Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

日本は滅びるか。

2022年05月13日 | Weblog

イーロン・マスク氏が、いずれ日本は滅びるだろうといったことがニュースになっていました。

「当たり前のことだけど、出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう。これは世界にとって大きな損失になる」

統計的に見れば、当たり前の話でしかないと思います。

それより私は、「日本が滅びることが世界にとって大きな損失になる」という言葉の真意の方が気になりました。日本人の考え方や生き方が価値あるものであり、それが失われることが損失だという意味なら嬉しいのですが、さて、どうなのでしょう。

それはさておき、少子化対策の施策としては、お金の話しか出てきていないように思えてなりません。勿論、お金は必要で大切なものです。

しかし、子育てを金銭的価値に換算してみる考え方が、少子化を招いてるようにも私には思えます。

日本が貧しかった頃、貧しくても子どもはたくさん生まれ育っていました。確かに、不十分ではあったでしょうし、苦しいことも一杯あったと思います。でも、そこに父祖の世代は幸せを見いだしていたように思います。

昔は、「子どもは宝」という考え方があったからではないでしょうか。

今の「子育てはお金」という考え方はたしかに正しいかもしれません。しかし、お金には、「コスト」という考え方もあれば、「投資」という考え方もあります。金銭哲学が大切なのだと思います。

そして、もっと大切なことは、打算ではなく、「人を心から愛する」ことや、「親孝行をし、年寄りを大切にする」ことや、「未来の子々孫々のことを思う」という、人間としての真っ当な「心」を取り戻していくことなのかもしれません。

東井義雄先生の言葉は、そのことを考えさせてくれます。

『「自由」「民主主義」・・・と言いながら、「欲望」や「衝動」をはびこらせ、救い難い「エゴイズム」を育ててしまっていた、ということではないか。何よりも大切に育てなければならないのは「人間」であったのに、その肝心な「人間」が、「欲望」や「衝動」の奴隷になってしまい、動物に成り下がり、目をいからせ、口をとがらせ、ツノを生やし、他を攻める他罪主義の「鬼」が国中にあふれていた、ということではないか』(『東井義雄一日一言』)

ここに書かれている有様では、イーロン・マスク氏に言われるまでもなく、国が滅びても仕方ありません。昭和、平成、令和と、じわじわと、滅びに向かって、人間性の喪失という病が進んでいるのかもしれません。

本当に今の教育で良いのか。「人間」は、「子どもたち」は、人間らしく、子どもらしく育っているのか。自問自答を繰り返しつつ、そして、私自身も自らを省みつつ、教育に邁進していく以外に道はないのだろうと思います。

 

 

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教育者の役割

2022年05月13日 | Weblog

結局のところ、教育の成果というものは、その人がいかに信頼される人物となり、自立して自分の人生をしっかりと歩み、その歩みが自ずから人々のため、後世のためになり得たかということで、はかられるしかないものだと思います。

それは、子どもではなく、自分自身が、まず、そのような人物たり得ているかが問われるものです。そして、教育者の感化力によって子どもは育っていきます。

「そのためにはどのような教育が大切なのか」それを見いだすことが、教育者の大切な役割なのだと思います。

 

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教育雑感

2022年05月12日 | Weblog

「今、無名の指屈して信(の)びざるあり。指の人に若(し)かざるは則ち之を悪(にく)むを知り、心の人に若かざるは則ち悪むを知らず。此れ之を類を知らずと謂(い)ふなり。」(告子上十二章)

「(人は薬指が曲がってしまうと、生活に支障はなくても治してもらおうとするように)わずか一本の指でさえ人並みでないと、恥じることを知っている。それなのに、(肝心の)心が人並みでなくても恥じることを知らない。これこそ物事の軽重を知らないと言うことである。」

『孟子』の言葉です。(『孟子一日一言』より)

教育というのは、結局、人間の心を磨き、その人が、より良い生き方ができるように手助けをすることだと思います。

しかし、自分の精神の在り方については、『孟子』の一節にあるとおりで、あまりにも無頓着な人が多いのかもしれません。

「其の小を養う者は小人となり、其の大を養ふ者は大人となる。」(告子上十二章)(つまらない部分(口やおなか)ばかりを養うものは、結局、つまらない人間となる。大切な部分(精神)を養う者は、偉大な人物となる。)(『孟子一日一言』より)

