今日は、バッカーズ寺子屋の企業訪問。
今回は、赤坂の和菓子の老舗、虎屋さんを訪問しました。
日本の伝統文化としての和菓子について学び、
その後、実際に子どもたちは和菓子を作りました。
簡単なようで凄く難しいことだと、
体験を通じて気づいていました。
虎屋さんを訪問させていただくのは、
今回で三年目になりますが、
いつもながら和菓子は「五感の総合芸術」
という言葉にひかれます。
そう、
一、目で見て楽しみ、
二、その香りを楽しみ、
三、その感触を楽しみ、
四、その味わいを楽しむ。
さて、五番目はと言うと、
五、その名を聴き、言葉から四季の風景を想起し、
折々の風物をその心に呼び覚まさせる。
和菓子か何百年も前から、
四季のある日本の暮らしの中で育まれ、
多くの人たちの手によって、
連綿と受け継がれてきたことを知ると、
その尊さに自然と頭を垂れる気持ちになっていきます。
和菓子という素晴らしい文化が私たちの身近にあることを、
もっともっと実感できるような生活をしたいと改めて思いました。
明日からは、足立美術館に研修に行きます。
松平不昧公が愛した松江のお茶菓子。
足立美術館の茶室「寿立庵」。
今日の学びが、
明日からの子どもたちの体験の中で、
生きたものになってくれたら…。
すべてが子どもたちの中で
つながっていってくれたら…。
そう思っています。