感じられます。

高い能力を持ち、良き人間性を持った子どもたちです。

これもまた、一面の真実だと思います。

 

 

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思うこと

2023年07月23日 | Weblog

子どもたちの姿は、日本の未来の姿でもあると思います。

こう書いて、この先の言葉を

希望ある言葉で、続けられない気持ちになります。

一部の子どもたちを見ていると、

大丈夫なのだろうかと思うのです。

それは、昔から延々と繰り返された、

年寄りの心配であり、繰り言なのかもしれません。

だとすれば良いのです。

しかし、どうもそれだけではない、

生物としての様相が変わってきた感じがするのです。

子どもは、子供時代に、

腹いっぱい子どもせないかんと思います。

でも、それができない学校や社会がある。

子どもの表情や反応の無さに、また、浅さに、

涙が出てくる気持ちになることもあります。

でも、1年後には、

必ず大きく成長できるように共に学びます。

結果は必ず出しますし、

これまでも出し続けてきました。

必ず子どもたちは、素晴らしい成長を遂げていきます。

それはわかっています。

しかし、それにしても、こんな哀しい戦いを、

誰かが続けなければならないのかと思うと

暗澹たる気持ちになります。

大人こそが教育の本質を真剣に学び、

変化していかなければならないように思います。

そんな偉そうなことを

私が言っても仕方ないことはわかっています。

だから私は黙々と学び続け、

子どもたちに届けられる何かを

生み出し続けようと思っています。

 

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ただひたすらに

2023年07月19日 | Weblog

役人にせよ、政治家にせよ、

頭は良いし、一生懸命に仕事をされている、

立派な方々だと思います。

国や自治体の法を作り、法に従って、

様々な仕事を進めていく人たちです。

しかし、唯一、欠落している力があるとすれば、

自分のことより他人のことを慮ることであり、

自己の犠牲を厭わない心であり、

国の行く末を思う心なのだろうと思います。

それでも海外よりは、

はるかに立派なのだろうとは思います。

しかし、日本という国は、

もっと立派な先達たちがいた国です。

そして、私たちはその記憶を失ってはいません。

だから、どうしてもその尺度で

期待をしてしまうのだと思います。

批判は好きではありませんし、

政治家になる気も、官僚になる気もありませんので、

(なれるだけの力もありませんので)

私は教育の世界で、

そのような生き方をします。

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戯言

2023年07月13日 | Weblog

今ではメールでのやりとりが当たり前になりました。

また、LINEの利用者も多いようです。

効率的でスピーディーな社会です。

昔は、じっくりと言葉を選び、

相手のことをあれこれと考え、

自分と相手との今の距離感を推し量り、

未来をどのようにしたいのかを考え、

手書きで、言葉を一つ一つ、

紡いでいた時期がありました。

書いては消し、書いては消しを繰り返し、

何度も何度も、

新しい葉書や便箋に書き連ねていた時期がありました。

あの頃と較べて、

今の私の心は、繊細で深いものであろうかと思います。

効率的でスピーディーであることだけが、

本当に人間の進歩と言えるのだろうかとも思います。

・・・古い人間の戯言です。

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転じてものを見る

2023年07月13日 | Weblog

上手くいかないことの中に、

上手くいくことの種が眠っています。

上手くいくことの中に、

上手くいかなくなる種が眠っています。

だから、一喜一憂することなく、

自分のやるべきことをしっかりやっていくことが

大切なのだと思います。

感情的な悩みに囚われないことが大切なのだと思います。

いや、囚われないのは無理かも知れません。

だから、一瞬の後に、転じてものを見ることにしています。

 

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思い

2023年07月12日 | Weblog

61歳になりました。

あと何年、これまで生み出してきた、

激しい研修を続けられるかはわかりません。

「斃れて後已む」

その言葉を胸に、行けるところまで行くだけです。

ただ、誰かにこの教育を手渡せたらと思います。

厳しい道ですが、楽しい道です。

私に歩けた程度の道です。

教育への情熱を持ち、

日本の未来のために努力を厭わない、

まだ見ぬ誰かと出会う日を楽しみにしています。

 

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感謝

2023年07月11日 | Weblog

ありがたいことに、多くの人に支えられて今日があります。

これ以上を求めては罰が当たりそうだと思うぐらいに思っています。そして感謝しています。

しかし、まだまだ、世の中のためにやるべきことがいっぱいあります。

自分に課された使命を果たしていかなくてはなりません。

人生二度なし。

 

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私の教育

2023年07月09日 | Weblog

人間を育てる教育を本気に実現したいのであれば、

ルーティーンワークではできないことを

思い知るべきだと思います。

そして、日々新たに0から生み出す姿勢と、

命がけの真剣さがなければできないことだと

痛感するべきだと思います。

もちろん同時に、

遊び心と学ぶ楽しさにあふれた時間を

生み出さなければなりません。

また、自分自身が、

どこに出ても通用する人間であろうと、

努力を重ねていなければなりません。

スタート時はいざ知らず、

本気でやろうと思わない人たちとは、

いずれ関係が失われていくのだろうと思います。

そうでなければ、共に学んでくださる

子どもたちに申し訳ないと思うからです。

 

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バッカーズ九州寺子屋・第15期生・入塾式

2023年07月09日 | Weblog

 

今日はバッカーズ九州寺子屋第15期の入塾式でした。

新しい一年のスタートです。

気合いを入れて学びます。(私が)

本当に多くの皆様に支えていただき、

今日を迎えられました。

これからは、

この学び方をどう社会に残していくかが

私の大きなテーマです。

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