Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

情報化社会

2011年09月30日 | Weblog
情報化社会。

・・・ではありますが、
あまりの情報量に辟易とすることがあります。

メールなども、
のべつまくなしに飛び込んできます。

重要な仕事のメールもあるので、
電源を切っておく訳にもいきません。
否が応でも見ることに時間を割かれます。

現代人の思考が深まらず、
自らの確固たる哲学を持ち得ないのは、
また、深くきめ細やかな情緒を持ち得ないのは、
静謐な沈黙の時間を失ったからなのかもしれません。

昔は恋文だって、
手紙でしたから、
受け取る方にも届くのを待つ時間がありました。
また、送った方も、相手に届くまでに、
受け取ってくれる瞬間の姿と心の動きとを
夢想する時間がたっぷりと許されていました。

そして、封を切って、
相手の息づかいの感じられる手書きの文字が、
目に飛び込んできたときに、
様々な感情の交流が生まれていました。

また、特攻隊で亡くなられた方々の遺書は胸をうちますが、
それがパソコンで打たれたメールであったなら、
おそらく心に響くことはないでしょう。

誰でもがワープロで活字に手軽にできるということは、
手書きの文字には確かにあった、
人の温もりを奪い去りました。

安易にすぐに相手に送信できることは、
言葉を選び抜くための
思考と感情の深まりを奪い去りました。

もちろんプラス面も沢山あり、
私たちはその恩恵に浴しているのです。

しかし、今、ハイテクの時代だからこそ、
私たちは丁寧に丁寧にローテクの時間を
過ごした方が良いような気が私にはしています。
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本質は遠因にあり、遠因は自己の中にある

2011年09月30日 | Weblog
「本質は遠因にあり、遠因は自己の中にある」

今朝、車を運転していて、
ふっとそんな言葉が頭に浮かびました。

何のことはない、
私の前の車が随分ゆっくりと運転していて、
信号一つ、余計に待たなくてはいけないことになってしまったのです。

右折信号を曲がって都市高速に乗るのですが、
7:00を過ぎれば料金が、
540円から600円に変わってしまうので、
もし、信号一つのために7:00を回ってしまえば、
私は貴重な時間のみならず、
お金までも失うことになってしまうのです。
(仮定の話ですが・・・。)

しかし、
目の前の車に文句を言っていても始まりません。
自分があと一分家を早く出れば良かっただけの話です。

問題の本質は、
私自身の自己管理の甘さや、
ぼんやりした時間を過ごす習慣が、
多少なりとも私に残っている弱さに、
大きな問題があるのです。

こうした意識の切り替えができないことが、
ビジネスシーンでも様々な問題を引き起こしているのではないかと、
ふっと思いました。

目の前の事象にとらわれ過ぎたり、
「相手が悪い!」という考え方から抜け出して、
自分を深く内省していくことこそが、
新たなシーンを切り開く力となるのだと思います。

以上、未熟な人間の、
たわいない日常の一コマからの、
たわいないコメントでした。(笑)









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塾生との会話

2011年09月26日 | Weblog

塾生 「昨日、僕、すごく怖い夢を見ました。」



私  「へぇ~、どんな?」



塾生 「山姥がものすごい勢いで追いかけてくるんです。」



私  「ほう、そりゃあ、恐怖だったね。」



塾生 「いよいよもう駄目だと思って、ふっと振り向いたら、母でした。」



私 「・・・・・。」 「お母さんに言いつけてやろうっと♪」
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ついでに思ったことは

2011年09月11日 | Weblog
政権が変わるたびに、
各雑誌は、
政治家たちの過去の瑕疵を暴き立てようとします。

しかし、どんな人間も、
失敗し、挫折し、
そこから成長していくものではないかと思います。

たしかに、ある程度の年齢や立場になると、
世間の厳しい目にさらされるのも事実です。

しかし、私は、できるだけ、
温かい目で、人を見守り続けていたいと思います。

少なくとも、その人が努力を続けていると知る限りは・・・。
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言葉の力

2011年09月11日 | Weblog
また、大臣が辞任されました。
また、「言葉」の問題が原因です。

残念ながら、政治家の「劣化」
というにふさわしい現象だと拝察しています。

「言葉」は「心」です。

何とも誤魔化しようがない。

その背景には、
おそらく、付け焼き刃ではどうにもならない、
「学び」の問題が横たわっているのだと思います。

子供の頃から「四書五経」に親しみ、
長じては、腰に刀を下げて生きてきた、
明治・大正・昭和初期の世代と、

大人になってから付け焼き刃で人間学を学んだ、
昭和後半から平成の世代とでは、

明らかに、言葉の深さや重みや温もりが違っていると思います。
その世界観や哲学が違っていると思います。

政治家だけの話ではありません。
評論家にせよ、教育者にせよ、みな同じです。

いったいどうすれば、
世界のリーダーたちと伍していく人間力が育つのか。

私は手探りで、可能性を探ってみようと思います。
どうすれば、深い心の人となることができるのかを。







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卒塾生の姿

2011年09月09日 | Weblog
ブログが滞っていてすみません。
今、教育活動に没頭しています。

明日は福岡雙葉学園の「親心の学び舎」
第2期目のスタートです。

なんと!リピート率が高く、
講座の中身を再検討しなければと頑張っています。

また、来週は、ある私立大学で、
言語力の講座を担当します。
一気に言語力・思考力を伸ばしちゃおう!
という試みです。

だいたいの所は、既に実践してきた内容なのですが、
さらに精度を上げようと奮闘中です。

今日は会社に泊まり込みになりそうです。
昨日も二時に帰って七時にはまた会社に来ていたので、
家に帰る時間がもったいない感じです。
(な~んて書くと家族に怒られますね。)

ところで、先日、
バッカーズ九州寺子屋の講座に、
卒塾生が遊びに来てくれました。

一緒に講座に参加し、
スピーチもしてくれ、
とても有意義でした。

とにかく、力が着いている!!

ロジカルに考え、
心に伝わるコメントを的確に発信していく
卒塾生の姿に、感動すら覚えていました。

やはり、みんなと一緒に学べて良かった!
改めてそう思います。

学校教育の中での付き合いでは得られなかった、
人間同士として学びあい高めあう教育の姿が、
ここバッカーズ寺子屋には確かにあると実感しています。

卒塾生たちは、必ず社会の中で素晴らしい活躍をしてくれます。
その日を楽しみにしています!!




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