Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

明鏡止水

2008年07月28日 | Weblog
「明鏡止水」という言葉が、荘子徳充符篇に出てくる。

明鏡は、くもりのない鏡。
止水とは、波立たない静かな水。

つまり、心に曇りが無く、澄みきった状態を言う。

仕事を進めていく上で、私たちは人と関わっていく。
価値観が合う人もいれば、そうでない人もいる。

そこで我がぶつかり合い、摩擦が生じ、心が乱れる。

しかし、それは仕事を進めていく上ではプラスにならない。

感情に支配されるのではなく、
感情の主人公になりたい。

明鏡止水の境地で日々を生き続けたい。

・・・今、思うこと。




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W寺子屋スタート!

2008年07月21日 | Weblog
昨日、バッカーズ寺子屋の第一講座でした。
そして、今日は、バッカーズ九州寺子屋の第一講座でした。

「志を育む自由な教育」

そんな世界を子どもたちと共有できていることを
私はとても幸せに思います。

講座はともに9:00~16:00まで。
休憩は適宜。
一コマ何分などという括りはありません。

ほとんど休憩もとらず講座を進めていきますが、
小学校5年から中学校3年までの塾生たちは、
素晴らしい集中力で最後まで取り組んでくれます。

問われるのは教える側の力量。
問われるのは教える側の思いの深さ。

そのことをいつも厳しく突きつけられます。

全ての子どもたちに素晴らしい可能性があります。
要は、それを心から信じることができるかどうか。

一年間、フルパワーでぶつかっていこうと決意を新たにしました。
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学びのスタイル

2008年07月18日 | Weblog
私はあまり頭が良くない。
だから、何度も何度も繰り返し学ぶことが多い。

一つのことを学んでいて、
ある時、「わかった」と思う段階が来て、
そのテーマでの学びをやめる人もいるだろう。

しかし、「わかった」と思う先にも、
何となく何かがあると思い、
繰り返し繰り返し学んでいくうちに、
今までわかったと思っていたことが、
実は表面的な見方に過ぎず、
さらにその奥の深い世界を知ることもあるのだと思う。

「わかる」ということは、
決して一律のものではなく、
人それぞれの「深さ」があると思う。

そして、その尺度は、
「わかる人にはわかる」
といった類のものでしかないのだと思う。

私は要領は悪いかもしれないが、
ゆっくりと時を経て熟成されていくワインのような
深みのある学び方をしていきたいし、
また、それを多くの人達と共有していきたい。

おそらく、哲学のない学びは、
深みのない人生をもたらすであろう。

回り道でも良いから、
より深みのあるワインを私は味わいたいと思う。







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萩維新塾キッズ

2008年07月17日 | Weblog

明治維新140周年を記念して、
8月25日(月)~8月27日(木)の日程で、
「萩維新塾キッズ」が開催されます。
http://www.city.hagi.yamaguchi.jp/soshiki/detail.html?lif_id=25215

対象は小学校5,6年生。
費用は四日間で、なんと、8,000円!!

私が四日間、張り付きで指導させていただきます。

内容は、
バッカーズ寺子屋のオープニング合宿に近いものですので、
釣りなどの自然体験をはじめ、おもしろさ満載!!
かつ、志を立てることを意識したり、
プレゼンテーション能力を高めたり、
充実の四日間です!!

この機会に、是非、体験されてみてはいかがでしょうか!

定員は20名。
お早めにどうぞ!!

保護者の方にも萩で四日間を楽しんでいただく
特別メニューを提供させていただけると思います!!


お問い合わせは、萩市役所企画課内
明治維新140年記念事業実行委員会まで。
電話0838-25-3569
e-mail 1356@city.hagi.yamaguchi.jp



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古くて新しい教育

2008年07月16日 | Weblog
教育改革ばやりの昨今。

私は教育というのは、
それほど最先端の科学研究成果も必要でないし、
それほど新しい教育哲学も必要ではないと思っている。

なぜなら、人間は人間だからである。
つまり、その本質が変わらない以上、
昨日今日、学者たちが発見した
目新しそうな教育理論なんぞより、
私たちの祖先が脈々と語り継いできた、
経験則から来る教育的知恵の方を私は信ずるのである。

その意味で、私は先人の教育に学ぶことを大切にする。
ささやかな諺や言い伝えの中に横たわる叡智を大切にしたいのである。
世代を超えて、失われることの無かった教育的叡智を大切に思うのである。