孟子の言葉の通りだと感じますが、では、この言葉が心に響く人が、今の世に、一体何人いるのかを思う時、教育の道を歩むことが、険しく哀しく辛いものに思えてきます。

しかし、この道を歩み続けるしかありません。

自分の力が通じようが通じまいが、全力で子どもたちに向き合い、大人たちに向き合い、全力を尽くしていくだけです。

 

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心落ち着けて

2022年05月10日 | Weblog

日々のスケジュールが慌ただしくなっていますが、どうも慌ただしいと、自分と向き合い、深く思考することが希薄になっていくように感じます。そしてそれは、文章を書く時間の減少という形で、現れてくるもののようです。

書くことは考えること。考えることは書くこと。書いていないということは、思考を放棄しているということだと感じます。

また、深い思考のための読書も大切だと思います。

古今東西の聖賢の言葉に触れつつ、それを味わうような時間を確保しようと思います。

それが、教育力の目に見えない土台であると思うからです。

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やりたいことよりやるべきこと

2022年05月09日 | Weblog

ゴールデンウィークが終わりました。私はこのゴールデンウィーク期間に、2回、「萩往還を歩く」研修を引率していました。ほぼ、福岡には居らず、今日、ようやく東京から舞い戻ってきました。来月から小郡寺子屋「志学舎」もスタートします。これまで形にしてきた教育をどのような形で残していくか。今年から5年間ぐらいで、全力でやり遂げていこうと思います。

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体力

2022年05月02日 | Weblog

私は運動もしていませんし、体力があるとは思えません。ただ、次の3つのことぐらいは心がけています。

1.全国どこに行くとしても、また、日常においても、常に重い荷物を持つこと。決して楽をしようとしないこと。

2.空港では、できるだけ階段を使うこと。(重いキャリーバックを持っている時は除く)

3.三度の食事は、できる限り、きちんとしたものを食べること。手間暇を厭わないこと。

これぐらいです。

そして、

4.いつ倒れても良いと思って無理をし続けること。

この覚悟が存外大切なことのように思います。

死ぬ気でやるから死なないのだろうと思います。笑。

 

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萩往還を歩く

2022年05月02日 | Weblog

久しぶりに、バッカーズ九州寺子屋の塾生と萩往還を歩いてきました。

私は、楽に30㎞を歩いていると思われているようですが、決してそうではありません。

また、この道を歩き始めた30代の頃は、足が激痛で死にそうになっていました。それ以前も、すぐに風邪を引いて寝込んだり、熱を出したりと、とにかく身体の弱い人間でした。巨大扁桃腺を30代後半に切除してから少しましになったような気がします。

今、60歳にさしかかろうとしていますが、元気に萩往還を歩けています。また、自分の人生を走り続けています。それは、やはり自分の志が確立したからです。そして、その使命感と責任感を持って、常に走り続けているからだと思います。

志が無ければ、身体もきつくなるし、その反対に、志が確立されれば、どんどんタフになっていくということは、志が立った経験がないと理解できないことだと思います。私自身そうでしたから、それは仕方のないことです。でも、わかってもらえないというのは、なかなか寂しいことでもあります。

それでも、私は子どもたちに志の大切さを伝えていこうと思っています。

ふと、レイ・クロックの言葉を思い出しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「 私は一夜にして成功をおさめたと思われているが、その一夜というのは三十年だ。思えば長い長い夜だった」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は金銭的な成功とは無縁の人間です。しかし、教育に関しては、良き教育を生み出しつつあるという手応えを感じています。その意味では少なくとも失敗者ではないと思います。

「バッカーズ寺子屋の教育」も、「志の教育」も、「学び方を変える教育」も、まだまだ世に知られてはいません。そして、まだ17年しか経っていません。だから、これからやり続けていくだけです。

更に、レイ・クロックの言葉を続けます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「 自己を未熟ととらえることができれば、いくつになってもみずみずしさを失わず、成長を続けていくことができる。このような姿勢で向かえる限り、人生に打ちのめされることはない。」

