戦後の教育で失われたものがいくつもあります。
特に意識して学ぶべきは、歴史と地理です。歴史教育については色々な人の指摘が為されていますが、地理についてはあまり指摘されないまま今日を迎えています。
しかし、最近は地政学の本が随分出てきましたので、是非、読んでいただきたいと思います。例えば『マンガでわかる地政学』。まずはこれで基礎を身につけたいところです。
この本を読めば、歴史は地理的な背景があって動いていることがわかります。また、外交にも軍事にも、地政学の視点がなければならないことが見えてくると思います。
わが国は素晴らしかったというのは確かに心地よいし、大いに誇りは持つべきだと思います。しかし、それだけでは国際問題の解決や日本の未来を展望することにはつながりません。
子どもたちにこそ地政学の視点を持って欲しいと思います。