そうした先人の教育的叡智を基に、
私は古くて新しい教育実践を創り上げていきたい。




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教師に大切なもの

2008年07月15日 | Weblog
私は教師にとって大切なものは飽くなき向上心だと思う。

「人間は、己を教育する力によってのみ、他を教育することができる」

といった内容のことを、
森信三先生がおっしゃっていたと思うが、
蓋し名言である。

自分を磨く事への情熱が薄い人間は、
良く人を教育することはできない。

これを自分自身への戒めの言葉として、
更に精進していきたい。

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あぁぁ

2008年07月15日 | Weblog
バッカーズ九州寺子屋入塾式の様子が、
今朝の西日本新聞七面で報じられた。

大きく写真もついている記事で、
私が塾生に入塾証書を手渡している姿が写っているのだが・・・。

・・・無い。

何が無いか・・・。

言いたくはないが・・・、
アゴと前髪が・・・。

やっぱり痩せよう。
決意を新たにした。
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ロック

2008年07月14日 | Weblog
私は甲斐バンドが大好きである。
仕事をしていても、講演をしていても、
自分の情熱の源は、ロックの熱さと同じだと、
時々ふと思うことがある。

ところで、
井上陽水も、チューリップも、
昭和四十年代、五十年代に流行った歌は、
私の心に刻まれている。

時々You Tubeで聴いたりするのだが、
聴いていてふと思うことがある。

例えば、ガロの「学生街の喫茶店」という歌は、
大学生の心情(もしくはそれと同年代の若者の心情)を歌ったものだろうが、
とにかく歌詞の深さというか、味わいというか、
今の歌と随分違う趣になっていると。
簡単に言えば、「大人の歌」だなと感じさせられる。

それはなぜだろうかと思っていて、
スタッフと会話を交わしつつ気づいたこと。

それは「考える時間」の多寡ではないかということ。
私たちの世代は、ケータイやインターネットがないかわりに、
じっくりと考える時間があった。

自分が何者かということについても、
相手の心がどうであるかを想像することにしても、
悩んだり、空想にふけったり、
自由に心を駆け巡らせることができた。
自然の中で思う存分物思いにふけったり、
感傷に浸ったりすることができた。

そんな中で心が鍛えられたのだと思う。
哲学的な思考が鍛えられたと言えばオーバーかもしれないが、
思考の深さは確実に育ったと思う。

昭和四十年代から五十年代の音楽を聴いていて、
言葉の深さを感じる理由はそんなところにあるのかもしれない。
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入塾式

2008年07月13日 | Weblog
今日は、バッカーズ寺子屋の入塾式でした。

国歌斉唱にはじまり、
入塾証書を授与し、
塾生一人一人が自己紹介をし、
抱負を語りました。

私は式典というものは厳粛でなければならないと思います。
でも、厳粛な中にも心が動いていなければならない。
そう思っています。

厳粛な空気を子どもたちにくぐらせるのは、
それが大人として自立する一歩になると思うからです。

集団の中の「その他大勢」ではなく、
式典の中で、個がしっかりと自分の足で立ち、
主張をしていかなければならない。

それが個々の精神的自立へとつながるものだと私は思っています。

いよいよ九州もスタートです。
楽しくも厳しい学びの場を創っていこうと思います。
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バッカーズ九州寺子屋 開塾!!

2008年07月12日 | Weblog
いよいよバッカーズ九州寺子屋の開塾が明日に迫りました。
良い活動を作っていきたいと思います。

東京で三年間活動してきた実績を基に、
心を込めて活動を作っていきます。

この三年間で、多くの方々がこの事業に関わってくださいました。
また、私の教育活動についても、
多くの方々が支えてくださいました。
皆様に、心からの感謝を申し上げたいと思います。

大切なことは、
どんなことがあっても真っ直ぐに突き進んでいくことだと思います。

私たちは、心を込めて、
子どもたちと向き合っていこうと思っています。

開塾を前に、今、ちょっと一呼吸しています。

そうすると、九州寺子屋開塾までに、
本当に多くの方々に支えていただいたことが、
それこそ頭の中に無限のシーンとして蘇ってきます。

そしていくつもの縁が無数に織りなされて、
今日の姿になってきたことを実感します。

さて、感慨にひたるのはこれにておしまい。

いよいよ戦闘開始です!!!!



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