「帽子をきちんとかぶらず、靴の手入れが行き届いていないのは、ずぼらな思考の表れである。」

「 私はビジネスに身体を酷使し、糖尿病と関節炎を患い、胆のうのすべてと、甲状腺の大半を失っていた。だが、生涯で最高のビジネスが私の行く先に待ち受けていると信じて疑わなかった。」

「仕事とは、その人の人生にとってハンバーガーの肉のようなものだ。「仕事ばかりして遊ばなければ、人間ダメになる」という格言があるが、私はこれに同意しない。なぜなら、私にとって、仕事が遊びそのものだからだ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうしたレイ・クロックの思いに私は共感しています。

 

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バッカーズ寺子屋・第17期生募集

2022年04月28日 | Weblog

バッカーズ寺子屋の17期生の募集を開始しています。

新型コロナウイルス感染症拡大のため、今期の告知が出遅れていますので、5月7日(土)17:30~、5月21日(土)18:00~、東京都港区西新橋の建装工業株式会社にて、入塾説明会を開催致します。

詳細は、バッカーズ寺子屋のホームページをご覧下いただき、お申し込み下さい。

https://backers-terakoya.net/admission/admission-2-3/

一人でも多くの方にお運びいただきたく、10歳から15歳のお子様のいらっしゃる方に、是非、お知らせ下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

どのような学び舎なのか、説明会にお越しいただかなければ、なかなかお子様にも、保護者の方にもお伝えできないように感じています。(それでも体験してみないとわからないかもしれませんが・・・。)

必ず喜んでいただける学び舎だと思います。入塾説明会の会場でお待ちしています。

 

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教育という生き方

2022年04月26日 | Weblog

人の欠点や足らざる点を指摘するのは簡単なことです。自分と較べてみて、「なんだあいつは」とは簡単に思えるものです。

私もそうですが、人間は欠点の方がよく目に付く生き物のようです。しかし、そこから、どのように他人様に成長していただけるように自分を高められるかが大切なことだと思います。そこに人間としての尊さがあり、そのための果てしない努力が必要になるのだと思います。

でも、多くの場合、「なんでそんなことまで私がしなきゃいけないの」というふうにしか考えないように感じます。

赤の他人を立派な人間に育つように、力を尽くそうと思う人はあまりいません。自分ができるということを、他人にもできるようになってもらおうとするのには、ものすごいエネルギーと力量が必要だからです。

しかし、逆に、自分ができていなくて、他人様が出来ていることには、あまり気がつかないのも人間の姿かもしれません。良い点にはなかなか目を向けようとできないのです。

また、「自分のことさえままならないのに、他人様のことまでやりたいとは思わない。やったとしても、膨大な時間と労力が必要になるじゃないか」という考えもわかります。そんなことに自分の大切な時間を使いたくはないと思うものです。

しかし、それが教育だと私は思います。どう考えても無理なことに真っ直ぐ向き合うしかないのです。そして、他人様に多少なりとも影響を与える力を持つためには、自分自身の教育力を死に物狂いで高めなければなりません。命という名の人生の時間の全てと言っても良いぐらいのものを、捧げていく覚悟がないとできるものではありません。

結局、日々の仕事の中で、「私は出来ない」という人も、「私は出来る。でも、あの人はできない。」と言っている人も、自分が人に変化を与えられるところまで自分を高めようとしていない点では同じです。

何とかそこが突破できる人間になりたいものだと思います。だれも気がつかず、振り向いてもくださらないとしてもです。それが教育を志した者の生き方なのだろうと思います。

 

 

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小郡寺子屋「志学舎」

2022年04月23日 | Weblog

今日は、小郡寺子屋「志学舎」の入塾説明会です。

バッカーズ寺子屋の塾長として、設立から携わって17年。

バッカーズ九州寺子屋の塾長として、設立から14年。

そして、新しい寺子屋がスタートします。

これから更に多くのバッカーズ寺子屋的な寺子屋が生まれるように全力を尽くします。

なぜなら、この教育で子どもたちは明らかに成長するからです。

今日の新たな出会いに期待しています!

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