Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

学ぶ姿勢

2008年06月30日 | Weblog
何かを身につけられるかどうかは学ぶ姿勢一つだと思う。
しかし、この姿勢がいくつになっても身についていない人が多い。

良き教育者とは、良き学習者である。
そして、
良き学習者とは、良き社会人である。

いつも思うのだが、「学び」とは、全人格的なものであり、
その人の人格は、酒を楽しんだり、食事を楽しんだりする中で、
深く会話を交わしてみなければわかるものではない。

教育の世界でも、浅い人付き合いが多くなり
その結果として、浅い学びが多くなり、
最終的な結果として、浅い教育者たちが多くなったように思う。

しかし、そのことを言っても、わかる人にはわかるが、
わからない人にはわからぬであろうと思う。
また、その大切さを伝えきれない自分の未熟さを思う。

「教育とは流水に文字を刻むようなはかない業である。
だがそれを厳壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ」

森信三先生の言葉を今一度胸に刻み直して新たな一歩を踏み出したい。



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人生は選択

2008年06月26日 | Weblog
人生は選択の連続である。

何を食べるのか、食べないのか。
どんな本を読むのか、読まないのか。
どんな景色を見るのか、見ないのか。
どんな研修を受けるのか、受けないのか。
どんな人と付き合うのか、付き合わないのか。

すべては選択の連続である。

そして、その選択は自分自身の価値観によって行われる。
どんな価値観を持つかによって、
いくつもの選択肢が変わり、
後に続く結果も大きく異なったものになっていく。

だから時として、
価値観に影響を与えてくれる人との出会いが、
後の人生に大きく影響していくことがある。

だが、その出会いに自ら感応する力がなければ、
眼前にその人ありと言えども、何の影響も受けることはない。

では、どうすればよいか。

一瞬一瞬を、
謙虚に、そして、懸命に生きていくしかない。
私はそのように感じている。
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エツにご満悦

2008年06月25日 | Weblog
エツをいただいてきました。

エツは、日本では筑後川でしか採れない幻の魚。体長30センチほどの銀白色のナイフのようなカタクチイワシ科の魚です。

エツが産卵に筑後川に上ってくる脂ののった二ヶ月だけ、「筑紫の誉酒造」という酒屋さんが自宅のお座敷を解放して、エツのフルコースを提供してくれるのです。

エツという魚には、次のような伝説があります。

平安時代に、船頭さんに舟に乗せてもらえないで困っている旅のみすぼらしいお坊さんがいて、一人の若者が「俺のボロ舟でよかったら」と声をかけて、向こう岸まで送ってあげたそうです。

するとそのお坊さん(弘法大師)は「お礼に」といって岸辺に生えている葦の葉っぱを四、五枚抜き取って川へ投げ入れたら、魚になって泳ぎはじめた、それがこのエツだそうです。

酒も美味しかったし、料理も美味しかった。堪能させていただきました。う~ん、素晴らしかった!!
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初へちま

2008年06月24日 | Weblog
昨日、鹿児島のお寿司屋さんで飲んでいました。
本マグロや飛び魚の刺身など実に美味しくいただきました。

途中、不思議なものが出てきました。

・・・ん?

食べてみた。

・・・ん?

美味しいけど、これは何の味噌炒めだろう???

答えは、「へちま(糸瓜)」。

色々と食べてきたけど、初めて糸瓜の美味しさを知りました。
まだまだ日本の食文化は奥が深い。知らないことだらけだ。
怠らず精進しようと新たな決意をした一夜でした。

・・・ということで、
本日は、城島の造り酒屋さんにてエツ料理に果敢に立ち向かいます。


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教育とは・・・

2008年06月22日 | Weblog
教育は人間がやるもの。

だとすれば、教育を良くするためには、
教育をしている人間が良くならなければならない。

また、人間は自分を教育する力によってのみ、
他を教育することができる存在である。

つまるところ、私たち自身が、
人間として、教育者としての自分を磨き、
自分の発する言葉と行動をより感化力のあるものに高めていく以外、
教育をより良いものにする道はないと言うことである。

教育荒廃の原因は、
子どものせいでもない、
親のせいでもない。

自分自身の至らなさ故だと知り、
絶望の淵から自己を確立するような生き方を
教師は選んでいくしかないのかもしれない。

深刻ぶって言っているのではない。
私の場合、いつも笑って、楽しんで、
豊かな人生を過ごしていきながら、
友と一緒に豊かな教育を目指そうという魂胆なのである。
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維新塾キッズ

2008年06月20日 | Weblog
明治維新140周年を記念して、今年の夏、萩維新塾キッズが開催されます。
対象は、小学校高学年20名。四日間、萩で研修を行います。

