Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

春風を以て人に接し

2015年10月30日 | Weblog
春風を以て人に接し、

秋霜を以て自ら粛(つつし)む

・・・・・・・・・・・・・

佐藤一斎の言葉です。

私の座右の言葉として、
ずっと青年時代から胸にある言葉です。

人に接するときには、
春の風のように、
温かく接していく。
しかし、
自分自身には、
秋の霜のように、
厳しく向き合い、
己を律していく。

なかなかそうはできていません。
しかし、そうありたいと願っています。

いつかそうなれるように、
努力を重ねていきます。

もっと人間としての学を究めていきたいと思います。

人は自分の物差しでしか、
物事を見ることはできません。

大きな大きな物差しを持って、

疑心が生み出す暗鬼と闘いながら、
誠を貫きたいと思います。



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滞っていてすみません

2015年10月26日 | Weblog
ブログ更新がすっかり滞っています。
誠に申し訳ありません。

秋は、企業研修が目白押しなもので、
なかなか余裕のない日々を過ごしています。

更に、
新しい教育プログラム作りの課題もあり、
なかなか落ち着いて、
筆を?とることができません。

便りのないのは良い知らせ・・・。かな?

現在、諸々奮闘中ですので、
今しばらくお待ち下さい。

勝手を申し上げてすみません。



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本当に伝えたいこと

2015年10月17日 | Weblog
子どもたちにも、
大人たちにも、

話が届くかどうかは、

本当に伝えたいことがあるかどうかに
かかっているのだと思います。

本当に伝えたいことがあると思っていても、
それが浅薄なものでしかなければ、
それは決して伝わりません。

熱をもって伝えられるかどうか。
思いをもって伝えられるかどうか。
本当に自分の思いはそこにあるのか。

それが大切なのです。

相手が聞いていないのは、
話し手が本気でないからに過ぎません。

あるいは未熟であるからに過ぎません。

結局は自分を磨いていかなければ、
つまり学問し続けていかなければ、

人を感化しうるような話はできないのです。

ようやくそんなことが判ってきました。



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足立美術館にて

2015年10月12日 | Weblog
教育とは、
自分が良いと信じるものを
惜しげも無く手渡していくことだと思います。

そこに相手を値踏みしての
出し惜しみなど、
一切の入り込む余地はありません。

子どもの可能性を公平に信じるということは、
そういうことだと思います。

そして、自分が伝えようとする良きものは、
自分のレベルに応じてしか、
伝えられるものではありません。

だから、
私は、教育に携わる限り、
真剣に学び続けていこうと思います。

ただ、それは、
一つの領域にとらわれるものではありません。

人を育てていく、
あらゆるものに目を向けていこうと思います。

なぜなら、
国語を教えていても、
他の何を教えていても、
教える人の人間性や品性は、
必ず伝わっていくものだと思うからです。
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体力が必要

2015年10月09日 | Weblog
「志を立てて以て万事の源と為す」

ということで、志が立って、
それが確固たるものになってきてからは、

本当に気力体力、充実した日々が続いています。

しかし、オーバーワークにも陥ります。

その時に、判断力、決断力が、
微妙に狂う危険性が出てくることを感じます。

だからこそ、体力!体力!

タフな体を養うことがとても大切だと思います。
 
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日本のワイン

2015年10月05日 | Weblog
外務省は、今年から在外公館で使用するワインを
全て日本製に切り替えているらしい。

私はグレイスワインが大好きだ。
「グレイス・グリド甲州2012」など、
海外での評価も高い。

私がよく行っていた天麩羅屋さんがあるが、
「天ぷらにシャブリ」
と書いた紙を貼っていたのを思い出す。

魚介の天麩羅に合うワインとしては、
今までは、やはりシャブリが一番だったと思う。

しかし、このグレイスワインに出会ったとき、
和食に合うのは、日本製ワインだ!と確信した。
不思議なほどしっくりと違和感なく飲める感じなのである。

日本製ワインとは、
日本で育てたワイン用のブドウを使って、
日本で作られたワインである。
原料のブドウ果汁を輸入して日本で作ったものではない。
まがい物も多いのが世の常なので、注意したい。

味覚の秋に、ワインも日本酒も楽しみたいものだが、
スケジュールが、あぁ、スケジュールが・・・。


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引退かな?

2015年10月05日 | Weblog
イチロー選手が、今季最終戦で、
投手として、メジャー初登板を果たしました。

小学生の時、
投手としてスタートしたイチロー選手が、

大リーグの舞台で
投手として現役選手としての人生を終える。

投手に始まり、投手に終わる。

原点に立ち返って、
静かに舞台を降りるのかなと感じました。

白球を追いかけ続けた少年は、
40歳という年齢になり、
世界の頂点の舞台で静かにボールを置いたのでしょうか。

何も報じられていないので、
私の想像に過ぎませんが・・・。

ふと、思ったことでした。

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男は大きな河になれ

2015年10月04日 | Weblog
映画『次郎物語』は、
この歌によって思い出深いものとなりました。


せつないことがあったなら 大きく叫んで雲を呼べ
それでも雲でおおえぬほどの 男は大きな宇宙(そら)になれ
嬉しい時は腹から笑え 笑えば嬉しい花が咲く
心の花でうすめてみせろ 女は優しい風になれ

苦しい時ほど意地をはれ 目をそらさずに雨を見ろ
泣かずに雨を集めてそして 男は大きな河になれ
寂しいのは一人だけじゃない 歩けば転ぶ怪我もする
そこで捨てたら負けになる 男は大きな夢になれ

喜びは人と分かち合え 悲しみは人に預けるな
許せる限り受け止めてやれ 女は大きな海になれ
寂しいのは一人だけじゃない 歩けば転ぶ怪我もする
泣かずに雨を集めてそして 男は大きな河になれ 男は大きな河になれ


男は大きな河になれ ~モルダウより~
作詞:さだまさし/作曲:スメタナ・補作曲:さだまさし



映画も良いのですが、
小説『次郎物語』を読んでいると、
あの時代の小説たちは、
実に心理描写が細やかで深いことがわかります。

そうした文学を読んで育つ子どもたちは、
やはり深い心を持つようになるだろうと思います。

私は文学の教育にも力を注ぎたいと思います。

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信じる

2015年10月01日 | Weblog
大切なことは、
信じてやり続けること。

相手を信じることができなくなったときに、
自分自身の伝える力は落ちていくものです。

直ぐに成果が出なくとも、
信じて伝え続けること。

相手のために最善を尽くし続けること。

相手を敬い、誠意を持ち続けること。

結果が出ないときに、
支えになるものは、

自分自身が真摯に努力を重ねてきたという
ささやかな事実だけなのだと思います。




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