Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育ということ

2023年06月25日 | Weblog

教育を良くするということは、

自分を良くするということである。

自分も成長させることができないのに、

他人様を成長させられるわけがない。

教育というものを、

あたかも自分の外にあるもののように

捉えている人も多いようだが、

結局は、自分自身のことでしかないのだと思う。

教育を良くしたいと言っていて、

自分が良くなる努力を必死でしていないのであれば、

それはホラを吹いているのとたいして変わりはない。

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やりたいこと

2023年06月23日 | Weblog

人間としての品位。

日本人としての矜持。

これらを大切にしたい。

これらに照らし合わせて、

やるべきこと、やるべきでないことを

決めて行動したい。

損得ではない価値基準で判断し、行動し、

誇り高く人生を歩んで行きたい。

 

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「敬」

2023年06月20日 | Weblog

「敬」という心の働きが失われたことが、社会に様々な問題を引き起こしているのかも知れません。私は、そう感じています。

『論語』に次の一節が見られます。

「今の孝は、是れ能く養ふことを謂ふ。犬馬に至るまで、皆能く養ふことあり。敬せずんば、何を以て別たんや。」

(訳)「子遊が孝についてたずねた。孔子が言った。「このごろの孝は、衣食などを整えて、親を十分に養うことをさしている。しかし、人間は、犬や馬でさえ食物を与えたりして、これを十分に養っている。もし親を敬う心が欠けていたら、犬馬を養うのとどうして区別できようか」と。

大人にも子どもを敬う気持ちが必要です。なぜなら、子どもたちは、未来を担う大切な人財であり、私なんかより、はるかに立派な人間になる存在だからです。

両親や祖父母を敬う気持ちも大切ですし、お年寄りを敬う心も大切だと思います。人生の先輩方であり、その方々のご苦労の上に、今の自分は存在していると思うからです。

今が未熟だとか、今が歳を取って忘れることが多かったり動作が遅いから、敬えないと思うのでなく、自分の心の中に「敬」の心を持ち続けることが大切なのだと思います。

互いに人を敬う気持ちがないから、人を見下したり、虐待したり、いじめたりということが、頻発するように思います。

男女の間にも相手を敬う気持ちがなければ、家庭も安定しなくなっていくと思います。

「敬」という概念があれば、人を殺したり、いじめたりは出来ないはずです。

古臭いと言われようとも、私は「敬」という考えを大切にしたいと思います。

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心の極北

2023年06月19日 | Weblog

苦しいとき、辛いとき、悩んだときに、私を支えてくれるのは、先人の言葉たちです。

吉田松陰先生の言葉、森信三先生の言葉、中江藤樹の言葉、下村湖人の言葉、孔子の言葉、etc.

多くの言葉たちが、私を励まし、私を支えてくれます。

多くの人たちは昔の本を古臭いからという理由で、読まなくなっていると感じます。

また読みづらいからというのも理由だと思います。

では、いったいどんな言葉に皆は支えられているのだろうかと訝しく思うのは、余計なことですが、命がけで生きた先人たちの言葉は実に揺るぎなく、心の極北となるものだと思います。

私は先人たちの言葉に学び続けたいと思います。

 

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15周年

2023年06月19日 | Weblog

6月24日の、バッカーズ九州寺子屋の15周年へ向けて、卒塾生の動画を送ってもらっています。

内容は、近況報告や、バッカーズ九州寺子屋の活動で印象に残っていること、バッカーズ九州寺子屋とは、あなたにとって何だったのか。また、やり残したことは何か。など、様々です。

卒塾生たちが、質問に答えて話してくれている内容が実に深く、感慨深く聞かせていただきました。素晴らしいです!

少人数にしかお願いしていないので、20周年の時には、もっと皆さんの声を集めていきたいと思っています。今回、声をかけなかった皆さんも、次回、よろしくお願い致します。

今、バッカーズ九州寺子屋から距離のある卒塾生や保護者の方もいらっしゃるかと思います。

しかし、何があろうと、私は皆さんに対して同じように応援を続けていきます。揺るぐことのない私の気持ちです。

そして、伝えたことは、何十年と時が経っても、いや、時が経つほどに、必ず心に強く意識されるものだと思います。

その意味で、私は、全ての卒塾生の皆さんに対して、大きな信頼を寄せ、また、期待をしています。

それぞれの場所で頑張りましょう!再会を楽しみにしています。

 

 

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迷惑な

2023年06月18日 | Weblog

迷惑メール、迷惑電話、

詐欺メール、詐欺電話の類いが多い。

こちらとしては無視するだけの話だけれど、

それをやる人たちの心情はどのようなものかと思う。

悪しきことをすれば、悪しき結果が返ってくる。

良きことをすれば、良き結果が返ってくる。

因果応報です。

迷惑電話、迷惑メールをやるような心の人たちと

永遠にお付き合いすることはないと思うけれど、

自分の心の闇が、自分自身を苦しめ、

自分の輝かしい未来の可能性までをも奪っていることに

早く気づいて欲しいと思います。

 