この維新塾キッズは、私が塾頭を務め全面的に四日間の指導をさせていただきます。

参加費は8,000円。
よろしかったら、是非、ご参加下さい。

萩市ホームページはこちら↓
http://www.city.hagi.yamaguchi.jp/soshiki/detail.html?lif_id=24711

昨日、プレス発表がなされていますので、
明日あたり、マスコミ等で報じられるのではないかと思います。

詳細は、また、このブログでもお知らせしますし、
私のオフィシャルサイトでもお伝えしていきたいと考えていますので、
関心のある方はお問い合わせ下さい。

私も楽しみです!!
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思い

2008年06月19日 | Weblog
様々な「思い」が、その人の人生を形作っていく。

足立美術館を作った足立全康氏も、
稀代の美食家にして陶芸家の北大路魯山人も、
日本画の頂点を極めた横山大観も、
その「思い」を形にしていった人生だった。

その人の「思い」が人生を形作っていく。
そのことを痛感させられる。

そして天はいつも大きな試練を与える。
先の人達とて多くの挫折と絶望を味わってきている。

ただ、人と違うところがあるとすれば、それは、それでもなお、自分の志にひたすらに立ち向かっていこうとしたという一点だけである。

自分の人生が形になっていないとすれば、
自分の「思い」が磨かれていないと言うことである。
それ以外に理由はない。
まだまだ修行が足りないのである。
それ以外に理由はない。

私もひたすらに「志の教育」を創っていくことを追い続けたい。

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魯山人の言葉

2008年06月18日 | Weblog
足立美術館は、日本庭園も素晴らしいし、絵画も陶芸も素晴らしい。だが、もう一つの素晴らしさがそこにある。それは、芸術家たちの「言葉」の展示である。私は、芸術家たちの言葉に強く惹かれる。それは、真実をえぐる言葉であり、心を揺さぶられるからである。足立美術館で見つけた言葉を書きとどめて、皆様と共に読み返してみたい。


  北大路魯山人の言葉


  口で言うのはやすいことだが、

  現実に表現が物を言うようなことは、

  なまやさしい作業でなし得られるものではない。

  さぁ自由なものを作ってみろと解放されたとしても、

  決して自由にはできないものである。

  第一過去の人間が作った美術に充分心眼が開かなくては、

  かなわぬことである。

  過去と言っても

  千年も二千年も前からの美術・芸術に眼が利かなくては、

  かなわぬことなのである。

  食器師だからと言うので

  陶器ばかり視ているくらいの注視力では、

  乙な器は生まれるものではない。

  三百年の茶碗が作りたければ、

  千年前の美術がわからなくてはかなわぬものである。
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本を買う

2008年06月17日 | Weblog
本との出会いは、チャンスの女神と同じく前髪しかない、という感じである。つまり、その場で、気持ちがある瞬間に金額にかかわらず目をつぶってつかんでおかないと、もう二度と出会うことはないかもしれないからだ。

今日も私の教えている生徒たちのため、本をたくさん買い込んでみた。自分自身の進路について深く考えてもらうため、また、小論文作成のため、私が推奨できるものを選んでみた。

私が最も思いを持って、そして、責任を持って、何を読めばよいのかという道案内をするためには、やはり、自分で本を買い、斜め読みして、生徒に手渡した方がよいと思う。それが私のこだわりであり、プロ意識である。

今、生徒にとっての最善は何か?
それを考え抜き、行動をし続けたい。

理由は簡単。
それが生徒たちの心に灯をともし、
生徒たちが自ら行動を起こすことにつながると信ずるからである。
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足立美術館ツアー

2008年06月16日 | Weblog
土日で足立美術館ツアーに行ってきました。
一日目には、出雲古代歴史博物館、出雲大社、皆美館、小泉八雲記念館・旧宅、舟での堀川巡り、宍道湖を眺めながらの懇親会。そして、二日目には、ゆったりと足立美術館を見学しつつ、出雲蕎麦を堪能。

私自身、驚いたことや、新たな学びが沢山あった二日間でした。

驚きは、熊本の知人Kさんと、三年ぶりぐらいに、ばったり足立美術館で会ったこと。

Kさん曰く、「数年前に、木村さんから足立美術館の素晴らしさを聞いていたからいつか行ってみようと思っていて、今日、初めて足を運んでみた。」とのこと。

それにしても、そんなタイミングで、この場所で、まさか会うなんて!!
熊本の人間と福岡の人間が、偶然にも島根で再会するなんて。
う~ん、びっくり。

そしたら、午後になって、またまたハプニングが。
私のツアーに参加していただいていたJCのKさんが、Kさんの会社を応援してくださっている四国の方とばったり・・・。う~ん、福岡と四国の人間がなぜか島根県で再会するだなんて・・・。

前日の出雲大社詣でが効いたかな?
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