 

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私の思い

2023年06月17日 | Weblog

若い頃、新しい理想の学校を作りたいと思ったことがないと言えば嘘になります。

しかし、学校教育とは、教師1人1人の言葉と行動でしかないということに気がついてから、そうした夢想はやめました。

今の自分にできていないことが、新しい箱物が出来たからといって、急に出来るようになるわけがないと思うからです。

私という人間でさえ満足に育てることの出来ない私に、また、後継者1人、満足に育てることのできない私に、大した教育ができようはずがありません。

さらに学校という所は、多くの先生方と共に教育をする場所ですから、自分自身の教育さえ覚束ない人間に、教師を育成することなどできようはすがありません。

私に出来ることは、私という人間を磨き続けること。そして、子どもたちと共に学ぶこと。それだけなのです。

その小さな一歩を、力強く信念を持って踏み出し続けることが、いつの間にか、私たちの教育を偉大なものにしてくれるのだろうと思っています。

 

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バッカーズ九州寺子屋15周年

2023年06月16日 | Weblog

いよいよバッカーズ九州寺子屋15周年祝賀会の日が、

近づいてきました。

今回は保護者の方のみが対象の、

支援者の皆様方への謝恩の会ということで

保護者親睦の会の皆様に計画を進めていただきました。

わずか30日間ほどの学びなのに、

10年以上を経てなお、

交流を続けて下さる皆様に、

心からの感謝と敬意を表します。

まだ、お申込になられていない方も、

是非、ご参加下さい。

ご連絡をお待ちしています。

楽しいひとときを過ごしましょう!

 

 

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「まぁ、騙されたと思って」

2023年06月13日 | Weblog

バッカーズ寺子屋、バッカーズ九州寺子屋、志学舎

これらの教育はわかりにくいものなのだろうと思います。

既成概念にないものだからであり、

わかっているようでわかっていないことに

真っ直ぐに立ち向かう教育だからです。

だいたい、

「聴く・読む・書く・話す」ことを学ぶと言っても、

なーんだ、そんな当たり前のことを馬鹿馬鹿しい、

と思われるのが関の山ですし、

自然体験活動と言っても、

キャンプを想像されるぐらいでしょうし、

「志」と言うと、古臭いとか、堅苦しいとか、

右とか言われるしかないものになっているので、

私の真意は時間をかけて伝えなければ、

全く伝わらないだろうと思います。

また、子ども扱いしない厳しい教育でもあります。

しかし、塾生たちは、

「楽しかった!」「卒塾したくない!」

「成長できて良かった!」と言っています。

体験したことのない人には、

「もう、わけがわからない」

と思われるしかないと思います(笑)。

私たちが行っている教育は、

価値観を押しつけたりはしない、

自由闊達で伸びやかな教育です。

その中で自己が確立され、自信が生まれ、

チャレンジする意欲が生まれます。

また、自己肯定感も、

異なる他者を受け入れる心も育まれます。

そんなことは誰も想像しないので、

一年間(33日)での成長に、

保護者の方も驚いて下さいます。

だから、私の教育へ誘う言葉は、

「まぁ、騙されたと思って・・・。」(笑)

ということにならざるを得ないのだろうと思います。

 

 

 

 

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卒塾式

2023年06月12日 | Weblog

バッカーズ九州寺子屋14期生の卒塾式が終わりました。

皆さん素晴らしい成長をしてくださったと思います。

これで私が塾長を務める3つの寺子屋の卒塾式が

すべて終わりました。

終わりは新しい期の始まりでもあります。

しかし、卒塾式が終わると、

いつも祭りの後の、

寂しさと虚しさを感じます。

本当にこれで良かったのだろうか。

もっと私に出来たことはなかったのだろうか。

もっとこの子たちにとって

大切なことはなかったのだろうか。

学ぶ内容の選択は正しかったのだろうか。

反省は尽きません。

救いは、まだ、関わらせていただく時間が

無くなってしまったわけではないということです。

私の人生の時間と引き換えに、

皆の人生に、何かをプレゼントできたらと思います。

そのためにも私は更に自分を磨き続け、

生み出す1時間の学び、

一言が与える力、

その他、

自分という教材の重みを増し、

教育の精度を上げていかなくてはなりません。

教育が良くなるということは、

自分という人間が良くなることでしかないのです。

誰かや何かに文句を言う気持ちなど、

とうの昔に無くしました。

願いは、出来るだけ純粋に、

私が私の理想とする教育に

全身全霊で打ち込める体制を確立することです。

 

 

 

 

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